初めて邦楽で聞くアーチストがL'Arcだった方からコメントを頂いた
《むかぁし、洋楽に比べて邦楽のロックなんて大したことなかった時代を知る熟年には
想像すらしなかった‘夢’ですよね。》
本当にそうだと思う。
日本のアーチストがMSGでライブをやるなんて想像も出来ない"夢”の話だった。
でもL'Arcは今その夢を叶えようとしている。
私は中学生のころから音楽を聴き始めて
その頃はもう手当たり次第に色々なジャンルの音楽を聴いていた。
丁度第一次British Invasion(ブリティッシュ インヴェイジョン)の始まりの頃で
本当に色々な新しい音楽が日本にも入って来ていた時代だったけれど
今のようにネットやCSのTVもない時代の主な情報源はラジオだったので
毎晩オールナイトニッポンを聴いていてすっかり夜更かしが身に付いてしまっていて
新曲が発売されるたびにEPレコードを一枚、一枚買い集め
音楽をきくのが楽しくて仕方がない毎日だった。
音楽の分類は良くわからないけれど
クラシックはずっと前から聞いていたし
(お気に入りはラベル、バッハなど、教会音楽が好きでパイプオルガンもイギリスに居る時に習っていた)
ロックはハードロック(ヘビーメタルサウンドも含む)も結構お気に入りだったし、サイケデリックサウンド、モータウン カントリー ディスコ ボサノバ シャンソンなども片っ端から聞いていた。
ビートルズの曲はリアルタイムで聞くことはなかったけれど
アルバムはずべて買い揃えたしホリーズのようなサウンドも好きだった。
その頃かギターの音が大好きだったけれど
ジェフベック、ジミーペイジ ゲイリームーア クランプトンの名前を聞いてもピント来なくてww
スキッドロウ、ヤードバーズ、クリーム、ツエッペリンのギタリスト!って言われてやっとわかったような感じだった。
そうしているうちに第2次British Invasionが始まって
カルチャークラブやデュランデュランに代表されるような音楽が入ってきて
私はどちらかと言うとその頃はアメリカ的なサウンドよりはUKの方が好きだったから
お気に入りの曲もUKが多くて一時はDEF LEPPARDにはまっていたこともあった。
いつの時代にもわたしのそばには音楽があったけれど
不思議と邦楽のアーチストの音には目が行くことはなくて
時々サザンやオフコースとかはいい曲だな~!って思うこともあったけれど
お気に入りのアーチストにめぐり合うこともなく
来日するアーチストのライブに行くことはあっても
邦楽のライブに行くことは一度もなかった。
その私がたまたま1998年のMステを見ていて
そこには花葬と浸食を歌うL'Arcが映っていて
その音に衝撃(それぐらいの気持ちだった)を受けて
上から目線だけれど
"日本にもこんな曲を作れるアーチストがいるんだ~!”って感激したのが
私とL'Arcのつながりの始まりだった。
それからはMステとかも見るようになったけれど
L'Arc以外の音に心を惹かれることはなくて
それから15年近くL'Arcは私の唯一無二の存在になっている
もちろん今でも洋楽も聞いているけれど
私が曲を好きになるのは
綺麗なメロディー 気持ちよいコード進行 リズム アレンジの素晴らしさ
その中でも私はギターの音が好きだから
ラルクに関しては ギターの音色、リフ
印象深い裏メロ(曲によっては裏メロしか聞いてない部分もあったりして・・ww)
L'Arcの音楽はそういうものをすべて兼ね備えている
私の本当に大好きな音楽だから・・・・
今回hydeさんの本を読んで本当にショックだった部分が大きいけれど
私はL'Arcの音楽にめぐり合えて本当に幸せだ!と思っているから
これからもずっと良い曲を聞かせ続けてほしいと思う。
でも願わくばメンバーや彼らを取り巻く人々が
その仕事に携わっていることを嬉しく感じ
日々幸せな時間を送ってほしいと思う
L'Arcに出会ったのとPCを買った時期がほとんど同時だったので
ネットを通して沢山のラルクファンの人とも巡りあえた。
その付き合いは15年経った今でも続いていて
みんなそれなりに年を取ったけれどww
今でも共通の趣味をもつ者同士で楽しい時間を過ごせているのがとても嬉しい♪
それまではただ音楽を聴くだけだったアーチストとの関係が
ラルクで初めてそれ以上の関わりを持つようになって
それ故に今回の本では色々なことを考えさせられているけれど、
1997年の突然の活動休止とか
2000年辺りのあのなんともいえない雰囲気とか
7days以降のそれぞれのソロ活動のこととか
本当にL'Arcのファンでいるにはどんなことにも耐えられる心構えが必要で
”ドMじゃないとやっていけないよ~!”っていう言葉は本当かも??ww
と言うことは必然的にL'ArcはドSバンド・・・って言うことになるんだけど・・
今回の本もそう思うと妙に納得できるものなのかもしれない








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