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英国とフランスが2040年以降、内燃機関車の販売を中止、欧州ブランドの一部がラインナップをEVのみにするなど、EV普及がさらに加速するような報道が相次ぐなか開催されたのが、今回のフランクフルトショー。さぞや各メーカーのプレスカンファレンスは“EV祭り”のようなものかと思っていると、“あれっ”と思うほどEVはステーキに添えられている野菜に近い感じの扱いとなっていた。

 

時間を調整してVW(フォルクスワーゲン)のプレスカンファレンスに参加することができた(会場が広く移動時間もかかるのですべてに参加するのは事実上無理)。カンファレンスにて最初に紹介されたワールドプレミアモデルは、先ほどフルチェンジを行ったポロのスポーティモデル“GTI”であった。そして2番目には新型SUVとなる“T-ROC”、そして最後にEVシリーズ“I.D.”系のコンセプトカーであった。

 

メルセデスベンツもEV系のコンセプトカーなども発表していたが、同時にSクラスクーペのフェイスリフトやAMGモデルの発表なども積極的に行っていた。

 

展示内容を見れば確かに、そこかしこにEVやPHEVの展示車両があるのだが、どうも日本で接した“欧州の動き”に関する報道から伝わるイメージとのズレを強く感じた。会場で会った日本人メディア数人とも話しをしたが同じような感想を持っていた。

 

あるひとは“ドイツは議会選挙が近くあります。そのため政治的な動きの中であのような報道がクローズアップされたようです”。ドイツは選挙が近いということだが、“2040年発言”を行った、英国もフランスも政権支持率が低く、政治が不安定となっており、政権維持のためのひとつの動きに使われている可能性も高い。

 

確かに、ドイツメーカーの展示ブースからは、“目の前のことに注力したい”というジレンマのようなものを強く感じた。

 

自動車関連産業は非常に裾野が広い。そのなかでガソリン業界関連従事者もかなりの数にのぼるだろう。急速なEV化には技術的な問題のほかに、雇用問題も解決する必要が出てくる。しかも全面EV化となれば、電力供給の問題も抜本的な見直しが出てくるだろう。

 

VWなどが言うような、“全モデルにEV仕様をラインナップしていく”といった、選択肢の拡大が現実的な流れといえるだろう。

 

写真はVWのプレスカンファレンスの様子。

 

フランクフルトショーより(3)言われているほど目だたなかったEV<海外リポート>

http://www.area-agnes.com/ja/columns/170915-4/

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世界でも屈指の開催規模を誇るフランクフルトショー。毎回世界のメーカーから魅力的なニューモデルが発表されるのだが、今回ニューモデル以外で話題になったのが、出展取りやめを行ったブランドが多かったこと。

日系ブランドだけでも三菱、日産、インフィニティとなり、ほかにFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)、ボルボ、プジョーなどがある。実際各メーカーがどのような判断で出展を取りやめたのかは定かではないが、フランクフルトショーでのドイツ系ブランドの圧倒的な存在感があるのは確かなようだ。

メルセデスベンツ、VW(フォルクスワーゲン)、BMWはグループごとに、大きな展示棟まるまる1個を貸しきって自社グループブースを形成しており、プレスカンファレンスでは大量のニューモデルを発表してくる。つまりドイツ系の存在感の強さのなかでは、魅力的なワールドプレミアモデルを用意するなどしても、情報発信力に限りがあるというのである。言い方は悪いがフランクフルトショーの会場を見渡せば、“ドイツ系とその他”というような表現も似合うようなアンバランスな印象も強く受ける。

そしてもうひとつが、オートショーの拡散である。近年では中国をはじめ、ASEAN諸国など、新興国で開催されるオートショーの存在感が高まっている。先進国での新車販売が伸び悩むなか、新興国での新車販売は堅調でまだまだ“のびしろ”がある状態。各メーカーの世界展開の違いを反映して、どのオートショーへ出展が効率的かという“取捨選択”が今後さらに進むことが予想される。そのなかで世界的なメジャーオートショーすら、その例外扱いではなくなってきていることを今回如実に現わした結果ともいえるのではなかろうか。

東京モーターショーでも毎回出展取りやめブランドが話題となるが、このままでは日本車メーカーのみとなり、“国際ショー”とはとても呼べなくなる日がくるのも、冗談ではなくなるかもしれない。



今回のフランクフルトショーは目玉モデルが少ないが、追加モデルなど“小粒ネタ”は充実していた(写真はワールドプレミアされたBMW6シリーズ)。
 

 

フランクフルトショーより(2)取捨選択が今後も広がっていく!?<海外リポート>

http://www.area-agnes.com/ja/columns/170915-3/

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フランクフルトショーといえば、メルセデスベンツ、BMW,フォルクスワーゲン(以下VW)の各グループが、展示面積の広い展示棟をそれぞれ1棟ずつまるごと借り上げて展示ブースを設けるのが名物。
前回までアウディが中庭のような場所に特設ブースを設けるなどして、VW村(VWグループ棟)には入っていなかったが、今回からはVW村に“同居”しているので、その意味ではやや展示面積は縮小ともいえるのだが、その展示面積の広さはハンパではない。


展示面積だけでなく、プレスカンファレンス時に発表するワールドプレミアモデルも、これでもかという数を投入してくる。会場面積全体も広すぎるので移動時間もかかってしまうので、ドイツ系だけでなく、すべてのプレスカンファレンスをハシゴすることはほぼ不可能。筆者はスケジュール調整してVWのプレスカンファレンスに参加することができた。


