「血」と「こころ」と「いのち」の流れと。その2 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


前回のお話からのつづき。
↓  ↓  ↓
『「血」と「こころ」と「いのち」の流れと。その1』


■血液は原始の血液。

海水から栄養や酸素を取り入れていて1個の細胞で生きていた単細胞生物から、細胞が集まって多細胞生物になる。
そして、中心にいる細胞に海水を届けるために水管というものができる。

これの一番最初の形に近いのが、「海綿(カイメン)」っていう生物。
天然スポンジの原料でもある。


ただ、外から海水を取り入れたまま全身に巡らせていると、バイキンや危険なものまで入って来ちゃう。
それではいけないってことで、体内と体外がわかれて切り離されていくようになるんだよね。
いままではただ単に外から海水を取り込んで流してた管だったのが、海から切り離されて血管に変わっていく。

そして、より効率的に全身に酸素や栄養をを届けたりできるように、赤血球などの血液細胞ができて、いまの血液ができていく。

いまの海水はしょっぱいけど、昔はしょっぱくなくて塩分濃度が0.9%くらいだったんじゃないかと言われてる。
これは血液の塩分濃度とほぼ同じ。


つまり、原始の海水がそのまま体内に閉じ込められたものがいまの血液なんだよね。


■細胞は血液が届かないと、怖い。


1個の細胞で生きてる細胞にも「いのち」はあるよね。

その1個の細胞が集まってできた多細胞生物は、「いのち」の集合体でもある。
これは、ぼくら人間だって同じなんだよね。


1個の細胞で生きてたころも、ちゃんと生命の本能は備わってた。


生きたい。という『自己保存』

子孫を残したい。という『種の保存』



「いのち」とともに本能があり、本能が「こころ」の原型であるのなら、ぼくらをつくる細胞ひとつひとつもその記憶を持ってるんだろう。


単細胞生物が、安心・安全を求めて多細胞生物に進化をしていったのだから、人間にある60兆個の細胞もやっぱり安心・安全を求めてる。

血液を全身に届けるのは、ひとつひとつの細胞に対する約束事。

ひとつひとつの細胞だって、血液が届かないと怖いよね。
血流が届かなければ1個1個の細胞が十分な活動ができないし、死の危険にさらされちゃうってこと。

だから血流が届かないと、ひとつひとつの細胞はやる気がなくなったり、不安を感じたり、イライラしたりする。
もちろん、人間が思う感情と全く同じではないだろうけど、それが何億何千億、何十兆個の集まりとなるのだから、影響を与えないわけがない。


漢方では、
血流が作れないと「やる気がなくなる」
血流が不足すると「不安になる」
血流がめぐらないと「イライラ、情緒不安定になる」

とされてる。


実際に相談をしてるとまさにそう。
どれだけ血流が「こころ」に影響を与えていることか。


しかも、このときの感情って
例えばお金がないとか、離婚の危機に瀕してるみたいな明確な理由がなくて、漠然としてるんだよね。
体から出てくる感情。
体から作り出されてる感情。


生命の誕生からの流れを考えたら、きっとそれは自然なこと。
体からわきあがる感情というのは、ひとつひとつの細胞が作り出してるものの集合体なんだよ。

だから、血流はめちゃくちゃ大事。


ということでつづく。




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