「期待しない」とか、できない。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


「あきらめた時にできる。

そんな話をよく聞くけど、

あきらめられません。




期待しちゃいけないって思うけど、

治療してると

やっぱり期待しちゃいます。









カウンセリングの時に、

よくそんなことを言われる。









そうだよねー。

あきらめられないし、

期待するよねー。






















ぼくは、

妊娠を望むこと、

妊娠を期待すること。

それ自体が悪いことだとは思わなくて。

自然なことだと思うんだよね。







だって、

ほしいんだもの。

望んでるんだもの。









それは、自然な気持ちでしょう?








だから、





希望や期待そのものをなくす必要は

ないんじゃないかなー。





それに、

自分の感情を否定しなくていいと思うんだよねー。










ただ、










「妊娠すること」

そのものが目的になってしまうと、

ちょっと違うような、

そんな気がするんだよね。








だんだん結果が出ないと、

求めているものが手に入らないと、

「ほしい」という気持ちが強くなって。






執着というか、

妊娠そのものに囚われてくることって

あると思う。













こないだもね、

カウンセリングの時に、

「期待しないとか、できない」

って話されているのを聞きながら、

ふと思ったんだよね。







それで、聞いてみた。









こどもができることって、

自分にとってどういうこと?

どうして、妊娠したいの?」








一瞬、

えっ?という顔をされて、

ぽつりと言われたんだよね。











「そんなこと、考えたことがなかった・・・」















以前はぼくも、

子孫を残したいというのは、

生物の本能だから、







妊娠に対して理由や意味を求めるのは意味がない。








そんなふうに思ってたんだけど、

最近は、ちょっと違う。











結婚する人、しない人。

こどもを持つ人、持たない人。







いろんな状況、

いろんな価値観がある中で、

本能だけで生きる動物じゃないのだから。





そこには、やっぱり

その人、その人の





「なにか」






があると思うんだよね。






だって、

人間だもの(笑)













心屋仁之助さんが、

こんなふうに書かれてた。





「結婚してる人は結婚することで学び、

結婚しない人は結婚しないことで学び、


子供がいる人は子供がいることで学び

子供がいない人は子供がいないことで学ぶ



ただ、それだけのことでよ。

良い、悪い、の話じゃねーんでよ。



あんなおばはんでも

結婚して子供がいて愛されてるし(笑)



容姿とか能力とか才能とか性格とかの

問題じゃねーんだわ。



成功して不幸になる人もいるし

そんなの全く関係なく、

貧しくても楽しく暮らしてる人もいる。




いろんな知らなかったものの見方や考え方を通じて

「知らなかった自分」「新しい自分」

「知らなかった幸せ」という

「ある」に気付こうとしているゲームなのだわ。」










そうだよねって思う。










いまの、

そのまんまの自分。

その自分自身の「ある」を、

みつけていきたいよね。







自分で進まないだけ? かもしれない