夢の舞台
新聞に掲載されてしまったので恥ずかしいですが書きます。今週月曜日、フリースタイルモーグル全日本選手権秋田田沢湖大会から帰ってきました。高知から400キロの京都へまず車移動、そこから全日本常連の鈴木亮君家族と一緒に1000キロの旅!総計片道1400キロ!初めての秋田県です。こんなことでも無いと、遠く離れた秋田県へ行くことはまずありません。到着した田沢湖会場は毎年ワールドカップ田沢湖大会の行われている会場で、今回も翌週開催です。まったく同じスペックのコースは一言・・圧巻です!!出足から32度の急斜面で1エアの落差ハンパない!!しかも、みんな凄い距離飛ぶのでランディングゾーンが見たことないくらい広くて遠い!ボクの飛距離だと1エアのランディングゾーン内フラットで2ターンは必要です(^^;)この暖冬雪不足は,秋田でも同じでこの日も雨、雪を集めてメンテナンスするコーススタッフの皆様の手作業で成り立っています。ありがとうございます!!二日間かけて、入念に公式トレーニングという練習走行を行い、いよいよシングル戦本番は土曜日!ナショナルチームの皆さんは来週のワールドカップへの前哨戦でもあるし、選考ぎりぎりの選手たちは人生のかかった、大切な全日本選手権です!その夜、温泉に入り、そして眠りに着きましたが、夜中目が覚めてなかなか寝付けなかった。夢にも描いてない全日本選手権に明日、ほんとに自分が出るのが信じられなくて。不安というより、正直ワクワクした遠足前日小学生状態なのです・・・本番当日!足の疲れもなく万全!不安は持病のめまいだが薬で対応しても改善しないし、結局1ヶ月治らないまま今日の日を迎えてしまった。コース状況も自分なりに入念チェック!先週のアメリカでのワールドカップ優勝、堀島君の自信に満ち溢れたターンをしっかりと見る余裕も実はありました。彼は凄い!!シード選手の後のスタートの中では早いほうで37番スタート。待ってる横で上位選手のコーチ、小笹さんが「梅原さん!横に付いてスタート行きましょうか!」と、心強い一言。嬉しかったです。ボクみたいな3流選手のサポート、入念に足の筋肉緩めるマッサージ、ビンディングチェックをして頂きました。ありがとうございます!スタートに立ち!全貌を眺めながら、いよいよ自分の歴史が変わる瞬間が来るのを感じました。小笹さんは、気合を入れてる私にそっと。「梅原さん、まだ落ち着いてリラックスしててください」とアドバイスくれました。そして、真上の空を眺めて。祖先や親、チーム員、お客様、全てのみなさんに・・ありがとう!!と、思いました。瞬間に!「さぁ!集中してください!!」と小笹さんの声で気合を入れなおして!!スタート!!いつもの無音が続き・・気がついたときにはゴールしていました。正直、こんなに気持ちのいいゴールは初めてでした。さくさんの方からお声もかけていただき、もうゴーグルの中は感無量で泣きそうになってました。いや・・泣いてたかもしれません。もちろん滑りは鈍足でいいものではありません。ただ、降りてきただけ。モーグルを始めて30年。選手を始めて19年。嬉しくて嬉しくて。今日まで支えてくれた家族、お客様、みなさんに感謝がこみ上げてきました。ありがとうございました!!!