ここに引っ越してきてからもう何十年

市の中心から離れた丘の上に作られた

住宅地

周囲は昔からの畑や果樹園が

残っていて、緑が多い静かなところです

 

この辺りには田んぼも多くありました

(今ではどんどん減ってきて

田んぼのカエルの声も聴かれない年も

ありますが・・)

そのため農業用の貯水池が周囲に

いくつか点在していて

そのうちの2つは歩いて5分もかからないところにあります

 

桜や他の木が周りを囲み

藪も雑木林もあり

少し歩くと畑へ通じる土の道もあって

鳥の姿もよく見られます

こじんまりとした野鳥の観察会も

時々開かれているようなところで

冬になると毎年池にカモが

渡ってきていました

 

散歩の時には何十年もの間

池に来ているカモを見ていました

なのに

なんという鳥なのか、何ガモなのかは

知ろうとすることはありませんでした

 

他の小鳥については

国立公園のパークボランティアを

していた頃に

さえずりと名前を覚えて

親しんでいましたし

このあたりの身近な鳥たちも

自分で図鑑を見て勉強して

声と姿は見分けることができるのに

水鳥についてはなぜか

こんなに身近にいたにも関わらず

種類や名前について無知のままでいました

 

唯一、夕暮れ時

池の周りを歩いている時に

高い声で鳴く鳥がいて

注意を惹いたカイツブリだけは

調べて知っていました

 

でもほかのカモや水鳥については

毎年いろんな種類のコがいるなぁと

思っていただけ

なんという鳥がやってきているのか

一切知らずに

特に興味も抱かずに過ごしてきました

 

 

それが

2020年12月20日「オンライン探鳥会」にふと参加して…

そのあと家にあった月を観る用の

大きめな双眼鏡をぶら下げ

図鑑を持って、何度も何度も池に行き

ようやくこの池に来ている鳥を全部

見分けられるようになった頃

もう池にカモたちを見に行かずには

いられなくなっていました