兄弟たちよ。私は次のことを言いたいのです。時は縮まっています。今からは、妻のある者は妻のない者のようにしていなさい。
泣く者は泣かない者のように、喜ぶ者は喜ばない者のように、買う者は所有しない者のようにしていなさい。
世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。
終わりの時代になると、自分の妻(自分と一心同体の存在)のことを必要以上に心配して、生きて働いておられる神さまから離れて自分事に心が傾くようになる、とパウロは忠告しています。
そうして、彼はこう付け加えています。
ですが、私がこう言っているのは、あなたがた自身の益のためであって、あなたがたを束縛しようとしているのではありません。むしろあなたがたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるようになるためなのです。
つまりイエス・キリストに栄光をお返しし続けること(「イエス・キリストは私の主です!」の実践)によって、神の教会が主キリストの十字架の愛の下に成長し、教会に留まる者たちみなが主の平安の中を歩み続けることができるためなのです。
終わりの時代には、
- いかに教会に留まることが難しくなっていくか、そしてさらに
- そのように教会を離れ去ってしまった兄弟姉妹のために、留まっている者が如何に主に教えられながら忍耐する必要があるか
を、聖書から教えられるのです。
神の戒めを守り、イエスに対する信仰を持ち続ける聖徒たちの忍耐はここにある。」
アーメン!