VWグループすべてが1棟内にあるといっても、プレスカンファレンスは個別となるので、ブランドごとにプレスカンファレンスがある限りは、なんらかのニューモデルが発表されている。これではショーに出展する、日系などドイツ系以外のブランドはたまったものではない。仕方のないことだが、ドイツ系は地元開催でもあるので、スケールの大きい展示内容と多数のワールドプレミアモデルを発表してくるので、プレスカンファレンス開始30分前に会場に行っても、座る場所はおろか、満足に撮影する場所すら確保が難しい。しかしドイツ系以外のブランドでは、明らかに参加するメディア関係者の集まりが悪く、開始ギリギリになってようやく席が埋まるような感じになっている。移動時間などの物理的問題と話題性を考えれば、ドイツ系の扱いが最優先となるのは仕方がないが、このような状況では出展を取りやめるブランドが出てきても仕方がないのかもしれない。


そしてフランクフルトショーの直後に東京モーターショーが開催される。絶対的な展示面積ではフランクフルトショーには及ばないが、それでも日系ブランドが広い展示面積を有するところはフランクフルトショーと同じ。しかしこれはあくまでも私見となるのだが、展示やプレスカンファレンスの内容では、日系とそれ以外のブランドでは、大差がないというよりは、いわゆる輸入車ブランドのほうが、ワールドプレミアモデルで話題性が高いものも多い。


何を言いたいかというと、面積などに恵まれた日系ブランドが自国開催という立場もあるのに、魅力あるブース作りや、プレスカンファレンスでの高い情報発信が十分にできていないのではないかと感じているのである。フランクフルトショーにおけるドイツ系ブランドは少々やりすぎ感はあるものの、その姿勢は強く見習う必要があるのではなかろうか。とくに高い飛行機代を払って極東のオートショーまで足を運んできた海外メディアに対して十分な“お土産”を、東京モーターショーは渡せていないのも、ショーステイタスが地盤沈下していく、大きな要因のひとつだとフランクフルトに来て、改めて強く感じた。

 

大きな吹き抜けのある、通称“ベンツタワー”こと、メルセデスベンツグループの展示棟内。

 

 

フランクフルトショーより(1)ドイツブランドの物量作戦を見習え<海外リポート>

http://www.area-agnes.com/ja/columns/170915-2/

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さて、明日からロシアです。というと大概"ふぇー大変ですね~お疲れさまですー!!" と言われる。
だが、実はロシアと言ってもモスクワとかではなくウラジオストクなので沖縄に行くより近いのだ!

ロシアのイメージって何かスパイモノの映画のそれでとても恐い社会主義の国ってイメージ? もしくはなんだかいつも凍ってて寒いイメージ?(笑) なのですが、毎年ウラジオストクに行くたびに言ってます、そんなイメージではなく"凄いいいところですよー"って。

ただ問題は、成田→ウラジオストクがフライト2時間半なのに、河口湖→成田の移動が2時間半。これが辛い(笑)。おまけに最低2時間前にはカウンターに行かなくちゃならないし、その前にクルマをパーキングに預けなくてはならない…等々、フライト時間の割にはそれまでの時間が掛かり過ぎなのよね。

そんな近いなら電車で行ければいいのに…って思っていたらホントにそんな構想があるらしいから驚いたよ! 北海道から島を繋いで鉄道(新幹線)でウラジオストクまで行ける夢のような? 構想があるらしい。実はそれくらいロシアは、というよりプーチンさんは親日で、ウラジオストクを極東の商業&観光の窓口としたいらしく、外国からの旅行者ももっとたくさん受け入れたいのだとか。

だからなのか、今回の入国もVISAの申請がなんだか簡単になっていた。これなら日本からの旅行者も増えるのかな? そういえば去年、空港そばの出来立てホヤホヤのどでかいカジノホテルを案内されたことを思い出した。まだ一軒しかなかったものの、そこはマカオやラスベガスみたいなスケールの一大観光都市にする計画なんだとか言ってたな…。

 



そんなウラジオストクで、今回で4回目のD1-GPが行われる。これも実はウラジオストクの観光特区としての予算があるからこそ出来るみたいなのですが、とにかくロシア中からドライバーが集まり、そしてアジアパシフィク選手権として行っていることから、中国・タイからもこの大会に出場する。今回は日本からは5人がエントリー。これも勝手にエントリー出来るわけではなく、その年のTOP10以上もしくはシリーズチャンピオンの実績が必要なのだ! もちろん日本代表として行くわけなので、条件としてはシリーズを戦うD1マシーンで参戦すること!となっている。

となるともしそこで大クラッシュになんてなってしまうと…その後のお台場? いぇいぇ、その前のFIAのIDC(インターコンチネンタル・ドリフティング・カップ)が間に合わなくなる…という大変なスケジユールでの1戦となっているのです。

では、エキシビション戦の1戦として気楽にやっておけばいいのか? ということになりますが、まったくもってそんな状態(雰囲気)ではありません。過去3回とも優勝者は日本人(斎藤太吾・日比野哲也)ですが…ロシア勢がとにかく毎年力をつけているのです。そして打倒日本のチャンピオン意識が相当凄いものになっています。普段大人しそうなロシア人が、追走で日本人が負けるとお祭り騒ぎとなります。そして微妙な判定で日本人が勝てばブーイングの嵐で、当然ですが日本勢にとっては完全アウェイなのです。ワタシもニコ生中継で実況しているのですが、日本人選手が勝ち上がって大きな声を出して興奮しているとまわりのロシア人から…冷たい視線(笑)。そのうち何か投げ込まれそうなそんなチョット恐い雰囲気です。

とはいえ、ロシアのドリフトファンはD1や日本人ドライバへのリスペクトが半端じゃありません。
最終的に勝てば日本人であれロシアの英雄扱いです。日比野選手なんかもう完全にロシアでナンバー1の人気者ですしメディアに引っ張りだこ。サインの行列はその日の成績上位者より多くなるというとても分かりやすいことになってます。

