再構築について最初の話し合いから昨日で3ヶ月。
これまで何時間も何十日も話し合った。

夫婦としては今年で10年だけど
苦楽を共にし共同生活は約20年。

こんなに長く一緒にいるのに
自分と相手の気持ちに真っ正面から向き合い
お互いが良い関係でいられる様に、
そして、夫婦としてもっと掘り下げて
探るべきことについて
赤裸々に話したことはなかった。

真から円満なご夫婦は、
そんなことお互いが肝に銘じていて
当たり前に日々できているのだろう。

今なら、2人がどうしてすれ違ったのか
何が必要だったのか、どうすれば良かったのかがわかる。

時間は戻せないけど、この3ヶ月で
私達夫婦も少しずつ変わり、良い兆しは感じられる。
それは途中で投げ出すことなく、2人が努力を重ねた
成果だと素直に認めてあげよう、
それも今の2人には大事なことだと思う。

旦那の犯した過ちが、話し合いのきっかけになり
罪そのものを本当の意味で許すことは
この先もないかもしれない。
ただ、旦那の数ヶ月の言動や行動をみてきて、
罪を憎んで人を憎まずに近い心境にはなっているから
許せなくてもいいと私は思っている。

今後も怠ることなく、お互いに努力し続けることで
辛かった日々を思い出す回数より
心の底から今は幸せと言える日が多くなる気がしているから
再構築を続ける。ただし、それは、限界点まで。

今後同じ過ちは犯さないと旦那は言い、
私も勿論それが本当ならイイと思う。

でも、先の事など誰にもわからないし
絶対にそうならないとは限らないのが現実。
これまでは節操なしだった旦那。
そのことも肝に銘じて
もしまた同じ過ちがあるならそれが、私の限界点。

その限界点が来た時は、残された人生、
私の隣に裏切る旦那は必要ない、即離婚する。
そこは一切迷いがない。
それを知ってて、又旦那が裏切るのであれば
そこには、もうお互いに愛などないし
一緒にいる意味もない。

どん底から這い上がったのに
そんなコトでまた、砕け落ちるような
自分ではいたくないから、自分を大事にして
自分を好きと思えるように、内面も外見も
無理はせずに日々磨く努力をする。

そうすれば、限界点がきても再構築を
選択した自分のコトを
責めたり後悔したりしない。
本当に今までよくやった!とほめてあげられる
自分でいられると思う。
 
限界点がこなければ、再構築は続き
昔とは別の新しい形で良好な夫婦関係が築けるだろう。
そうなれば努力の賜物ということで
これほど喜ばしいことはないだろう。

良くも悪くも再構築の結果がどうなるか?
誰にもわからない。
ただ、どちらの場合も覚悟はできた。

だから今、
出来る限りの努力を続け
私たち夫婦においては、イチかバチかの精神で
再構築をやってみようと決めたんだ。