古城ホテル

ポルトの朝。部屋からの眺め。

カモメの声で目覚める幸せ。

泊まったのは小さな古城

カステロ・サンタ・カタリーナ

美しいブルーのアズレージョは

敷地内のいたるところに

小さなチャペルとモザイクの庭

4階が私達が泊まった部屋↓

エレベーターが無いので、狭い階段を

スーツケースを持って昇らなければならないけど

それもまた、タイムスリップしたような楽しさで

階段は、上の階へ行くほど狭くなるので

３階から上は、ほーんとに大変！

しかも木造の階段だから、他の階の部屋に響かないように

そーっと、そーっと歩いて

なんか、面白くて吹き出しそうでした！

でも、昇り降りする途中には

客室以外に、こんな美しいスペースもあって

これなら、仮にエレベーターがあったとしても

階段で行かなきゃもったいない！

本当に、どの部屋のアズレージョも見事

美しくて、ためいき…

朝食は、ダイニングで

このお部屋もクラシカルで素敵

ビュッフェの品数は少ないけれど

どれも出来たてで、とっても美味しかった。

厨房で料理を作っている女性が、しょっちゅう出て来ては

並んだ料理やパンの減り具合を見たり

食べ終わったテーブルのお皿を下げながら

食事をする人々を、ニコニコと見渡して

「おはよう」って声をかけてくれます。

優しくて、温かい雰囲気に、ホッコリ。

焼き立てのナタ。

パティスリーで売っているものより小さくて

甘さも程よく

外はパリパリ、中はトロリ。

旅の間、あちこちでナタを食べる機会がありましたが

この朝ごはんで出されたナタが、いちばん美味しかった！

ダイニングに飾られたスタンドもかわいい。

サンタ・カタリーナ通りに面した、ホテルのエントランス。

「夜１１時を過ぎたら門を閉めるから

それより遅く帰ってきたら、チャイムを鳴らして」

って言われて

昨夜はドキドキしながら帰ってきました。

便利ばかりじゃなくて

ちょっと不便なのも、旅の楽しさ。