またロシアではワタシを知っている人がいて、しゃべれない英語を一生懸命駆使して喋りかけて来てくれたり写真を撮ったりすることも…それぐらい日本のD1-GPが好きなんだそうです。

さて、そんな日本代表、今年は藤野秀之選手・平島明選手・川畑真人選手・斎藤太吾選手・日比野哲也選手・松井有紀夫選手の6人。

特に注目(個人的にも楽しみ)なのが海外遠征初の平島選手と松井選手の2人。松井選手なんかは海外でドリフトのCM撮影やデモ走行はかなりあるのですが、大会としては初。とはいえマシーンはもちろんいつものRE雨宮RX-7(3ローター)ですから優勝を狙いにいくことでしょう。

そして平島選手ももちろんいつものD-MAX S15(SR)。この人の強みは初めてのコースでもすぐにベストを見い出すこと。特に今年はこれまで3年間走ってきたコースとはガラッと変わる予定で、全員が初めてのコース? ということは平島選手も相当チャンスあり。ということでまずはこの2人に注目してニコ生中継しに行きますよ。

もちろん、日本人ドライバーに無理言って出演してもらいますから是非皆さん生中継見てくださいねー!! 時差はたったの1時間ですからとてみ見やすい時間の中継となります。

さて、どんな戦いになるのか? とにかくワクワクしながらもうすぐ空港に向かいたいと思います。



http://www.d1gp.co.jp/03_sche/gp2017/gp17ex1/gp17ex1_index.html

 

第216回 ロシアに行きます! <新マナPの衝撃トーク>

http://www.area-agnes.com/ja/columns/170912/

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今回紹介するのは、行ってきたばかりの鈴鹿クラブマンレースです。今年2回目ですが、前回の第3戦は3時間耐久こそありましたが、ブランパンGTシリーズと全日本F3のオマケみたいになっちゃって、今回は実質今年初めてみたいなようなもの。

 

鈴鹿クラブマン最大の特徴は、3コースで開催されるということです。ビッグレースしか見たことがない人は、案外知らないかもしれませんが、鈴鹿はコースがふたつに分かれるんです。ちょっと前のWTCCがそうだった、と思い出してくれる方もいるかもしれません。東コースというのはグランドスタンドのある方で、ダンロップコーナーの先を右に回るショートカットを経て最終コーナーというレイアウト。西コースは130Rの先、シケインの手前がショートカットで、立ち上がったらデグナーカーブへと向かいます。だから、西コースの場合、1コーナーに相当するのが130R。ここにいきなり飛び込んでいくのは、ちょっと度胸がいりますね。

 

それと、もうひとつが言うまでもなくフルコース。これで3コースというわけですが、本当はフルコースが圧倒的に見ても、走っても面白いのは間違いないんですが、稼働率の高い鈴鹿の場合、空いている日曜日が少ないので、一方のショートコースで四輪を、もう一方のショートコースで二輪を開催っていう事情もあるので、しょうがないんですね。あと、大きな声じゃ言えませんが、オフィシャルさんの人数っていう切実な背景もあるみたいです。

 

 

東コースと西コースで、どっちがどうかというと、観戦や我々の取材が圧倒的に楽なのは東コース。というのは観客席もメディアセンターもあるから(笑)。レースが面白いのは西コース。抜きどころもボチボチありますからね。ただ、こっちは居場所がない……というか、メディアセンターがないのは昔からのことで、慣れちゃったんですけど、雨風しのげる場所がないのはお客さんにとっても大変で。ただ、クラブマンの西コース行って、雨降られたこと偶然にも一度もないんですよ、私。だから、今回もそんなに心配していなかったんですけどね。

 

西コースの場合、そういった条件を超えて楽しめるのが、バックストレート脇の土手にある観客席。本当に土手なんですけど、ここは素晴らしいパノラマで、バックストレートはもちろんのこと、130Rの飛び込み、デグナー、スプーンの飛び込みが見られます。ちょっと前までヘアピンもちらりと見られたんですけど、手前の木が茂っていて今は見えず。残念。ま、何はともあれ、体力の残っているうちはレースも、そこで見ることが多いんですが、土手を登って、レース後にはまた降りていかなきゃいけないのが大変で(笑)。

 

近頃はピット脇に映像とタイミングのモニターがありますから、体力が尽きた時、妥協しちゃった時はそこで。正直、見にくいんですが、この方が展開は把握しやすくて、特にいちばん何か起こりやすいショートカットを見られるのがいいんですけど(ショートカットだけは、土手の上からまったく見えません)、なんかせっかくサーキット来ている感じがしなくて、しかもストレートも見られないので、なるべく土手に向かうようにしているんですけどね。

 

ちなみに西コースには、皆さんがイメージしているようなピットはありません。あるんですけど、ごく小さいもので、中にクルマは入れられず。ピットロードに横づけしての作業は可能ですけどね。そもそも常にそこにいることができず、レースごとの入れ替わり。だから、ドライバーが走るたび、メカさんたちは工具やタイヤを運ぶわけですが、そのピットもまた高いところにありましてね、これも大変。コースイン直前にはその坂にマシンを止めるんですが、1年に何回か、坂道発進に失敗してクラッチを傷め、出走前リタイアなんてことがあります。笑っちゃいますけど、本当にある話なんです。

 

パドックはほぼ全員テント。ちょっと前までは売店もあったんですが、メニューが年を重ねるごと減っていって、今ではついになくなっちゃったという。リザルトもタイミングを逸すると、なくなっちゃって補充なしという、不便さ極まるコースではあるんですけど、最近じゃトイレもきれいになったし、体力の残っているうちは嫌いじゃない、っていうのが本音です。疲れてくると、ホントに嫌になりますが(笑)。

 


西コースの時は、まずのこの坂に整列して……。

 


その後、こうやってピットに整列したのち、コースインします。正直狭いでしょ?

