ここまで来れるとは思ってなかった。
正直。
というか、
ここにたどり着くまでには、最早ブログなんぞにまとめられるような気楽な道程ではなかった。
他クラスの努力も凄いけども、31Rの抱えているものは比ではないと断言できる。
その分、今が輝いているんだとも思うわけで。
去年の僕も考えていなかった未来が、目の前に広がっていた。
さて、では出発しようか。
今日と言う日を、最高速で。
夏夜語
第零話
『フルスロットル・デイ』
正
この題名に覚えがある人は、ヘビーリーダーである(笑)
去年の星陵祭の記事と同じ題名なの。笑
それはまぁそれとして置いといて。
星陵祭だね。
一年生の時は、
『アリスインワンダーランド』
を。
二年生の時は
『天使にラヴソングを』
を。
そして今年は、
『Peter Pan』
を。
基
星陵祭は、文化祭である。
来場者を疎かにするのは間違いだ。
来てくれた人が楽しんでくれることが、文化祭の存在意義である。
負
去年の星陵祭は、言うならばチーフ会に逃げていた。
クラスは殆ど放置状態で、クラスで僕は「こいつ喋るのか?」キャラだった
チーフ会が終わってからクラスに腰を据えるようになって、クラスのことを知り始めた。
居場所がなかった。
そこに椅子と机があるだけ。
お弁当は一人でそそくさと食べて、一人でふらふらしていた
そんな僕の、クラスへの突破口になったのはやとぅだった。
どんなに隠キャラでも、無口でも、近付こうとしなくても、向こうから近付いてくるし、仲良くしてくれる。
やとぅと話すようになったからか、クラスに溶け込めるようになった。
そういう時期があったことを思えば、友人に囲まれるという今の普通が、幸せだ。
ただ、去年の星陵祭が終わった後、僕は希望の光を見出だしてはいなかった。
僕の星陵祭は終わったと思っていた。
だが、それは一通のメールで変わった。
ぼりしんから、来年の星陵祭のために反省会をするというメールが来た。
元21Rの皆にしてみれば、ただのチーフ会狂いの隠キャラだった僕を、誘ってくれた。
しかも来年の星陵祭の為にと、早くから動こうとしていた。
僕は勉強もできないし運動もできないどうしようもない奴だけど、
星陵祭を頑張りたいと思ってる人がいることを知ってクラスに希望を持てたし、そんな彼らを全力でフォローしたいと思った。
僕はまいねと、ずっと二人で話していたことがあった。
最後にクラスみんなで楽しかったと思える星陵祭にしようね。
それはどんな賞を撮るよりも難しく、でもどんな賞を撮るよりも素晴らしいことで。
このクラスにそれが成せるとしたら奇跡としか呼べないと思っていた。
道は過酷だった。
未知は苛酷だった。
全てが壁だった。
下り坂なんてなかった。
常に逆風に吹かれ、地を這いずり回った。
でもそれらの先にあったのは、紛れもなく一年前に夢見た奇跡だった。
僕とまいねが話した夢だった。
-考えてみよう、楽しいことを-
いつだって諦めなかった。
修学旅行中に脚本書いたりしたし、夏休み前にキャストの変更があったりしてもそのときの最善の方法を選べたと思うし。
-あとに続け さぁどこまでも-
まいねがいたから頑張れた。
まいねしかいなかったから頑張れた。
まいねに求められたから頑張れた。
-いつも夢に見た、夢が本当になる-
星陵祭当日まで、言ってしまえば初公演まで、不安で不安で仕方がなかった。
タイムテーブルに無理がなかったか。
キャストみんながちゃんと演じられるのか。
お客さんが入ってくれるのか。
劇がきちんと完成するのか。
良い意味で、裏切られた。
無論修正点が山積していたわけだけど、目の前に広がる光景は、夢そのものだった。
皆の作った衣装を着て、皆の作った背景の前で、皆の作った舞台の上で、皆が集めたお客さんの前で、こうして劇が出来るのが本当に気持ち良かった。
31Rだけど、31Rじゃなかった。
でもこれが31Rで、最高の31Rだった。
締
僕は何もしていない。
皆の言葉が素直に嬉しいから、仕事はしたと言葉を改めるけども、
僕は、やるべきことを、進むべき指針を、見失わなかっただけ。
右から二番目の星を指差すように、道を皆に掲示しただけ。
あとは皆がそれぞれの力で飛び立ち、皆でネバーランドに笑顔で降り立ったという話。
そういう意味で、僕はピーターパンだった。
空飛ぶ鷲が、31Rの勇士達にお礼する。
本当にありがとう。
2012/9/23