待ちに待った土曜日!
真美に会えるんだ…!
週末に真美に会うなんて
何ヶ月ぶりだろう。
原宿に11時の待ち合わせ。
-10時30分-
予定より30分はやく着いちゃった。
どうしよう…
暇になるなー
♪~♪~♪~♪~
メールだっ!!!
"Mami:)"
真美だ!
『あたし原宿着いちゃった!』
『あたしもーっ!』
ビックリ!
真美も着いたんだ…
メールをまた受信すると同時に声がした。
『世良ーっ!後ろ後ろ!』
真美の声だった。
あたしが後ろを振り向くと
そこにはすごいオシャレして、
モデルさんみたいな服をきた真美がいた。
『真美オシャレだねーっ!』
あたしが言った。
『あはは、ありがと。
世良もオシャレだよ!』
やっぱ真美優しい。
『どうする?
どこ行くー?』
『じゃあ…
どっか入ってなんか飲もっか!』
あたしが提案してみた。
『いいね!
あたし超喉乾いてたんだー』
あたしたちはカフェに入った。
『ミルクティー一つお願いします。
あ、ガムシロ一つつけておいて下さい!』
さっさとオーダーした。
はやく真美に話したかった。
隣のレジで真美がオーダーしてた。
『カプチーノ一つお願いします。』
カプチーノかぁ…
『325円です。』
こっちのレジのお姉さんが言った。
325円を置いた。
トレーの上にはミルクティー
ガムシロ、ストローとレシートが
乗ってた。
『あたし下で席とってくるー。』
真美が下に降りてった。
『あたしも今行くーっ!』
あたしはトレーを持って下に降りた。
『こっちこっちーっ!』
真美が笑顔で言う。
『真美カプチーノ飲むなんて
大人だねー。』
『アハハ!でもこれまだまだ
ミルクたっぷり入ってるよ~』
でもコーヒー系あたしは
苦くて飲めないよ…
『あたしさー』
真美が嬉しそうに言った。
『どうしたの?』
『彼氏できちゃった!』
真美に彼氏かぁ!
『わぁーっ!誰々ー?』
あたしが聞いた。
『ビックリしないでね…
悠人先輩だよ!』
悠人先輩といえば…
サッカー部のエース。
女子にすごい人気。
『えぇ~!?
悠人先輩!?すっごぉい!』
ビックリせずになんて無理だよ!
でもかっこいい悠人先輩に
美人の真美はすごくお似合いだ。
多分つきあってる事を
バラしたとしても反対する人は…
いないだろう。
それからあたしたちはしばらく
しゃべってた。
『うわっ!!もう3時じゃん!』
真美が時間をみて言った。
『じゃあ…今日はプリクラとって
終わりにしよっか!』
真美が言った。
『うん、そうしよっか!』
『あたしまだ宿題終わってないしさ…』
今日は真美にイロイロ聞いてもらえて
よかった。
ゲーセンのプリクラコーナーに行ったら
まだあたしがとったことのない
機種が置いてあった。
『あれでとろっか!』
真美が指差しながら言った。
『いいね、まだ新しいじゃん!』
あたし達はプリクラを撮った後に
駅で別れた。
『今日マジ楽しかったぁ!
また遊ぼーね!』
あたしが言ったら真美は笑いながら
『モチロン☆
バイバーイ!』
って言った。
お互い手を振った。
今日は楽しい楽しい土曜日だった。
明日は…
翔とデートだ

To Be Continued...