 


グリッドはこんな感じです。バックストレートに並ぶんです。

 

 

と、西コースの紹介で、こんな文字数になってしまいました。いかん、いかん。思い入れありすぎだわ。どんなレースが行われているかは、次回後編で紹介させていただきます。

 

第217回 日本全国からお届け③鈴鹿クラブマンレース前編

<モータースポーツ巡礼記 みんなもっと好きになれ!>

http://www.area-agnes.com/ja/columns/170912/

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このところ、だいぶ秋めいてきて、特に朝晩なんてかなり涼しいから、こりゃ楽そうかな……と思ったんですが、陽が昇ってくるにつれて暑さガンガン。また夏が戻って来たって感じでした。明日のコラムでもお伝えしますが、火を遮る場所の少ない鈴鹿の西コースで、たぶん今年最後のはずの日焼けしちゃいました。火照るわ~。

RS/CS2/ネオヒストリック

RSのポイントリーダー、近田直人が予選で電気系トラブルが発生し、1周も走れぬ緊急事態が。昨年までネオヒストリックを走っていた、阿部博行と板津一平がフロントローに並ぶこととなった。一方、CS2では16歳の台湾カートチャンピオン、ベンソン・リンがトップで、川島勝彦を抑えて総合でも3番手に。ネオヒストリックでは水本吉則がトップとなった。

最後尾ながら激しい追い上げを誓っていた近田だが、決勝でもはまたもトラブルに見舞われ、1周でピットに戻らざるを得ず。ベテランの攻勢を気にしなくて済むようになった、阿部と板津による激しいトップ争いが繰り広げられる。一時は2秒以上の差をつけた阿部ながら、5周目に「ギヤが抜けた」ため、失速したところを板津に捕らえられてしまう。一度は抜き返した阿部ながら、バックマーカーに行く手を阻まれたところで、板津の再逆転を許した。「今までずっと憧れていたRSに出て、ついに勝つことができました!」と板津は初優勝に大喜び。

CS2ではスタートで川島が前に出たが、リンは1周目のショートカットですぐに逆転。川島は接触によって3周でリタイアしたことから、リンは難なく逃げ切り果たし、レースデビュー2戦目で初優勝を飾った。ネオヒストリックは水本が最後までトップを守り抜いていた。

 



クラブマンスポーツ

今回のクラブマンスポーツは予選で2回も赤旗が出て、決勝でもスタート直後の130R、ショートカットで相次いでクラッシュがあり、セーフティカーが入って、さらに赤旗で中断。まさに波乱の展開となっていた。予選でトップタイムを出しながら、赤旗中断中の手順違反で3グリッド降格となっていたのが中里紀夫。繰り上がって杉原直弥が、3戦連続でポールポジションを獲得する。しかし、決勝では中里が絶妙のスタートを決め、130Rで杉原にアウトから並ぶと、そのままショートカットにインから飛び込んでトップに浮上。直後にアクシデントが連発したわけだが、すぐ赤旗が出ていれば中里は元のグリッドに戻されていたが、SCランで1周経過していたため、再スタートはトップから走り出すことができていた。

「最初のスタートは我ながら良かったです。でも、せっかくトップに立ったのにSC入って損したなぁ、と思ったんですが、その後すぐ赤旗が出て結果的にはラッキーに」と中里。再スタート後は杉原、TOMISANをまったく寄せつけず、今2勝目をマーク。杉原はランキングトップは守ったものの、「今日は完敗です」と中里の速さに脱帽の様子だった。

 



スーパーFJ鈴鹿シリーズ第4戦

ポイントリーダーの山内飛侑が4番手に留まる中、名取鉄平が開幕戦以来となるポールポジションを獲得。「練習ではもっとタイムが出せていたので、もう少し行きたいところでしたが、ポールが獲れて、とりあえず良かったです。最終戦は全日本カートの最終戦と重なるから出られないので、とにかく優勝したいです」と名取。これに続いたのは今回からウエストの新車、17Jを駆る山田遼で「最後、狙っていました。しっかり間隔をつかむことができたので」と、してやったりの様子。そして3番手はデビュー2戦目となる前田樹が獲得した。

決勝では名取がスタートを決めてトップをキープしたのに対し、なんと山田はスタート直後に痛恨のシフトミス、これで失速して9番手まで順位を落とす。2番手には山内が上がり、その後方には前田と鈴木智之が続くこととなった。まずはその4台でトップグループを築くも、やがてバトルは2台ずつに分かれるように。だが、それも束の間、中盤からは名取が逃げて、待望の初優勝を飾る。そして前田も終盤には鈴木を振り切って、初の表彰台を得た。

「スタートは決して良くなかったんです。でも、まわりも良くなくて、なんとかトップをキープできたのは良かったです。でも、スタートの精度はまだまだ高めなきゃいけないですね、それは今後の課題です。予選とあまりにコンディションが違っていたので、最初探りながら走って、感触がつかめてからは毎周ファステストラップを狙いながら走っていました。シリーズ最後のレースで勝てて良かった! スーパーFJではあと2戦、F1(前座)と日本一も頑張ります」と名取。

 



FFチャレンジ

初めてポールポジションを奪った古川一弘が、そうとは思えぬほど堂々たる走りを決勝で見せた。スタートで予選2番手の稲継敏之をかわした伊藤昌弥を、オープニングラップこそ近づけたものの、以降はまったく寄せつけず。初優勝をも飾ることとなった。「レースを始めて今年で2年目、特に前回のレースですごく悔しい思いをしたので、ようやく勝ててすごく嬉しいです」と古川。伊藤はポジションを最後まで守って2位でゴール。3位は瀬戸貴巨が獲得、稲継は5位に甘んじたものの、ランキングトップはキープした。

