ラストライブでありクロスノエシス4周年記念であるワンマンライブ「plant」にお越し下さり本当にありがとうございました。










お花もたくさんありがとう。
そしてソールドアウト本当にありがとう。
残念ながら来れなかった人もありがとう。


みんなのお手紙や感想ツイート読みました。帰ってすぐ体は疲れてたんですが頭が動き続けてたのでその頭でたくさんの言葉を受け取りました。



5/20を以て私のアイドル人生は終わりました。といってもまだチェキがあるので、そこで皆さんへの感謝の気持ちを伝えられたらなと思います。



私はアイドル人生を綺麗に終える、というのがひとつの目標で、クロスノエシスのAMEBAとしてこれ以上に無いほど綺麗な終わりを迎えられたなと思います。


アイドルを続けることは容易なことではなくて、それは色んな要因があるわけですが、実はアイドルを綺麗に終えるということも容易なことではないなと思います。


いつか思い出したときに美しいままでいられるから。クロスノエシスのことを好きでいてくれた人たちにとってこれからも救いの存在でありたいから。こうして5/20という日を無事に終えることができて良かったです。


今まで大変なことも良かったことも山ほどあって、ジェットコースターに乗っているような時間でした。アイドルをやらなければ経験できないことがたくさんありました。


アイドルというのは若い時間しかできないもので、気づけば私はその若い時間の大部分をアイドルとして過ごしていました。


まだまだ!って思う日の連続で一生満足することは無かったですが、理想の自分が高いところにあるだけでそれは日々成長できてきたということでもあるのかなと思います。


自分ではあんまり自分が変わったという自覚は無いけどきっと少しずつ変わってきたんだと思う。いつの間にかできることも興味の幅もだいぶ増えてた。


そうやって今まで自分なりに全力で生きてきたしやれることはやってきたなと思うから、何よりも無事に最後を迎えられて良かったなという気持ちが大きいです。


MCではいつも通り上手く話せず、実は話そうとしたことの1/3しか話せてなかったんですがまあそれも私らしいんじゃないかなと思いました。話すことよりも書くことのほうがはるかに向いてるんだな、と長いアイドル人生を経て改めて思います。同じ言語に関することなのに能力偏りすぎてうける。


もうクロノスの曲を歌ったり踊ったりはしないんだなと思うと少し寂しいです。でも5人のそれぞれが各自色々なものを抱えつつも最後に向けて仕上げられたこと、クロスノエシスのことを好きでいてくれた皆さんの前でそれを見せられたこと、そしてそれが最後の姿として残り続けることがとても嬉しいなと思います。



この先、私はアイドルをやらないと思います。クロスノエシスらしく終われた自信があるし、それがアイドルとして完成された瞬間でもあったから。
 

もし悔いが残っていたらまたやっていたかもしれないけど。悔いがないって思えるほど、満ちた日々を過ごしてやり遂げられたんだなと思います。


でも何かを作ったり表現していくことはこの先もやめないし、というかきっと私はそういうことをしていないと生きていけないし、やってみたいことを片っ端からやる人生にしたいなと思っています。


歌と踊りもアイドルになってから思ったよりも好きになれたので、表舞台に立つことは無くともそれぞれ続けるのもありかななんて思います。


私は自由にのびのびと生きていこうと思います。



皆さんもこれからの人生、幸せに生きて欲しいです。



現実って辛いことや嫌なことがたくさんあると思う。嫌な仕事だったら辞めてもいいし、辛かったら休んでもいい。仕事が人生の全てではないのでストレスがうまく発散できる場所を見つけるとか。


生きてれば良いこともあるとはいうけど結局それは受動的で、本当に起こるかはわからない。泣きっ面に蜂という言葉があるように嫌なことが立て続けに起きてしまうときだってある。


だからただ生きて欲しいと言うのは無責任だなと思います。なので幸せを掴んで生きて欲しいです。


とにかく自分のことを愛してください。幸せと言っても幅広いけど、自分が自分らしくいられる場所で生きることが幸せなのかなと思う。人間いつか死ぬものなので、その死ぬ間際まで自分が無理せずのびのびと自由に生きれる場所で生きて欲しいです。



アイドルとファンという関係性って他のどこにも無いものでとても好きな関係でした。1対1でもあるし1対大勢でもあって、何にも変え難い縁と絆で結ばれている気がして、とても特別なものだと思います。


お互いの人生で出会えたという事実は変わりません。ひとりひとりと過ごした時間のそれぞれを忘れません。


私はライブを観てくれた人の人生の刺激になれたら良いな、と思いライブをしてきました。人間ってお互い関わりあって変わっていく。何か心を動かすような、杭を打つような、記憶に存在感を残せるように、思い返せばそんなことを意識してライブをしてきました。



そしてクロスノエシスは"日常に苦しみを抱える「あなた」の暗闇を、一粒の光のように照らします。"というテーマのもと活動してきました。


歌詞を書いたりパフォーマンスをしたりする上で大切にしてきたことでもあります。広く照らすような光では無くとも、これからの日常で心が苦しく閉ざされたとき、一粒の光となって照らし続けられますように。


クロスノエシスという存在は永久に消えません。曲や映像はもちろん、一緒に過ごした日々の記憶がいつかの救いの存在になれていたら嬉しいです。



改めてアイドルになってから6年半、クロスノエシスとしての4年間、たくさんたくさんありがとうございました!


クロスノエシスに出会ってくれて、私を見つけてくれて、好きになってくれてありがとう。








じゃあね!



AMEBA