以前のエントリー 食うのに困らない で、雑な推論を行った。
食べ物は余ってる!、と。
土曜日に本屋をウロウロしていたら、正にソレを主題にした本を
発見して買ってしまった。

「作りすぎ」が日本の農業をダメにする/川島 博之
¥1,575
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改めて、こりゃ衝撃的だな、と思った。
俺は実家の農業を継ぐ事を考えてるんだけど
ひょっとするとコレは茨の道なのか?
1950年代以降、飛躍的に農産物の生産量が増えた事で
古来から刷り込まれてきた「飢餓への恐怖」とそれに
対応すべく整備されてきた「農業政策」が今の現実と
乖離している事が述べられている。
TPPの問題は、アメリカとかオーストラリアなんかの
余剰生産の農産物をどう押し付けるかの話だったりね。


ウチは野菜農家でブロッコリーなども作る産地だが
スーパーにアメリカ産のブロッコリーが並ぶ御時世なんだよな・・・。