 



フォーミュラEnjoy

細田浩一が開幕戦以来のポールポジションを奪って今季3勝目を目指すも、これに僅差で立ちはだかったのはスーパー耐久でも活躍する堀田誠。岡山の特別戦を制して勢いづいているだけに、鈴鹿での優勝も誓っていたからだ。決勝ではそのふたりによる、激しいバトルが繰り広げられる。スタートで前に出ることはできなかったが、細田に堀田が食らいついて離れない。そして10周目のスプーンで堀田は、いったん前に出たのだが……。諦めることなく、攻め続けた細田は11周目のショートカットでインを差し、堀田はその時ダートに足を落としてしまう。最終ラップにファステストラップを出して、再び近づいた堀田だったものの、逆転にはあと1周足りなかった。「僕はスプーンが苦手なんで、そこをうまく堀田さんに合わされてしまいました」と細田は楽勝とはならなかった理由を、素直に語っていた。

一方、FE1クラスでは最初から最後まで小林良がトップを守り抜いて、今季3勝目をマーク。「序盤はFE2のスリップストリームを使って、うまく差をつけられたんですが、後半は逆に苦しくなって」と小俣弘之の接近を許していたが、その「小俣さんのミスにも助けられました」とからくも逃げ切りに成功していた。

 



FIT 1.5チャレンジカップ

伊藤裕士が開幕戦以来のポールポジションを獲得。「西コースでは彼がすごく速いから、ポールポジションを獲れてすごく嬉しい」と。その伊藤が語るところの彼、ヒロボンは2番手に甘んじるも、実は「今回は余裕があって、セクタータイムのマイナス表示に喜んでいたら、シフトミスしてしまって(苦笑)。それがなければポールは絶対だったと思うので、決勝は面白くなると思います」ときっぱり。実際、ヒロボンはオープニングラップのスプーンでトップに立ち、逆に伊藤は序盤のペースが上がらず、2周目には4番手に後退する。

伊藤に代わってヒロボンとレースを盛り上げたのが、蜂須賀清明だった。ピタリと食らいついて離れず、バトルの激しさゆえに終盤には西田拓矢の接近をも許して、戦いは三つ巴に。だが、実際にはヒロボンにとって余裕の展開だった。「序盤はきっちり抑えて、来たら来たで(笑)。最後だけ思いっきり走りました」と、それまでのコンマ差を最終ラップにきっちり1秒差としてフィニッシュ、今季2勝目をマーク。ポイントリーダーの伊藤は4位に留まったものの、しっかりランキングのトップは死守していた。

 

 

速報: 鈴鹿クラブマンレースRound5 9/10 鈴鹿サーキット西コース

http://www.area-agnes.com/ja/motor-sport/170911/

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先週末はウチのホントすぐそばで行われるビッグトーナメント”フジサンケイクラッシック”見てました! あっ、男子プロゴルフです。何が面白いって、とにかく難コースなので4日間のスコアメイクが難しいところです。海外のクラッシックトーナメント並のラフの長さとか、国内トーナメントいち長い520ヤードもあるPAR4、ウォーターハザード(池)のすぐ脇に立てたピン、これまた海外みたいな一度入れたら二度と出られなくなりそうなふかーいポッドバンカーも追加されてました。


そんなものだから争いは普段とは全く違う-3あたりの攻防。結局アンダーパーも5人しかいなかったかな? とはいえ、そこはプロなので全員技術的にはアンダーでまわれるはず。ところがそこがゴルフの面白いところで、何かひとつのキッカケでスコアが良くなったり、また逆にあれよあれよと崩れていく。精神的なプレッシャーから体力も相当消耗するらしい。


よく言われる “心・技・体” 。ゴルフは何が一番重要か? 青木プロは”体・技・心” だという。とにもかくにもまずは身体。身体作りは当たり前で日頃からしっかりとトレーニング&ケアすべしと言っている。だからこそ青木プロもいまだ生涯現役。トーナメントに出ているのですよ!


そして技術。とにかくプロとしてのあらゆる技術、そして最新の道具を使いこなす技術を身につけよと。それをもってして最後はどんな状況下でも無心になれる”心”。とはいえ、プレーを見ている限りではやはり “心” が一番大切で、コントロールが難しそうだ。


プレッシャーをプラスの力に変えてのびのびとプレーするにはやはり失敗は禁物。特にほとんどそれは自分のせいであるから、自分にいらだってしまう。失敗しても次のホールまでに切り替えが出来るか? 冷静沈着にいつも通りのプレーが出来るのか? 答えは…なかなか出来ないのですよ! だからゴルフは面白いのです。


ホントにうまい人なら毎週優勝して賞金王。そしてそれが何年も続くはず…なのですが、そんなのはほんのわずか。世界ならチョット前のタイガーウッズ。そして日本でも数年前に片山晋呉プロがそうだったりもしました。でもとにかくゴルフで連戦連勝する人ってほとんどないのですよ。だから”心”が一番大事なのかなと。


で、何が言いたいかというと、ドリフト競技における大事な順番は? やはり”体・技・心”? とはいえレースと違って”体”は…どうなのでしょうか? 皆さんもご存知のように、アスリートのように鍛えている人は…ほとんどなし(笑)。逆に「ちょっとその体型やばいんじゃないの?」的な人が多いかな? なのでドリフトの場合はこの”体”はボディー→クルマ→マシーンと考えましょうか? もしくは体(タイ)だけにタイヤでもいいかな(笑)。


