これはとある夜、名もなき一人の警察官の心理描写を描いた物語である。
________________ は じ め ________________
「名岐バイパスを愛知県に少し行ったところに、あいつら2人が出没する店がある。」
「そこで10日に1度、ヤツらは大規模なブツの取引をしている。」
ひいきにしている情報屋から妙なタレコミが入ってきたのは1週間ほど前。
その情報を得てからというもの、オレは夜な夜な張り込みを続けていた。
「懸賞金9,000ベリー 早打ちのガンマンTAK」
「懸賞金12,000ベリー ジンバックのWakky」
そう、ヤツらは悪名高き“黒パブ海賊団”の、泣く子も黙る凶悪コンビだ。
そしてある店を使い、ブツの取引をしているというのだ。
にしてもあの情報屋も肝心なところがなっちゃねぇ、
「いつ取引があるのかは、オレの命に関わるから口が裂けても言えねぇ」
だってさ。
お陰でここ数日、オレは夜も眠らずその店を張り込むハメになった。
「さて、今日も一宮市の木曽川町にある
【ビリヤード&ダーツ ランチ・バナード】で張り込むか。」
「それにしても気味の悪い夜だ。」
静まり返った丑三つ時、
頭上の満月には雲がかかり、生ぬるい風がオレの頬をかすめていく。
まるでホラー映画に出てくるような不気味な夜だった。
こんな夜には決まって悪いことが起こる。
そう思ってしまうほど、その夜は禍々しく妖艶な雰囲気を醸し出していた。
「・・・、ヤツらの紹介をしてる間にもう着いちまった!」
岐阜を出て程なく、オレはその店にたどり着いた。
「間違いねぇ、この店だ。」
いつもながらヤバい匂いがプンプンするゼ!」
・・・
「おっと、こいつを忘れちゃいけねーな。」
オレは車のダッシュボードに入れてあった
10年来の相棒、ワルサーP38を懐に忍ばせた。
コイツはオレが絶対の信頼を置いている相棒だ。
オレの背中を預けられるのは、コイツ以外他にいない。
「お前と一緒に、今まで数々の修羅場を潜り抜けてきた。
今日もヨロシク頼むぜ、相棒!」
オレはヤツらと、その取引現場を押さえるべく、店内へと入っていった。
時計の時刻は夜の2時45分を指していたが、
店内には数名の客がおり、それぞれビリヤードやダーツを楽しんでいた。
その中には店のオーナーらしき人物も混じっており、
ビリヤードを客に丁寧に教えているようだった。
「お前ら、オレに触れると血を見るゼ、ジャマすんじゃねーぞ」
これから起こるであろう大捕り物を前に、
オレは心の中でそいつらの無事を願ったのだった。
そして、注意深く奥へと足を進めたのであった。
・・・
店内の角、人目につかないところに、何やら怪しい素振りを見せる2人組がいた。
他の卓とは明らかに雰囲気が違っている。
wtkt
「いた!間違いねぇ!!」
あのナイフのように鋭い目つき、
間違いなく、黒パブ海賊団、ジンバックのWakkyだ。
さすが人を何十人もヤってきた独特の目つきだ。
「アイツの警戒網はハンパねぇ、
まるで目ん玉が後ろについてるみてーだった」
って以前にヤラれた上司が死に際に言ってたな。
警戒されるといけねーから、目は絶対合わせられねぇ。
しかし、あの目つきからすると、
間違いなく今日、この場でブツの取引があるのだろう。
・・・
やはりもう片割れは、黒パブ海賊団、早打ちのガンマンTAKのようだ。
「あれは・・・」
トレードマークのスミス&ウエッソンM19コンバットマグナムが、懐から見え隠れしている。
そういえばヤツは1回で何発も弾を撃つことができるらしい。
「おおよそ、それは到底人間がなしえることのできる芸当ではなかった!」
今際の間際、ヤツにヤラれた人間が必ず口にする言葉だそうだ。
