時計の針が進むのが早い。
あっという間に、もうすぐ移住してから2年が経過。

今も変わらずモンブランの麓の町で、元気に生きているよ。


色々あって、ブログもちょいとさぼり過ぎた。
楽しみにしていてくれた人には、本当に申し訳ない。
40歳になり、ちょいと昨年末に×もつき独身に戻ってしまい、、。そんな、未来を考え直すタイミングだから少しブログを書こうかな。

来月には2回目のビザ更新。
フランスの役所手続きは、本当に書類が多くて面倒。
もう少し電子化すればいいのにとは思うけど、そうすると役所仕事の雇用も減ってしまうのかな。

200hのフランス語学校も無事に卒業したはずだけど、証明書が来ないから役所にメールを何度もして、電話をして折り返し待ちだけど、相変わらず連絡がない。
そういう所もフランス。

日本は本当に対応がしっかりしているよ。
移民だし言葉が不自由だし、フランス人の対応も様々だから苦労はするイメージ。

フランス語の上達具合はというと、、。うーむ、全然しゃべれない。。
どうせ翻訳ツールもあるし、資格試験、英語勉強とかと同じで勉強すればすぐにどうにかなるだろうと甘え
自分の悪い癖だね。そろそろ、最低限はしゃべれるようにしておかないと何の為にフランスに来たのか分からなくなってしまう。

現地の友達は沢山出来たよ。
でもシャモニーは特殊な町で、イギリス、アイルランド、スウェーデン、東欧からの移民も多いから実はほとんど英語が通じる。
フランス語を教えてくれている、フランス人の高校生も、ロシア人のおばさんも英語がペラペラ。。
少しは勉強しないとね。

生活はというと、5,6時間しか寝てなかった人が7,8時間平気で寝ている。
レストランの長時間労働で疲れているのかもしれないけど、体調はいいよ。
体を動かしているから、かなり健康的な生活をしている。

日本では付き合いも多く食べ過ぎ、飲み過ぎの日々だったのが、
フランスではコンビニはないし、夜の10時には閉店するレストランがほとんど。スーパーは朝の8時半からオープンするけど、21時前には閉まる。
コレステロールの数値が悪化していた日本から、フランスに来る事は体調管理的にも必要な時間だったのかもね。

お酒も赤ワインをメインで飲んでいるし、飲みすぎなければやっぱり健康にいいらしい。
バター、チーズを好んで食べるフランス人なのに、肥満の人が少ないのは赤ワインを飲んでいるからだとコレステロールの関する本で読んだ事がある。


ワインは、1本2ユーロから売っているし、10ユーロも出せばそれなりに美味しいワインが飲めるから本当に嬉しい!
ワイン、チーズは日本と比べると本当に安くて美味しい♪
それにシャモニーでは、キノコを頑張って探しに行けば、ポルチーニ茸が採れるしね。


キノコ採りとか、自然の恵みを食するのは本当に楽しい。
これで海もあったら、最高なんだけどね。


健康面で言うと、移住した当初に関節痛になっていた手の指も今は問題なし。

空気が乾燥しているから、変な話タバコの匂いも犬の糞の匂いもあまり気にならないけど、水分不足には注意が必要。
仕事中、忙しくて水分を取らずに仕事していると、夜中に足がツル事が多い。
酷い時は両足共、ふくらはぎのみならず太ももや足首までツッてしまい、本当に泣きそうな夜を過ごす事がある。
そういう所は、2年近く経っても体が自然と適応はしてくれていないから未だに水分には気を付けている。


でも、シャモニーは本当に過ごしやすいよ。
標高1000メートルの高地だから蚊もいないし、ハエも少ない。
台風や地震もないし、湿度で体がベタベタする事もほとんどない。
夏でも扇風機、エアコンも必要がない。
シャモニーの自然環境で残念なのは、山に囲まれている為に朝日、夕日がほとんど見れない。
山が少しだけ赤く染まるぐらい。



まあ、標高が高いから星は凄く綺麗に見えるけど☆
日本の2018年はいつになく異常気象だったね。。
でも、だから忍耐強くて協調性のある国民性になるのかもしれない。

フランスは個人の自己主張がやっぱり強く感じる。
好き嫌いははっきりしているから、無駄な人付き合いもしないと聞いた。
離婚する人も多いし、すぐに新しい恋に突き進むみたい。(人の事は言えないけど、、。)

労働や休みに関するストライキも多い。
自分の権利はしっかり守るという感じかなあ。
話を聞いていると働かないフランス人も凄く多いようで、3か月働くとすぐに辞めて失業手当をもらって生活するみたいな話はよく聞く。
低所得者には、安く住居が提供されたりと優遇される制度が多い。
そうなると、みんな保守的になり大して働かなくなるような。
正直あんまり好きではない。

