お別れ。今まで僕は人の死をこの世の卒業と捉え「おめでとう、お疲れ様でした」って笑顔で送り出せた。でも今日は僕が撮影した遺影の笑顔を見た瞬間、膝から力が抜け、立っていられないくらい寂しさと脱力感を感じ、その場に倒れそうになった。「また世界のどこかで」そうやって言うのが精一杯だった…