とするとどうでしょう”体・技・心”となるかな? 体と技が揃っていればあとはその時の気持ちひとつ。プレッシャーに負けて負の方向となりいつもの力が発揮出来なかった? ということはあると思います。とにかくドリフト競技は一発勝負。単走でも一発で決めなくてはなりませんし、追走も相手に対して一発で仕掛けて決めなくてはなりません。そこに変な迷いや躊躇は禁物! 根拠の無い自信を元に思いっきりいくしかないのですが…そこがなかなかそう簡単なものではありません。


今、一人の選手が完全にスランプに陥ってます。悪循環でなにをやっても良い方向にいかない? 体と技はかわらないのでそれをコントロールする心が乱れているのですね。クルマで言うなら、本来1,000psあるはずなのにコンピューターの調子悪くて500psも出てない感じかな? どうやら舞洲戦での大きなクラッシュ(畑中選手に乗り上げて2台共に大クラッシュ)が原因のはじまり? その後のエビス戦も実は絶対壊してはならない状況でした(翌日にFIAの発表会でマシーンを展示する為)。

ムチャせずに勝ち上がる。絶体命令でしたからなにかもうひとつ吹っ切れた走りは出てませんでした。結果は何とも中途半端な14位と7位。これでシリーズランクも4位まで下げてしまいました。


しかし自分のやりたいように出来なかったからと言って結果が出ないのでは本物のプロではありません。絶対壊さないという指示に従ってでもある程度の成績はキッチリ残す。それが課せられた使命です。そしてそれが頭ではわかっていたからこそ何か中途半端な状態の走りとなってしまったのでしょう。


そんな状態は中国D1シリーズ(Rd.3合肥)でも続いてしまいました。それこそ自分のチームで自分のクルマなのでやりたいように出来るはずだったのですが…何と予選落ち!!単走で2本ともやらかしたそうです。もうこうなると完全にスランプです。なにをやっても上手くいかない? そして気持ちが乗ってこないので走りたくない? そんな負の連鎖に陥ります。

しかし今月はそんなことを言ってられないD1集中月間です(笑)。すぐに来週がロシアでの”D1 PRIMRING GP” です。そしてまたそれが絶対壊す訳にはいかない1戦。なにしろ終わり次第すぐに輸送されて月末の”FIA IDC”にギリギリ。修理する暇はありません。そしてすぐ翌週がD1シリーズ最終戦です。


さぁ、追い込まれます。どう打開するのでしょうか? 何がキッカケになるのでしょうか? ヘタするとどん底のボロボロもあるかもしれません。ロシアで優勝して吹っ切れるかもしれません。今の状態は紙一重です。とにかくまわりは”体”を万全の状態で用意します。技は急には衰えません。とすればあとはとにかく心のみ。


どこでどうかわるのか? これからの3戦で今後の世界が相当変わってくると思います。世界一になるのか? もしくは…? オイラは世界一になって欲しいと思っています。そしてそれが出来るはずとも思っています。プロの世界に来年の保証はありません。見届けましょう!! ドリフトを始めて初めて直面した大スランプをどう打破するのか? 川畑真人の心にかかっているのです…。
 

 

第215回 スランプ <新マナPの衝撃トーク>

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ここ10年ぐらいでレースを見た、もしくはレースを始めたという人には、もうナンバーつきレースは当たり前のことなんでしょうが、昔はナンバーのついた車両でレースするなんて考えられなかったんです。それどころかサーキットでのスポーツ走行も、ロールバーが装着されていなかったら不可能で。そんな時代もあったんですよ。それでもサーキットにレーシングカーがあふれていたのは、今にして思うとノーマルじゃ危なっかしくて走れなかったからなんでしょうね。エンジンや足に手を加えて然り、というより物足りなかったからなのかも。


ナンバーつきレースの元祖がヴィッツレースで、スタートは2000年ですから、その頃とかその時代の背景を知らない人が増えて来てもおかしくないわけです。いずれにしてもレースの扉を、ガバ~ンと広げたのは間違いなく、今も昔も入門に適したレースであり続けています。改造範囲も狭いし、軽いクルマですからね、イニシャルコストもランニングコストも控えめですし。今はタイヤまでワンメイクですから、イコールコンディションもしっかり保たれているし。長い歴史の中で、いったいどれだけレースデビューさせて来たんでしょうね?

 


関東シリーズは常にフルグリッド。深紅に彩られたゼッケン1の車両は全戦でポールを獲得した。


ただ、いきなり最初のレースから結果が残せるなんて、思っちゃダメ。けっこう強者も存在しているんです。関東シリーズや関西シリーズだと台数も多いから、時にコンソレーションに回らなくてはいけなかったり……。それはそれとして楽しいでしょうけど。パワーが少ない、改造範囲が狭い、タイヤもそんなにグリップしない……ということで、レーシングカーとしては不完全形態ですが、だからこそごまかしがきかず、繊細さが要求されるところに魅入られて、長年ヴィッツレースを離れられない人も多いんです。


編集部注:コンソレーションとは決勝に残れなかった参加者によるレースのことで、通常の決勝以外に行われるもの。


やっている方にしてみれば、「早くステップアップしてくれよ」と思っているでしょうが、これから始めようとしている人に対して、激しいバトルを繰り広げてくれれば、それが魅力に映るわけですから「おいコラ」とむげに追い出すわけにはいかない(笑)。実際、関東シリーズのトップ争いなんて、すごく見ていても面白い。かなりレベルが高いですからね。


面白いのは、先日の最終戦でトップ争いを繰り広げた3人、ヴィッツレースからモータースポーツを始めたのではないこと。チャンピオンの峯幸弘選手はジムカーナ、優勝した水谷大介選手はFJ1600、すなわちフォーミュラ、そして北田和哉選手はカートレースからと、それぞれスタート地点が違うんです。でも、共通するのは経験が豊富だということ。まぁ、でも関東シリーズはたまたまそうなっているだけで、他のシリーズにはヴィッツレースで経験を重ねた上で、上位を走れるようになった人はもちろんいます。ご安心ください。


