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こんにちは、沖縄 市場調査専門のCROMSSです。
先日、NHK NEWS WEBのビジネス特集「“逆境”でもヒット商品 ヒントは?」
の記事を読んでみました。
内容ですが、すごく勉強になりました。
国内市場は人口減少や高齢化社会で縮小に向かうと言われる中で
マーケティングを活用して、新たな需要を開拓して売上増加、ヒット商品を生み出す。
国内市場が拡大した3つの商品。
◯アイスクリーム
アイスクリームは冬には売れにくいという固定概念を、冬には暖房の効いた部屋で
濃厚なアイスクリームを食べるという楽しみ方というイメージが普及した事で
国内のアイスクリーム市場はおととしまで3年連続で過去最高を更新している。
◯カップラーメン
即席めん最大手の日清食品が開拓したのはシニア層です。
健康志向を想定して、減塩をPRした商品を発売したが、思うように販売が伸ばせませんでした。
改めてニーズを調査したところ、「高級さ」を求める顧客の声が多いのに気づいた。
そこで去年4月に発売したのが、フカヒレスープ味、牛テールスープ味などの高価格帯のカップめんです。
定番の商品より50円高い強気の価格設定にもかかわらず、半年ほどで1400万食を売り上げました。
◯チョコレート
チョコレートの大手菓子メーカーの明治では、パッケージの大胆変更で売上を伸ばした。
商品のイラストにはこだわったが、今迄のセオリーだった写真やイラストをしない、
これまでの“おやつチョコ”とは違うこだわり商品という開発担当者の思いを込めたシンプルなデザイン。社内では「このパッケージでは中身がわからない。売れるはずがない」という厳しい意見も出たが、事前の消費者調査で手応えをつかんでいた開発担当者は「あなたの年代がターゲットではない」などと反論して販売にこぎつけ、大ヒットしているということです。
■記事を読んでみて、改めて消費者視点は大事という事に気づきました。
よく自分でも人から勧められて食べてみると、あれ!美味しいけど自分では買ったことない商品があります。
何故買わなかったのか?・・・
いつもの定番が安心だから、料金が少し高いから、パッケージに惹かれなかったから、色々な要因がありますが、これが感性なんですよね。無意識に自分で判断してしまっています。
商品開発には、コストをかけているのにパッケージで損しているなと思う商品も多いですよね。
WEBサービスでは、A/Bテストという、Aのバナーをクリックする回数が多いか、Bのバナーをクリックする
回数が多いかという手法をとりますが、販売商品の場合は商品内容に満足してパッケージまで費用をかけてないこともあると思います。
せっかく、良い商品なのにもったいないと思います。
沖縄でも、今後は消費者調査などが普及しないといけないと思いました。
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