クロスミートのブログ

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学校における残業というのは、大きく2種類ある。

1つ目は、自分で残りたくて残る残業。

2つ目は、帰ると後々影響がでる残業。

 

基本的に、教員という職業には「教えたい願望」を持った人が就職する。

教えることに対する意欲は高く、そのための努力・苦労ならば我慢できる人々である。

例えば、自分は物理教員なので、物理について書けば、

①授業に役立つ良い教材の開発、わかりやすい教え方の研究

②生徒実験、演示実験の準備、

③専門知識を深めるため、生徒の素朴な疑問に答えるための勉強

④入試問題の傾向について研究

 

これらは生徒のためになると思えばやりがいも感じられるし、

努力もできるのが教員という職種なのだと思う。

実際に、こういったことで生じる残業は苦にならないし、

これをする時間があることは教員として幸せである。

 

問題は2番目の残業である。

これは教員がやらないといけないのか?

という類の仕事が現場に多く、

それをこなすのに物理的な時間を取られる。

この類の残業は教員をウンザリさせ、

やがては教育への意欲も減衰させる。

 

例えば、今問題になっている部活動は、しっかりとやろうと思えば、

練習・練習試合・大会の引率だけでなく、

大会の運営や練習スケジュールの管理、

遠征費用の回収、費用徴収のための保護者向け書類の作成、

会議での承認など、

表に見えないものが多くある。

 

また、教科書採択数や採択理由を国や

都道府県へ報告する書類の作成、

生徒会の活動費の管理や会計処理、

文科省や県の教育委員会からの調査依頼、

時間割の作成などなど、

教育現場は当然のこととしてやっているが、

こんな仕事は教師がやることなのか、

なぜ他の教員は文句を言わないのか、私は疑問である。

学校に事務を行う専門職をつけて、

その方にお願いすれば良いすれば良いのではないだろうか。

 

おそらく、(教員経験のない)多くの人にとって教師の仕事は

「教えている活動」しか見えていないのではないか。

不祥事があった際には企業と学校が比較をされ、

こんなこと企業ではありえない、と批判されるが、

教員は企業ではありえないことをやらざるを得ない環境が普通になっているので、

仕方なくやっているのが現状がある。

 

企業ではお金の管理は専門職がやる。

教員は学年の会計管理も教員がやっている。

リスク管理の視点からも非常に危険であるが、

やる人がいないので教員がやることになる。

仕事が雑然としていて整理されていないことも学校という職場の特徴である。

 

1番目の仕事に対しては教員は残業代は要らないし、要求していないと思う。

2番目の仕事に関して、残業代が出ないのはいかがなものかと思う。

 

こういった職場環境を変えることができなければ、

教師という職業は魅力がなくなり、

なり手がいなくなってしまうだろう。

教育には優秀な人間が必要である。

優秀な人間が、やりたくない、という職業というのは、いかがなものか。

優秀な生徒が教員だけにはなりたくない、

というのを聞くと複雑な気分になるのは私だけだろうか。

 

自分で残りたくなる残業を沢山して、

生徒に羨ましがられる職業にしていかねばと思う。