凄く働いている人と、そうでない人の差も激しいのかもね。
その割に自己主張は、みんな強いってのがフランスの文化なのかなあ。

俺がこの先ずっとフランスに住むとしたら、年の半分ぐらいだけ働いて後は失業手当で生活して、別のルートで日本で収入を得る仕組みを考えるかも。
それが一番時間的には効率が良いだろうし。

フランスは日本と比べても平均年収が低くて、生活もイメージをしていたものとは大分違う。
まさか、毎食フレンチのコースをレストランで食べる訳もなく、フランスパンにバターとジャム、チーズを食べるってのが
普通の食事。外食なんてお祝いの時だけとの事。
食事も保守的で食べる物が毎回同じって話もよく聞く。

食については、よっぽど日本の方が美食の国だと思う。
実際にアラン・デュカスとか、ミシェル・ブラスとか名立たるフレンチのシェフは、刺激や新しい発想を得る為に日本によく足を運んでいる。

それぐらい誇れる食文化が日本にはある。
去年、日本に帰った時に食べた肉寿司も美味しかったなあ。
シャリにウーロン茶を使っていたりして、上手く肉の脂とバランスを取っていたのが印象的だった。


やっぱり、料理も日本かなあ。ってよく思ってしまう。
教えてくれた寿司の師匠達の料理センスは、本当に凄かったからなあ。

仕事について正直な話をすると、職種も違うから労働時間は前職の2倍、給料は2分の1というのが現状ではある。
これだけ長く働ければ、どんな仕事でも苦にはならないけど。。

でも貯金は同じぐらい貯まっている。
何故なら、使う場所も時間も無いから。そういう意味では料理の食べ歩き勉強や自己投資をする時間も無くなってしまっているのかもね。

でも今はフランスでも良い経験をさせてもらっている。
レストランでシェフをさせてもらっていて、賄いも作らせてもらい、一人でレストランの寿司を握っている日もあれば、
持ち帰りの店の寿司シェフに接客までこなしている日もある。



日仏のイベントに参加して、寿司を提供している日もあるよ。



料理はいつまでも改善出来る事があるから、本当に面白い。同じ賄いでも、メニューの鳥や牛を焼いている日でさえも、少しずつ何かを変えたりしてみたりしてどうしたら美味しくなるのかを、ずっと考えている。

寿司は特に握り方、捌き方、シャリの具合、スピートとの兼ね合いなどを、いつも試行錯誤している。
尊敬している日本の友達のシェフがいつも言っていた言葉が凄く好き。
「料理は一生勉強」
俺も本当にそう思う。
むしろ、人生は一生勉強だと思っているし、努力して何かを考えている日々が本当に面白い。



前職の貿易の仕事でも、料理のシェフでも、常に考えている人と、そうでない人との差は凄く大きく感じる。
価値観の違いで、どちらが良いとか悪いって事も無いけど、俺は変化を好んだりみんなでポジティブに考えて盛り上げていく環境が好きだなあ。

前職の環境や日本にいる友達が、自分と似たような人が多かったかな。
人にはそれぞれの居場所があるっていう事を凄く感じている。
同じ様な人が集まるし、引き寄せられていく不思議。

色んな友達が周りに居たり、色んな仕事の経験があるっていう事も自分は凄く恵まれているんだろうってよく感じる。

もう若くないし、大切にすべき人もいるから、ちゃんと考えようって思っている今日この頃。。。
フランスに居ると保守的になりやすい環境に慣れてしまったりもするのかと、自分の未来も心配してみたり。
心配しなくても生きていけるぐらい福利厚生はしっかりしているし、働かなくても居心地も悪くならなそうだしなあ。


でも、フランス人やヨーロッパの人の挨拶とか、距離間は凄く好き。
挨拶は良くするし、見知らぬ人とも話をするし、それでいて何事も無かったように去っていくし、本当に気が合えば連絡先を交換したりもするし。
何て言うか、しつこくならないし、気持ちよく接してられる感じがする。

子供達は愛嬌たっぷりで可愛いし、見た事も無いような犬も多いし、やっぱり海外暮らしも良い経験だし楽しいよ。

本当は夢と目標があって、フランスに来たんだけどね。
税金の関係や環境の問題もあって、頓挫してしまっているかな。
全ては自分が決めた事で、何一つ後悔もしていないし、シャモニーに来れた事を感謝しているけど、これ以上、大切な場所と時間を失うのは避けたいってのも本音。

秋には日本に一時帰国すると思う。
ちょっと前にも大切な人が、桜の開花する前の写真を送ってくれた。
お花見もしたかったよ。


夢のある話を色んな人と出来ますように♪

縁があるならいつか子供も欲しいし、そろそろ自分の行きつく未来をちゃんと決めないとね。

とりあえず、今を実のある時間にしないと〜