発症前後
12月前半のことでした。金曜日に仕事を終え、軽く飲んで帰宅しました。翌朝起きると体がものすごくだるいし寝不足なのです。この時、だるさは寝不足によるものかと思っていました。しかし、睡眠時間は足りているし熟眠感(疲れが取れ脳がリフレッシュされる)がほぼなかっただけでした。土日の予定は全てキャンセルしてひたすらベッドにいました。しかし、眠れないのです。うんともすんともしないうちに月曜日がやってきました。そこからだましだまし、仕事を続けていましたがすぐに限界がきました。睡眠時間は4時間を切るようになっていたのです。メールを読んでも内容が理解できず何と返信していいかわからなくなってしまいました(思考力の低下)。朝から晩まで机に座っていても一向に返せないメール。電話で取引先と話しても自分が何を話してるかわからないし、相手の言っていることも理解できませんでした。こんな状態で仕事が捌けるはずがなく、内科・心療内科へ行きました。心療内科の医師に症状を伝えるとすぐに診断書を書いて貰い、引継も全くせず即休職となりました。あの時は引継ぎをする能力も残っていませんでした。もはや自分が持っていた案件の状況も誰かに伝えられるような状態でなかったのです。そこから会社に行くことができていません。休職当初は実家でゆっくり休めば良くなるだろうと思っていました。しかし、それは大きな間違いで、本当の地獄はここからはじまったのでした。