エピローグ

 

気球を撮影に行った友人と僕の二人

とりあえず何か食おうと車を走らせ

「肉なんてどうかな?食いたく無い?」

うん。まだ朝の7時になったぐらいで

肉食えるようなトコ開いてないだろ

ファミレスはやってても行くテンションでないし

ここはラーメン(家系)で妥協か?

って調べたら

あら、驚き

ラーメン屋も開いてない。

 

意外と遅くまでやってる店でも

朝の7時では遅いでなく早いなのだろう

どっこも開いてない

んで、ひとまず車停めれるトコで停めて

論議だなって事でマックに停車

無闇矢鱈で走ると、行きたい目的地が決まったら

そこは今現在の場所から遠くなるだろうし

一旦立ち止まる事って大事なんですよね。

 

で、肉は諦めた、麺は諦めた

うん。こうなるとハンバーガーか

とハンバーガー食おうと決めて

「一番近いモスはどこだ」

って検索です。スマホ大活躍です。

マックの駐車場で一番近いモスを探すんです。

一番近いモスはドコで何時からだ?と

もう一度言いますよ。

マックの駐車場で

 

調べた結果

隣町に店舗はあるが、開店時間は午前11時

えーと。今現在は、なんとか8時です。朝の8時です。

後3時間時間待てと?待てません。待ちません。

3時間待ってモスなら

同じ3時間待って肉します。肉

 

でも待てません。3時間待てません

空腹で待てないでなく、眠くて待てません

じゃ、無理に食わずに帰って寝ればと言われても

何か食いたい

こう生まれた欲求は避けられません。

拒めません。欲求を受け入れるとハラ括ったので

「よし、マック入ろう」

 

何年ぶりだろマック食うたのは

ゆうに年単位で食ってなかった

2年かな?そんぐらいか?

あんま食わないのねー 自らマックって言わないし

で、僕たちはマックに入店

その時衝撃的事実が!!

 

え?朝マック??

何頼めばいいの?

 

僕たちは来慣れてないマックで

朝メニューが展開されてる事を忘れてて

顔を見合わせてから天を仰ぎ

新たな壁に立ち向かうのであった。

 

あれ?鍵かけたっけな?

って時は、たいがい鍵かけてる

忘れてる時は、その事すら気にしてない。

だから、気になるって事は

どこか脳の片隅で施錠してるビジョンが見えてるはず。

 

人は思い出を操り作り直す事ができる

 

その事柄から言うと

トイレ流したっけ?時になる時は

「うん。大丈夫、流した流した」

と思ってたら、なんだか悲鳴が聞こえるぞ。

 

 

 

では、前回の続き

 

膨らみ出された気球を見て

今日は飛ぶんだな。

と、一安心

だってばよ、話によると

簡単な風で飛ばないらしんですよ。

気球って風に流されて飛ぶんで無いん?

なのに風があると飛ばないって

 

そりゃ1回目と2回目の飛行予定日は風強過ぎてダメだったらしいが

そのダメやった日は

日本列島に台風が直撃した10月の事

流石に素人目にしても

この風はヤバい。わかりますが

 

 

で、飛び時始めた気球

うん。かなり風に流されてるね。

下は、ほぼ無風だけど

空に上がると流されるんですね。

 

しばらくして

気球が真っ直ぐになった時

友人と何故にロープ張ったままなのか話してる時に

まさかの事を知りました。

 

気球は遊覧飛行でなく

上に真っ直ぐ上がって

上から金沢城公園を見下ろす企画

 

あーそうなんだ。そーゆうタイプね。

だから風速そこそこで飛ばないんだね。

むしろ飛ばせないんだね。

 

今回の僕らは気球に体験飛行の申し込みもしてなく

なんとなく、城と熱気球って写真が撮りたかっただけなので

これでも満足なんですよ。

 

撮影しようとしてた

1回目と2回目は台風で中止

今回の3回目はなんとか飛行

翌日の4回目は中止

 

だから僕たちは

偶然に飛べた1回を

とても稀少な1回を撮影できたのです。

 

撮影を終えた僕たちは

「なんか食うて帰るか」

と話をまとめて、退城するのでした。

早朝7時なったかならない時間にだよ。

何を食う?何を食える?店やってる?

