供給側からみればそのはず、なんだけどなぁ。
この間の、さいたま市とか立川市の
餓死だなんてニュースは本当に心が痛む。

昨日のエントリーで牛肉1kgを得るのに
トウモロコシが10kg必要って書いた。
その論でいけば、全世界の人間を食わすのに必要な
穀物の生産量は全然間に合っている。
実際にその通りで、だからトウモロコシを原料にエタノール燃料を
作ったり、生分解性プラスチックを作ったりする「必要」がある。
そうやって穀物の市場価格の維持を図ってるんじゃないか?

日本だと(穀物じゃなくて野菜だけど)キャベツの値段が
暴落すれば、収穫されない畑のキャベツをトラクターで
ロータリー掛けして土に戻してしまう。
市場価格の維持の為なら出荷量の抑制は当然の行為なワケ。
ていうか、基本的に常に生産過剰気味になってるんだな。

キャベツを原料に燃料が作れたりプラスチックが
作れたりすればいいのに。