さて、ここからお届けするのは、峯選手のチャンピオンインタビュー。本来だったら勝って決めたかったでしょうが、終盤に逆転されて3位に終わっただけに、正直な胸の内を聞いてみました。


「ありがとうございます、今は悔しいですけどね。目の前のレース、落としたっていうのは。チャンピオンを意識して抑えたっていうのは全然ないですね。展開的に今日は序盤、僕の展開だったので、プッシュしてどんどん離すつもりが、逆にどんどん追いつかれて、手も足も出なかったですね、ちょっと。バランスはそんなに悪くなかったんですが、まわりのクルマのペースが速かった、そんな感じでしたね。水谷選手もいて一対一の対決ではなかったので、そこも複雑なところで。まぁ、今日は仕方ない。連覇できたというよりは、悔しいのが事実ですけどね。関西シリーズと、富士ではちょっと時間が空きますけど、次は12月のグランドファイナル、そこでリベンジしたいと思います。でもレースは面白かったでしょう? 面白くないレースにしようと思って1周逃げたんですけど、ちょっとダメでしたね(笑)」



チャンピオンの峯選手(左)とジムカーナ界では知らぬ者がいない川脇一晃師匠


どうです、熱いでしょう。チャンピオン獲って悔しいという(笑)。こういうドライバーを相手に互角の戦いを繰り広げるには、並大抵の努力じゃ足りません。でも、挑んでみたいと思った人もいるんじゃないかな~。

 

第216回 入門レースだって、見て面白くないとね!

<モータースポーツ巡礼記 みんなもっと好きになれ!>

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先週の1000kmに続いて、今週は10時間。長いレースは正直好きじゃない。でも、やらなきゃいけないからやったけど、なんとかなったという感じ。今のご時世、24時間レースをやるのも、どうなのかなぁ。それだけのリターンがあればいいけど、ないならハイリスクなだけだしねぇ……。とボヤくのはここまでにして、メインのS耐レポートはこちらを見てね!

86/BRZレースクラブマンシリーズ第7戦

ポールシッターの神谷裕幸をスタートで抑え、トップで1コーナーに飛び込んだのは小野田貴俊。その後方では庄司雄磨と長島大輝に、菱井將文が突っ込んでしまい、その影響で早々に神谷と小野田の一騎討ちに。一方、うまく間隙を縫った松井宏太が7番手から一気に3番手に浮上した。実は練習からABSにトラブルを抱え、効かせない走りを心がけていたという神谷は、ひたすらチャンスを待ち続け、ようやく舞い込んできたのが8周目の最終コーナー。小野田がシフトミスをして失速したのを逃さず、1コーナーまでに前に出られたからだ。

 



「これで(タイトル争いは)かなり楽になったと思うんですが、次のSUGOはまったく初めて走るんです。でも、十勝も走ったことがなかったけど勝てたし、自分を信じて走ります」と神谷。3位は松井がそのままポジションを守り、86/BRZレースでは初めて表彰台に立つこととなった。

ネッツカップ ヴィッツレース関東シリーズ第4戦

早くも迎えたヴィッツレース関東シリーズの最終戦。タイトルに王手をかけていた峯幸弘がポールポジションを奪って1ポイントを獲得、阻止できるのは4番手につけた北田和哉だけとなっていた。「前回のレースから一回練習に来て、その時も昨日の練習も、どうもしっくりこなかったので、そんな状況にもかかわらずポール獲れたので、今までで一番嬉しいポールかも」と峯。決勝では好スタートを切って1コーナーに飛び込んでいき、後方でのバトルが激しかったことから、予想に反して1周目から独走態勢に持ち込むことに。しかし、ほぼ2秒もあった差が広がっていったのは2周目まで。それからは北田と水谷大介が徐々に差を詰めてくる。6周目には完全に連なるようになり、まずは北田が峯を攻め立てるも、抜きあぐねている間に「ごっつぁんです、って感じでした」と、水谷がふたりを相次いでかわすことに成功。そのまま逃げ切って4年ぶりの優勝を飾ることとなった。「みんながヴィッツでレースしてみたい、って思ってもらえるような走りをするのが目標なので、久しぶりにかなえられて良かった」と水谷。

 



「正直、今は悔しさの方が、2連覇できた喜びより大きくて。最初はつまらないレースになっちゃうな(笑)と思ったんですが、全然ペースが上がらなくなってしまいました。このスッキリしない感じは関西シリーズで、それと年末のグランドファイナルで晴らしたいですね」と、レースでは北田に続く3位に甘んじた峯。

 



86/BRZレースプロフェッショナルシリーズ第7戦

ニュースペック投入から好調なダンロップ勢。吉田広樹と服部尚貴が主従関係を入れ替えて(笑)、フロントローを独占することに。「自分の走りと、チームの皆さんが施してくれたセット、タイヤの内圧を信じて、最高のアタックができました」と吉田。しかし、決勝レースでは服部だけが逃がしてくれなかった。早々とふたりで逃げていく一方で、しっかり服部は逆転のチャンスを待つことに。「好みの違いなのか、吉田の方がストレートは伸びていて、でもコーナリングではこっちの方が優っていることを、悟られないようにして(笑)。ワンチャンスで仕留めようと思っていた」という服部は、9周目の最終コーナーでインを刺し、吉田をかわすことに成功。「スタートの時の緊張は、それほどでもなかったんですが、師匠の服部さんが後ろについている時のプレッシャーは半端じゃなくて、もうどうにもなりませんでした」と吉田。師匠は強し。3位は近藤翼が獲得するも、「近づくことはできたんですが、あれ以上は無理でした」とお手上げ状態だったよう。

 

 

速報:FUJI SUPER TEC 9/2-3富士スピードウェイ

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8/27(日)に開催されたハイパーミーティング(岡山国際サーキット)の疲れが抜けないまま、Jアラートの警報で早朝から飛び起き、日本上空を北朝鮮のロケット弾が通過して無事なことを確認するも、なんだか物騒なこの頃…身体が芯から休まらないよ! 