 

 

おしまい

そろそろ話をまとめて終わらせたいけど

終わる気配がない。

それは関係ない事を刻んで書くからだ

って事で続きを話します(書きます)

 

いくつか門をくぐり

石垣が綺麗に積まれ

バカでっけー城壁の中に入り

ここは城でなく公園と知らされ

まぁでもいいや。写真とろうって事で

友人と色々と写真を撮りまして

空と城壁の隅っこ

 

こうやって簡単にスマホで撮影して

この構図はどうか、写り具合はなど

僕らはポラ撮りをスマホでして

うんだかんだ論議して

きちんと撮影直すスタンス

僕は初めてきて知らなかったんですが

休日の日中は

観光客でごった返しで

こんな誰も居ない写真なんて撮れないんですってさ

 

色々と撮影しながら進み

ここ構図よくね?ってポイントに着いたら

気球が膨らまし始められてますよーーー

 

ここが気球を飛ばすポイントで正解でした。

一時期は、他所で膨らませて飛ばして

ここ辺りを通過するだけかもって不安でしたから

自分たちの行動に間違いがなかったと知って安心しましたよ。

 

実は僕らは

あまり下調べもせずに行動してたんですよ。

タウン誌かな?フリーペーパーかな?

いついつ何時に気球飛ばして金沢城上空を

って記事を見つけて

これ、いかなんならん!!

って、初期衝動に魅せられて飛び出した感じ

 

大人って、そんな無鉄砲で無いハズですが

僕らは違う

興味が湧いた瞬間が最高潮

 

原点が頂点

 

後に、その時我慢して後から後悔するくらいなら

やって後悔しよう。その感じ

んで、気球が膨らんだかって?

 

つづく

 

 

あらすじ

 

気球を撮影したいって事で

日曜の夜明け間際から出掛けた友人と僕

寒さと眠さに耐えて

撮影ポイントの金沢城までたどり着いた二人

いくつか門を抜け、いざ入城して

二人の前にはだかったのは

 

まだ城でなはく お堀

見事な石垣

綺麗に積み重ねられた石垣

カメラを真剣に構える友人の後ろで僕は

 

「これテトリスなら消えて綺麗さっぱりなくなるね」

 

はい。余計なことを言いました。

こうゆうつまらない事を言えるんですね。僕は

写真撮影もそこそこにして入城しましょう。

 

やっと入城

 

看板の指示に従い徒歩で

ちくたく歩き

はい。まだ開いてませーん

そりゃそうだ、7時前だもん

正確にいうなら6時30分にギリなったかなぐらい

しかも、訪れたのが11月なので

開いても8時ですからね。

 

悔しいから外観だけでも城を撮影しましょう

見事な城でしょー 

 

ここで衝撃的な事実が

実はコレ城でないんがやと

城跡に門とか石垣を復元して

城は復元してないとかで

でかい、広い、えーと・・・あとなんだ。

が城でなく城址公園っていうの?金沢城公園って言うの?

 

ここ城ないのーーーーーーー!!

 

衝撃的事実を知り

だからか芝生だらけなのかーと納得

 

歯切れが悪いトコで閉めますが

もう少し続く

とある日曜の早朝に城と気球の重なる写真を撮影に向かった僕と友人

気球が飛び立つ時間がAM06:30ってわけで

早朝というか夜に集まり出掛けた二人

 

前回のおさらいはしません。

真新しい裁判所の前を抜け交差点を通り過ぎた二人は

金沢城を目指し 城への続く道

東茶屋街へ

 

見事に誰も居ません。

ざっくり観光スポットなんですがね

朝靄の境内のように静まりかえった静けさ

まるで自分たちが誰も居ないパラレルワールドに迷い込んだかのような閑散

 

なんでしょう、この坂道

画像で見るよりはるかに急坂でして

ここは観光地なんだけど

観光地としたら不安になるくらい坂ですよ。

歩くだけで息切れしちゃいます。

どう頑張っても、3歩として走りたくない坂道

冗談のようだけど、この坂道を走って登ってる人いるんですよ。

すれ違ったり追い抜かれたりしましたもの

 

そんな悪ふざけのような坂道を登り

僕らは城に入ります。

(題:キャメラマンの友人)

すごいよねー ほんとすごいよね

朝の6時30分前に城開いてるんだー

城の朝って早いんですね。

家来さん早起きー

 

いくつかの門を抜けると

ドーン!! まだ城に入ってなかった!!

はい、これは城ではなく石垣と門

 

なんだろうね、あんまりのも目の前に城っぽいの出てきたから

セット感が感じられまして

芝の上をワーと突き抜けていざ門の中へ

はい。まだ日の出中です。

ギリ朝って言えるレベル

 

あまりにも人がいないから

イベントは行われるか不安になり始めた僕たちは

ま、シューティング無理でもロケハンで来たと割り切る事で話をまとめ

色々と写真撮ったり色んな角度から周りを見渡したり

ひとまず寒いと文句言ったりして

気球が飛ばされるであろう場所を探すのです。

 

そう、この時点でドコで気球が飛ぶかも知らずに来てまして

ひょっとして、ヨソで飛び出してここに来るのかもしれないと

不安が出始めたり

それはそれで面白い。と盛り上がったり

 

今回はここまで、次回は

「城入場です。」

まだまだ気球は出てきませんよ。