今日、ヤツにあの銃を握らすわけにはいかない。
・・・・・「あっ!!!」
「今、ヤツがマッセの時、ビリヤードのキュウ先に付けた青い粉
あれこそブルーパウダーに違いない!」
それは、悪魔が創造したとされる、
人間を快楽と欲望の底へと誘う究極のドラッグだ。
「フフフ、やったぜ、とうとう見つけたぜ、証拠を!」
証拠を握ったオレは身体をかがめ、
ほふく前進の恰好で、恐る恐る、しかし確実にヤツらとの距離を1歩1歩と縮めていった。
「警察だ、署までご同行願おうか。
フフフ、無駄な抵抗はよせ。
お前の背中にあたっている冷たいものが何か分かるだろう。」
さすが、オレと相棒ワルサーP38のコンビだ。
今回も息がピッタシだった。
TAK「え、何で?」
「とぼけるな、黒パブ海賊団
その青い粉が何よりの証拠だ」
Wakky「クロパブカイゾクダン?何それ??」
「ええい、とぼけるのもいい加減にしろ。言い訳は署で聴こうじゃないか。」
Wakky「人違いではないでしょうか?
確かに私たちはWakkyとTAKと申しますが、
そんな変な宗教団体みたいなのに所属しておりません。」
「そ、そんな・・・ではその青い粉は何だ!?」
TAK「ただのチョークですが、何か?」
「ホワット!?」
qあwせdrftgyふじこlp
Wakky「何だこのなりきりオヤジは・・・行こ行こ」
TAK「せやな、マスター帰るわぁ。いくら?」
・・・・・
その夜、オレは誤認逮捕というとんでもない間違いを犯しそうになった。
次の日、オレは所長に辞表を提出した。
悲しいことに、誰からも呼び止めの声はかからなかった・・・・・・。
________________ お わ り ________________
(* ̄Д ̄)y-~~~ ふう、
「岐阜って風営法の規制が厳しすぎるんじゃなかろうか!?」
① 大分前、パチンコ屋のイベントがなくなった。
⇒イベント機種、札台がないから、以前より勝ち辛い!(#゚Д゚)ノキェェィ!!
② 2,3年前、ゲームセンターが24時で閉店するようになった。
⇒その結果、いきつけのゲーセンとか、数店舗ツブれてしまったよ。(´;ω;`)
③ 雀荘もよく手入れが入るのか、夜中からの入店が面倒になった。
⇒客としてはどうにせよ打てるからノープロブレムだけど、店の人は大変そうだね。 (;¬_¬)
④昨年末から今春にかけて、記憶に新しい風俗店一斉取り締まり。
⇒駅裏はいいんですね、柳ケ瀬は閑古鳥ですよ!(´・ω・`)はぁ~
健全な県にしたいんかもしれん、
そっちのほうに金が流れんようにしたいんかもしれん。
腐った若者社会を思ってのことかもしれん。
でも・・・
娯楽って必要よ。
欲望のはけ口って必要よ。
生物としての本能のようなところをあんまし規制されすぎると、
より凶悪犯罪が増えるって聞いたことあるし、
結局もっと闇へ潜るだけなんだし・・・
タイとか、ジャマイカとか、オランダとか
みーんなHAPPY
ってのも悪くないんでないかい。
って思う。
んで、前置きがなんでヘンテコな物語だったのかって??
それは夜遊ぶところがなくなったから愛知県に出て行っているからですよ。
そして本格的な店としては岐阜から一番近いと思われる
夜も遊べる「ビリヤードのお店」を今日紹介するためだったからですよ!
____________________________________
ビリヤード&ダーツ
RUNCH BERBARD ~ランチ・バナード~
所在地/愛知県一宮市木曽川町黒田九ノ通103-1
TEL/0586-87-2245
____________________________________
written by wakky
