そもそも8月も後半になって猛暑続き? この天候の異常さも疲れの一因なんだけどね。ホントはエビス戦の時に夏らしい猛暑日が続いていれば…もっと平穏無事に大会は終了したものの、終わってからなんやかんやとこれまた騒々しいのだな(笑)。ということで、D1エビスのお話と、9月の予定なんぞを…。

前回はエビス戦で起きたタイヤ内圧問題について書きましたが、今週はまたまた皆さんが大好きな?(笑)DOSS(D1審査計測機械)問題です。

今大会のDOSS設定が走りの見た目とだいぶ違って、今までのエビス南のカッコいいとされている走りが評価されず、カッコ悪い失敗の走りでも良い得点が出ていたのでは? とか、こんなんでは見ている方や走っているドライバーは興醒めなのでは? と。確かに今回の設定は晴れで(良い走りが良い得点が出るように)考えられたもので、ウエットでの得点の出かたに少し配慮が足りなかったとD1側も認めています。

完全なドライなら今まで通りの走りでも高得点は出るのですが…飛び出しの第1セクターだけはチョット設定が厳しかったようで、斎藤太吾選手の単走ファイナルの1本目の飛び出し方は見た目では物凄いカッコ良かったのですが、計測上平均角度が6度。つまりセクター内ではほとんど角度がなかったのです。速度が非常に速かったため、これがもし10度を越えているとそれなりに得点が付き、合計99点ぐらいは出ていたのだと思います。その辺りはダイゴ選手も理解していて、2本目はキッチリ得点を出す走りに変えて来ました(それでも98.77)。


レベルの高いところで理解している人はギリギリを狙ってキッチリ得点を出してきます。そもそも人間の眼で6度と10度の角度差の見分けがつけられないかもしれません…。

またその時の川畑選手は1本目に狙って来て98.09で8位入り。しかしこれはセクター3が完全にV字状態になってしまい減速&角度変化が激しく、25点満点のところがたったの22点。セクター3を22点台で予選を突破した人はもちろんいません。川畑選手の狙いは速いスピードからセクター2を一気に振り出し、このとき“セクター2がなんと31点(満点は30点)”、そしてそのままの角度で全開でセクター3を回っていく。確かに我々が考えたDOSSの設定の最高の走りそのものといった感じになりそうだったのですが…ちょっと角度が付き過ぎ旋回せずV字状態になってしまいました。つまりどこかのセクターが凄い良くても、次のセクターにつながらなくては得点が出ないという完全無欠のDOSS野郎な訳なのです(笑)。

ドライだけなら問題が無かったものの、ウエットでの得点の低い走り(96~97点台)ですとセクター2を失敗しようが、わざと狙って二度ぶりしようが、得点が出てしまうところはホントにいただけなかったですね。これは実は審判団側もわかっていたことなので、せめて失敗の走りは得点からマイナス出来るようにしておくべきたったのかなと。今のシステム上、ペナルティーの外付けでマイナス出来るだけで、審判員が直接得点をマイナスすることはできないことが問題だったのかな? と思っています。

この辺りは早急に対策されて次戦からシステム変更されるのだと思います。同じ過ちをしないように改善出来るところは少しずつしているようなのですが…いつも言いますがDOSSは単走のみ。あくまでも単走はふるいにかけるものであって、D1のホントの面白さはやはり追走です。

今回も特に日曜日の追走は相当興奮しましたし面白かったと思います。また追走は2人の審判員が主観でランク判定しています。昔ほど追走での判定に問題は出てませんし、観に来て頂いたファンの方も追走を見終えて満足して帰って頂いている方がホントに沢山いると思っています。それなのに終わってしばらくすると“D1はDOSSだからつまらない”となる…なんででしょうね?(笑) DOSSをしっかり攻略して、そして追走で良い走りをしていい結果を出した人から“D1はDOSSだからつまらない”なんて一言も聞いたことありませんよ! 逆に勝てなくて悔し涙を流すぐらい勝ちたくて勝ちたくて必死に取り組んでいる人が何人もいることを忘れないでください!!そういう人はDOSSに文句はつけて来ません、出来なかった自分を責めて、そして次に向けて頑張ると奮い立てているのです。

 

もちろんD1側もまだまだ足りないところは盛りだくさん、しかしレベルの高いドライバーやマシーンに恥じない様に努力をし続けているのも事実ですし、“世界No.1ドリフト”ということを本気で目指しているのです。

さて、そんな課題多きD1も9月以降も相当ヤバいことになります。まず9/3はD1中国シリーズ第3戦合肥(HEFEI)です。一週間おいて9/17にロシアのウラジオストクでのPRIMRING GP2017。さらに一週間おいて10/1にFIAのインターコンチネンタルドリフティングカップ"があり、その翌週10/8にはいよいよD1-GPファイナル最終戦&EXがあるのです。

ココまで連続してD1があることはチョット今までになかったのでスタッフも大変ですが、もしなにかあったら? チームや選手は相当大変なことに…。とにかく全ての戦いが無事に終わることを祈るばかりなのと、お願いですからロケット弾うつのやめてくれますか?
 怒濤のD1 9月決戦をそれぞれニコ生でもお楽しみください!!

 


 

 

第214回 D1-GP エビス裏話Part 2 <新マナPの衝撃トーク>

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