「愛猫のために対策をしておけばよかった」 地震や台風などの災害を経験した猫飼いさんの体験談 | 政宗のブログ

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今回は、『「愛猫のために対策をしておけばよかった」 地震や台風などの災害を経験した猫飼いさんの体験談』についてです。

 

 

≪以下転載≫

 

「愛猫のために対策をしておけばよかった」 地震や台風などの災害を経験した猫飼いさんの体験談
2020/9/30(水) 21:05配信 ねこのきもちWeb編集室


防災意識の高い猫飼いさんは多いと思いますが、実際に災害を経験しないとわからないこともありますよね。今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、過去に地震や台風、豪雨などの災害を経験した飼い主さん186名に、「猫連れの防災」に関する2つのアンケート調査を実施しました。

 


★①過去に地震や台風、豪雨などの災害を経験したとき、猫に関して困ったことはある?

 

ねこのきもちWEB MAGAZINE 猫の防災に関するアンケートvol.01 186件の回答


まずは、「過去に地震や台風、豪雨などによる災害を経験したとき、猫に関して困ったことはあるか」というアンケート調査。その結果、15%の飼い主さんが困ったことがあったようです。飼い主さんたちは一体どんなことで困ってしまったのか…くわしくお話を聞いてみました。

 


愛猫がパニックになってしまい…

 

ねこのきもち投稿写真ギャラリー


地震の揺れや、警報音、いつもと違う状況などにより、猫がパニックになってしまったようです。家具の下や物陰などに隠れてしまい、愛猫をなかなか捕まえることができず、困ってしまったという声がありました。

「去年河川氾濫警報がでて、避難所に行こうとしたが、いつもと違う状況に怖がったらしく、家具の裏に隠れて、出てきてくれず、避難を諦めました。ちょっとした地震でも、すぐ逃げ出して隠れるので、避難が難しいです」

 

「3.11のときにベッドの下に隠れてなかなか出てきてくれなかった」

 

「あまりの怖さに物陰に隠れてしまい出てこない。これが避難しなければならないような事態のときはロスタイムになりかねない」

 

「大きな地震でなかったのですが、猫様も初体験の地震だったため、確保に手間取り、また猫を連れての避難ができるかわからず困りました」

 

「被災したわけではないですが、テレビから流れた緊急地震速報の音にビックリしてしまい、ソファの下に隠れて長時間出てこなくなってしまった」

 

「名前を呼んでも、鳴き声がなく、どこに隠れているかわからず、足の踏み場を確保して部屋中を探し、散乱した室内の隅で僅かな隙間でじっとしていた!」

 


ストレスで…

 

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災害を経験したことで、愛猫がストレスを感じるようになってしまったという声も…。

「東日本大震災で避難したときに、凄いストレスがかかりオシッコが出なくなったこと」

 

「台風で3日間停電。台風一過で物凄い暑さの中、冷房無しでは猫の命に関わると思い息子のアパートへ連れて行きましたが、よその家は初めてで、逆に精神的に大ダメージを受けてしまい、結局冷房無しの我が家へ」

 

「2階にいたときに地震があり、強い揺れだったためしばらく2階を怖がって、ご飯も食べなくなりました」

 

「揺れや物音に敏感になった」

 


愛猫が怪我をしてしまった

 

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地震の揺れなどに驚いた愛猫が怪我をしてしまったというケースもあるようです。

「地震に驚いて、高い場所から転落して骨折しました。帰宅後すぐに気づいてあげられなくて、長い時間痛い思いをしていたんだと思います」

 

「驚いて高いところにジャンプして失敗し、爪を割る怪我をした」

体験談にもあるように、猫はなにか異常を感じるとパニックになったり、逃げ出したりなどの行動をとりがちに。飼い主さんは、猫の行動の傾向を知っておくようにしましょう。

 

▼地震などが起こったときに猫がとる行動について
地震などの異常事態が発生したとき、猫はどんな行動をとりがち?

 


備蓄などの大切さを実感

 

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ごはんや水などの備蓄が充分でなく、大変な思いをしたという声も。停電などで電気が使えないケースもあるので、そのようなときの対策もしっかり考えておきたいですね。

「北海道胆振東部地震を経験しました。ご飯をストックしておらず、家にも一日分程度しかないタイミングで地震が来てしまったので、慌ててコンビニに買いに行きましたが普段食べてるものを与えることができませんでした。断水もあったので水道水もあげられませんでした。そのときは仕方なく、あまり良いとは聞きませんがミネラルウォーターをあげました」

 

「台風で3日間 断水と停電しました。人間よりも猫の熱中症やストレスがものすごく心配でした。給水器に氷を浮かべてみたりして。ただ、何もかも電気に頼っていて給水器も自動給餌器も使えなくて、そのあと、電池や電気がなくても使えるものに換えました。親戚には、停電していない家もあったので、『お風呂とか入りにくれば? 』と言っていただいたけど、やっぱり猫を連れて行く訳にいかず、心配で行けませんでした」

 


避難できる場所がなかった

 

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避難勧告が出たけれど、住んでいる地域に猫などのペットを連れて避難できる場所がなく、結局自宅で過ごすことになった方もいるようでした。

「避難勧告が出たが、市内はどこもペット禁止で避難できなかった」

 

「結婚前の実家住まいのときです。当時はまだペット連れで避難できる避難所もあまりなく、また多頭飼いしていたことから複数連れての移動は困難と判断し、家族で家で過ごしました」

 

「連れて避難できなかった」

 

「避難所で拒絶された」

 


★②災害を経験したとき、「愛猫のためにこんな対策をしておけばよかった」と、あとで後悔したことは?

