みなさま、大変お待たせいたしました!そして遅れましたがあけましておめでとうございます!
いやいやいや、引っ越しをしたはいいが、一向に後進の気配が無く、色んな方から「もう辞めたんですか?」といった感じでご心配をおかけいたしましたが…
ただ単に忙しいだけですwww。1ミリもやめるつもりはありませんので、今後も長~い目で応援して頂ければ嬉しく思います。
さて、引っ越してからの1発目は何にしようか!と思いましたが、まだこの作品を紹介してなかったなと…もう随分と前に見た様な気になる程間が空きましたが、ジャッキー・ロビンソンの生涯を描いた『42』をご紹介しちゃいます!
1947年アメリカ、ブルックリンドジャースのマネージャーであるブランチは、当時アフリカ系選手だけの“ニグロリーグ”でプレーしていたジャッキー・ロビンソンをスカウト。しかし当然の事ながらまだ人種差別が色濃い時代なだけに、非白人である彼が入団した事により、球界全体が大きく揺れ、味方からも激しいバッシングを受ける事になるが…
劇場で見た作品でも速攻でココに取り上げる作品もあれば、WOWOWとかでONAIRされる頃にまだ紹介してなかった事を気付く作品もあったり…要は良かった!と心から思える作品はなんだかんだで早く紹介したくなるもんです…が、引っ越しやら何やらで結局年越しとなってしまいました。
まぁ皆さんもご存じの通りジャッキー・ロビンソンですからね~。ブラックカルチャーに少なからず影響を受けた人達なら当然彼がどんな人物かある程度知ってると思うんですけど、だからこそ見たい、だからこそ確かめられる部分もあるんじゃないかと思いますよね?
ウキウキしながら初日に攻めたこの作品、いやいやいや非常に良かったです!
これは偏見的な意見にもなるかもしれませんが、この作品の監督であるブライアン・ヘルゲランドはアフリカ系ではない為、ジャッキーロビンソンという人物を描く過程でハリソン演じるブランチ・リッキーという人物をとてもいい形でクローズアップしていたなと思うんです。当然彼のジャッキー・ロビンソンの作品となればブランチ・リッキーの存在は大きく描かれる事だと思います…が、色んな意味で彼の人生をフラットな目線で描けていたからこそ…といった部分は大きかったんじゃないかなと思います。もっと平たく言えば、俺にとっていい意味だけどこれをスパイク・リーが描いていたらどうなったか…って部分です。そういった意味でも俺は逆にこの作品の良さってもんを余計に感じる事が出来た気がするんです。
今回主役であるジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン、これまで個人的に彼を目にしたことがあるっつったら『コールドケース』に出てたくらいで、調べてみてもやっぱりほぼTVが主であった様で…つまり本格長編作としては今作が初であり、しかも歴史上の人物である主役を演じるというチャンスをモノにした訳です。しかも来年あたりにはミックジャガーがプロデュースするというジェームス・ブラウンの伝記映画でもそのJBを演じてるっつ~からスゴイじゃあ~りませんかのラッキーじゃあ~りませんか!
今巷では『やられたら倍返しだ!』なんつ~セリフがブームになったりしましたが、『やり返さない勇気を持つことだ』とあの苦境に置かれた人間に対し、あえてその言葉をかけた男と、その言葉を胸に頑なに守り切った男の頑強な絆に、改めて涙があふれる思いですね。
ただ、この作品に称賛を贈る事に微塵も迷いはないが、微々たる希望としては…出来ればなんだかんだ言ってもやっぱりアフリカ系の監督が描くジャッキー・ロビンソンという男の生涯も見てみたい気がする。というのもね、全体的に“皆が知っている”エピソードというか、実はこんなことまで!といった驚きは少なかったかな。つまりこれ程の偉大な人物の作品ってのはいかに皆が知っている事を改めて驚きや感動につなげるか…って部分がとても大きなポイントになってくる訳で、そこ行くとやはり“アフロアメリカンの視点”というのはまた違った部分で捕えるでしょ?「おまえバカだな~」といった言葉も、言い方や言う人によって全然違って聞こえるでしょ?そういった意味でも、もっと直で言えば“更にダイレクト”なジャッキーロビンソンストーリーも見てみたい気がしました。
だってさ、ぶっちゃけ爽やかな作品にしあがってるけど、これでアフロアメリカンのメジャーリーガーの差別がなくなった…なんてこた全然無いわけで、特に日本でもすべての選手が42の背番号のユニフォームでプレイするという毎年4月15日のジャッキーロビンソンデーなどの影響もあり、彼“だけが”特別な人物であるというイメージがデカくなりすぎてる感も個人的にはするんです。いや、当然彼が残した偉大なる実績は誰もが認めて引き継がれるものだし、彼が切り開いた道があったからこそ!という部分は大きい。けどその後にも差別と闘い続けなきゃいけない状況は続いている訳でし、実際に戦ってきた選手だっている訳ですからね。
だから尚更、“一つの戦いの結果であり、新たな戦いのはじまり”的な部分も必要なんじゃないかなと思いましたね。
けどこれは決して物足りなさとか残念って意味じゃなく、待ちに待った彼の伝記作品に対してもっともっとと湧き出てきた俺の自己中心的な欲望だけなんですけどねwww
いい作品でした!皆様も是非!
今年も皆様、宜しくお願い致します!






