思いのほか
思いのほか
ダメージを受けているようである。
一時閉店。
完全な閉店でないとわかっていても。
移転準備だとわかっていても。
あの場所で得たものが。
あまりにも大きくて。
消化しきれないくらいに大きくて。
大切な場所。
もし。
スタッフさんたちや
みんなに会えるお店が
同じように別の場所で再現されたとしても。
それはもちろん嬉しいことだけど。
でも。
絶対に再現されないものがある。
あの場所。
あの空間。
音響設備
ステージの配線
グラスの棚
照明
カウンターの仕切り
喫煙所
挙げたらきりがないのだけど。
絶対に。
再現されないもの。
同じ空間には。
ならない。
あの場所に。
存在を見いだしていたんです。
最近では意識しなくなっていたけれど。
移転の告知がされて。
自分で思っていた以上に。
ショックを受けていて。
「いつか」
くるのはわかってた。
わかってたつもりだった。
まだ。
整理しきれてない。
持て余してる。
できるだけ多くの時間を。
あの場所で過ごしたいという欲求は。
間違っていないと。
信じたい、なぁ。。
ねぇ、___