 

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また、災害を経験したとき、「愛猫のためにこんな対策をしておけばよかった」と、あとで後悔したことを飼い主さんに聞いてみると、次のような声が寄せられました。

「キャリーケースを隠れ場所にするように、慣れさせていれば良かったと思いました。今は常時キャリーケースを出して逃げ込めるようにしています」

 

「タンスとかが動かないように固定してたら良かった」

 

「お風呂場のドアは閉めておくこと。安心して過ごせる場所を日頃から用意しておくこと」

 

「避難した実家に事前に一緒に遊びに行ったりして、場所に慣れさせておけば良かったと思いました」

 

「緊急避難場所の確保。猫を実家や知人宅に預けるのも、ペットホテルを利用するのも、2~3日なら頼めるが、長期は本当に難しい」

 

「家ではフリーでケージがありません。いざというときのためにケージを用意し慣らしておけば良かったです」

 

「ご飯やお水はもちろん、トイレ用品などのストックも必ず必要だなと思いました」

 

「車で寝ていたりしたので、猫も車で過ごせるように準備しておくべきだなと。大きめのキャリーや携帯用トイレなど」

 

「ご飯とかシートなどを、ひとまとめにしたカバンを用意したほうが良いと思った」

 

「ベッドの隙間に入り込んでしまい救出が困難になった。隙間を塞いでおけばよかった」

 

「普段からケージに入るように習慣づけておくべきだった。非常食の準備」

 

「ハーネスの練習」

 

「災害時の避難所で猫を受け入れてくれる自治体に住むべきでした」

 

「パニックで逃げたりした際、猫の首輪に連絡先の札を用意しておけば良かったと考えました」

どれも本当に大切なことですよね。災害を経験して、事前に備えておくことの大切さを改めて実感した方が多いようでした。

 


★【新型コロナウイルス第2回犬猫調査】withコロナで猫飼いさんが必要だと感じている備えとは?

 

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また、ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、7月に「新型コロナウイルス第2回犬猫調査」も実施。「withコロナの中、愛猫の防災対策(避難時も含む)に必要と思われるもの・情報はなにか」を聞いてみると、飼い主さんたちから次のような意見が寄せられていました。

「ペットと一緒に避難できる場所の地図」

 

「ペットフードや、お世話グッズは災害時に支給されるのか」

 

「コロナ禍なのでできるだけ自宅にいたいが、もしそうなった場合、避難所で必要とされる対応を事前に知っておきたい」

 

「ペットと一緒に避難できる場所の拡大と、コロナ禍での間隔をあけての避難所ができるのかどうか」

コロナ禍以降、新たな不安と情報不足を感じているようです。また、withコロナが「愛猫との暮らし」を見直すきっかけとなったと回答した人もおり、次のような声も寄せられています。

「食事、トイレ砂、ペットシーツの備蓄、猫の健康手帳をわかるように置いている」

 

「感染時に何軒かの知り合いにお互いの愛猫の世話をお願いできるようにしている」

 

 「夫婦間の話だけではありますが、どちらかかかったら、すぐ市や国が用意した隔離施設に移る事と、2人共かかった場合、預かりをしていただける動物病院に預ける」

 

このように、新型コロナウイルスをきっかけに「万が一が自分の身にも起こるかもしれない」と身近なものとして感じ、以前よりも対策や備えを実践している飼い主さんも増えているのではないかと思います。

 

【新型コロナウイルス第2回犬猫調査】 「withコロナの中で不安なこと」や「対策方法」 愛猫との暮らし方を見直す飼い主さんも

 

 

ねこのきもち投稿写真ギャラリー

 

いつ起こるかわからない災害から愛猫を守るためにも、飼い主さんは日頃からしっかりとした防災意識を持つことが大切です。そして、いざというときのためにできる対策を、今からでも行うようにしましょう。

 

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、今後も「withコロナ時代の愛猫との安心できる暮らし」と「最新の防災対策」について情報発信をしていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

猫と安心して暮らすためのwithコロナ情報と、最新防災対策

 

 


『ねこのきもちWEB MAGAZINEアンケート 猫の防災に関するアンケートvol.02』
参考/【いぬ・ねこのきもちWeb】第2回犬猫コロナ禍アンケート(アンケート実施期間:2020年7月10日~7月16日/回答方法:WEB、いぬ・ねこのきもちアプリ/総回答数:2,033名)
文/雨宮カイ


ねこのきもちWeb編集室

~転載ココマデ~

 

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