毎度思いつきで更新の歌詞シリーズです(笑)

今回はハンドベル(Solo)なんですが、
この曲は自分の曲の中で1番ぼくが救われる事の多い曲で、
たびたびお世話にもなっていたりして、
自分でもすごく気に入っている曲です。

歌詞がすごく好きなんです。
ライブではなかなか歌詞まではじっくり聴けないと思うので、
この機会によかったらじっくり読んでみて下さい。


ハンドベル(Solo)

ありのままに生きるという無理難題を背負わされて、
頭抱えて、慌てて、いつまでもこの有様。
ただ日々を過ごすこと、ずっと続いてきたこと。
とっくに慣れたつもりが下手になってくみたいだ。

「到底無理な話。」と文句をつけてばかりのくせに、
辞めてしまわずにいるのは何の為だっけ。

押し付けられた世界で好きになるものは少しだけ。
そいつを集め固めた独り乗りの戦車。
今日を凌いだ僕を嘲笑う様な朝日。
「それならもう、息など止まってしまえばいい。」と
吐いたのは溜息。

あきらめてしまった夢。しがみついた大嘘。
日々増えていく痛みは、騙し騙しで今日まで。
ただ日々を過ごすこと、いつか終わってしまうこと。
必死になることもないさ。行き着く場所は同じ。

胸を張って生きようと頭を下げてばかりの日々。

誰かを嫌う度に息苦しくなってくのは、
本当は嫌われたのは僕の方だから。
傷つくことに怯えて、傷つけた生き物。
「それならもう、誰もいなくなってしまえばいい。」と
零した電話口。

すべてを嫌う度に息苦しくなってくのは、
本当に嫌っていたのは僕自身だから。
明日を拒んだ僕をひきずりだす様な朝日。
「それならもう、今日まで凌いでしまえばいい。」と
また先延ばして、

捨てきれない世界で好きなものさえすり減って、
崩れた戦車の欠片で作るハンドベル。
独りぼっちに怯えて、愛を叫んだケモノ。
「それならもう、誰かを愛してしまえばいい。」と、
「そうやってもう、そのまま生きてしまえばいい。」と、
殺した涙声。

その姿はほら、ありのまま。



また思いつきで歌詞載せまーす(笑)。