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小林慶介ブログ - CROSS SCAPE -

小さなお店、商店街を盛り上げ、楽しい街をつくりたい!
IT企業で働きながら、愛知県津島市で地域活動「津島ツムギマチ・プロジェクト」を主催している小林慶介のブログです。

愛知津島で地域活動をしていますが、
この年末年始、振り返る機会があったので
背景や経緯を備忘として書き起こしたいと思います。
(いつか記事削除してしまうかもしれませんが)

◆津島での活動の動機まとめ
<ほんとうの便利さ、課題解決>
自分の実家は服飾卸の会社も営んでいて、10年前、当時は伝票も手計算、手入力で納期が近づくと夜を徹しての作業で疲弊していた。
一方、僕は企業に勤めITを提供し続けて、本当に必要な人に届いていないのではないか?
中小企業にこそITは必要なのではないか?
という思いを抱くようになっていた。

企業の課題解決を考えていくと、解決にITを使わない選択肢があってもその選択肢を取れないことに不自由さを感じていた。

IT企業に身をおいてはいたが、将来、課題解決を仕事にするのなら、本質となる経営課題を理解する力が必要だと考えていた。

<2011.東日本大震災>
2011年、東日本大震災がおこった。
自分はIT企業で働いているが、今困っている人にできることはなく、寄付することしかできなかった。
今の自分の環境、できることに悔しさをおぼえると同時に、「自分の手で直接、この課題を解決したい」という思いは強くなった。

これがきっかけとなり、中小企業と地域課題をテーマに活動することを決めた。

日本各地域の中小企業や商店街などの支援や再生を生業として、事業ベースで行い、
一つでも多くの地域課題解決を行うことを目標とした。

<はじまり>
2012年、まず中小企業診断士取得を一つの目標として経営の勉強をすることにした。
マーケティング、スモールビジネス経営理論、会計などの知識を学んだ。

2013年の年末、思いがけず転機が訪れた。
年末、帰省して降り立った故郷の愛知県にある津島駅。そこから見える天王通り商店街の光景は
いわゆるシャッター街化しており、子供の頃、きらきらした場所に思えたその通りは、
すっかり変わっているように見えた。

普段は車で通りすぎてしまう、その商店街を歩いてみると、やはり街は寂しい光景になっており
衰退が加速化していると感じた。
ただ、同時に希望も見つけることができた。
通りの中ほどに、Calm*というかわいい雑貨屋があり、こんな通りにもこんなお店があるんだと
ショックの反動でものすごく嬉しかったことを覚えている。
またその斜め向かいには25risというレトロ雑貨のお店があった。

このお店は商店街の希望のように感じたし、灯を消してはいけないと思った。

すぐさま、会ったこともないcalm*,25risのオーナーにSNSで連絡を取り、商店街にお店を
増やす取り組みをしたいとメッセージをし、怪しまれながらも、街ににぎわいを取り戻す取り組みをすることになった。
自宅を改装してカフェを営む「茶の間」さんも加わり、4人で活動をスタートした。


元々日本の各地域で、小規模事業者や地域商店街、団地などの課題解決を
生業として取り組みたい目標があり、
元々は生業として地域で取り組み実力をつけたら、
生まれ故郷の津島でもそれを生かして地元還元したいという思いがあった。

しかし、図らずも目にした地元の状況が「今やらなければ消えてしまう感覚」を持ち、
やるのは後ではない、今だと思ったったこと、
実力のない自分には、地元のつながりもあり、地元の地理や事情も分かる津島が、
逆に自分を受け入れてくれ、チャンスをくれる場所だと考え、津島を自分にとっての
始まりの場所にしようと思ったということが理由だった。
(実力も経験もない人間が縁もゆかりもない地域に入るのはハードルが高い)

<津島ツムギマチ・プロジェクトといま>
2015年津島ツムギマチ・プロジェクトを開始
4月、津島市の夢まちづくり提案補助事業が市民団体事業を募集している中、
「天王通りの空き家対策を行ってくれる事業はないか」という声を聞いた。
空き家対策はこれまでマーケットイベントつしまさんぽなど
「天王通り・本町エリアにお店を増やしにぎわいをつくる」活動をしていた
僕たちのグループは、領域が少し違うということから、小林が新たなプロジェクトを
立ち上げて行うこととなった。
津島紡町実行委員会という団体を設立し「津島ツムギマチ・プロジェクト」という
取り組みを開始した。

津島ツムギマチ・プロジェクトでは、空き家を開きお掃除をして空き家に関心を集める取り組みや、
街を使った様々な取り組みをしている人をゲストに招いたイベント「MachiAsobiSession!」、
店舗誘致を直接的に行った町家をDIYリノベーションしてつくったインキュベーションを目的とした
シェア型商業施設「本町ラクザ」の開設、運営、地域フリーペーパー「つしまいろ」の企画などを
行っている。

<まとめとこれから>
◆何のためにやるのか
まずは自分のため。故郷の津島での活性化を通じて、
経験と実績を積み、ビジネスモデルの実証をおこない、
そこでの蓄えを他地域の課題解決にもつなげる。
いまここ津島で取り組むことが、地域のためにも、
その先の自分のためにもなっているということ。

<目標>
・各地の小規模企業や地域商店街や地域事業の課題解決やまちづくりに取り組みたい
・津島で培った経験や知識、ビジネスモデルを各地でも役立てたい

<目標額にむけた今後の展開>
・継続できるノウハウを蓄積し、事業化に取り組みたい 
・地域やそこの産業の持続と変化につながるような取り組みにチャレンジしたい

小林慶介