ドブロブニク。
それは、クロアチア屈指の観光地として、多くの人に愛されている世界遺産の街。
クロアチア南端、澄み渡るアドリア海に面し、古くから海洋国家として栄えた豊かな街。
別名、「アドリア海の真珠」と呼ばれる街です。
この街の最大のスポットは、その真珠を囲む、壮大な城壁です。
この城壁は、歩いた人にしかわからない良さに溢れています。
美しい街と、教会、海が全て眺められ、中世の美しさを残したその真珠の輝きは、
見る者全てを虜にすること、間違いないでしょう。
ちなみに、この城壁は、極端に広い訳でもなく、ゆっくり歩いても1時間で回れます。
ちなみに城壁の中の街、旧市街は、メイン通りは美しく広いですが、それ以外の通りは割と狭く、
見どころもあまりありません。
ドブロブニクの難点は、ちょっと物価が高いことでしょうか。
しかし、それでもその美しさについては、とにかく行って感じてみてもらうしかない、と思います。
☆☆☆☆☆
さて、長々と書いてきましたクロアチア旅行記も、このドブロブニクで終わりです。
旅行は、ここを最後の思い出の地として、ドブロブニク空港から、ザグレブを経由して、モスクワ、東京と
乗りついで帰ってきました。
なので、クロアチアに興味がある人、行ってみたい人に対して、行ってみた感想・アドバイスを述べたいと思いま
す。
まず、クロアチアの魅力について。
・クロアチアの感想は、ずばり、紺碧の海、オレンジの瓦屋根が生み出す、美しきヨーロッパの風景にあると
思います。この国の感想を一言で言うと、「どこへ行っても絵になる国」です。
海、森、山、湖全てが、美しく、車を運転していても、すぐに、停めて写真を撮りたい衝動にかられます。
（実際、道路脇に車を駐車するスペースを多く用意してあり、車を停めて撮影しているヨーロピアンを多く見ました。）
・治安の良さ。夜中でも、あまり危険は感じませんでした。それは、クロアチアが観光都市として、豊かな国であることに起因していると思います。
海外には良くいる、物乞いの人、も結局一人も見ませんでした。
・観光立国として栄えているため、英語が割と通じる点。
・物価は、日本より若干安い点。
また、クロアチアの欠点ですが、以下の通りです。
・電車がない。（首都ザグレブでは、トラム（市内を走る都電のような電車）を見ましたが、
その他の都市にはありません。
つまり、車社会です。都市間の移動は、長距離バスか、飛行機しかありません。
ただ、長距離バスは、運転が荒く、あまり快適ではないため、レンタカーで旅行することをお勧めします。
また道でも、レンタカーのステッカーを貼っている車を多く見ます。レンタカーがとても普及している国です。
・物価がそれほど安くない。東南アジアと比べると割と高いと思います。
・料理が全て油っこい。料理は美味しいですが、偏食気味の方や、油っこいものはちょっとという人は、
長期滞在は厳しいかもしれません。
・駐車場・トイレでは小銭が必要。基本的にトイレは有料です。4クーナくらい取られます。
この点、喫茶店でコーヒーを飲めば、トイレを無料で使わせてくれるので、その方が良いかもしれません。
・時間にルーズ。オプショナルの船とか、長距離バスとか、時間に割とルーズでした。
国民性かもしれません。のんびり屋さんの多い国かな。
・道路は割と飛ばす。また、恐らく追い越し車線は、日本と異なり、左車線と思われる。
高速道路の制限速度は、130キロなので、トロトロ走っていると、迷惑がられるかもしれません。
また、高速の出口がいきなり小道になるので、出るときは、スピードを急激に落とさないと、段々減速する感じでは、最後に曲がりきれなくて、ぶつかってしまうかもしれませんので、注意。
☆☆☆☆☆
最後に。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございます♪
前にも書きましたが、このブログを書いた趣旨は、
・クロアチアに興味がある人に、ちょっと情報提供できれば良いな、と思ったこと
・新婚旅行の思い出を記録として記したかったこと（これは完全に自己満足です）
です。
クロアチアは素晴らしい国でした。良い思い出をくれたあの国に、御礼を言います。
皆さんも、もし興味があれば行ってみて下さい♪
これを読んで興味を持って、それで行ってみた、なんて人が少しでも出れば、こんな幸せな事はありません。
それでは、皆さんも、素敵な旅を経験されることを祈って、当ブログを終わりたいと思います。
もちろん素敵な人生も。一緒に頑張りましょう♪
また、機会があれば、どこかでお会いしましょう。
チャオ♪