AviUtlの音声波形表示というオブジェクトでは、タイムライン上に挿入している音声ファイルの音声データに合わせて、自動的に波形の映像を作り出す事が出来ます。

音声波形表示には色々な使い方がありますが、基本的な使い方を覚えれば、立体的な波形の映像を作ったりする事も出来ます。

音声波形表示の波形を表示させる

そもそも、音声波形表示オブジェクトの映像は、拡張編集画面のタイムライン上に音声データを読み込んでいる音声ファイルオブジェクトが挿入されていないと表示されないので、まずは、何かしらの音声が保存されている音声ファイルをタイムラインにドラッグ&ドロップで挿入しましょう。

AviUtlの音声波形表示オブジェクトの使い方
音声ファイルをタイムラインに挿入する

そうすると、その音声ファイルの音声に合わせて、音声波形表示オブジェクトが波形の映像を表示するようになります。

波形の波の大きさは音量で決まる

もし、音声ファイルをタイムラインに挿入しても、音声波形表示オブジェクトの波形の映像が表示されないという場合には、音声ファイルに保存されている音声データの音量が小さすぎる可能性があります。

ですので、もし、波形の映像が表示されないという場合には、音声ファイルオブジェクトの設定ダイアログ画面の「音量」という項目の値を大きくしてみましょう。

音声ファイルの音量を大きくした
音声ファイルオブジェクトの「音量」の値を大きくした

そうすると、このように、波形の映像が表示されるようになる、または、波形の波の振幅が大きくなるようになります。

波形の種類を選択

音声波形表示オブジェクトで作れる波形の種類は、音声波形表示オブジェクトの設定ダイアログ画面左下にあるプルダウンをクリックして変更する事が出来ます。

例えば、プルダウンで波形の種類を「Type 3」に変更すると、音量メーターのような波形の映像になります。

波形の種類を音量メーターに変更した
音量メーターの波形の映像

このように、AviUtlの音声波形表示の使い方を覚えれば、自動で動く波形の映像や音量メーターなどの映像が簡単に作れるようになります。

AviUtlのオブジェクトの描画方法の一つに、パーティクル出力という描画方法があります。

パーティクル出力は名前の通り、オブジェクトの映像をパーティクル(粒子)状に出力する描画方法です。

AviUtlのパーティクル出力
AviUtlのパーティクル出力

パーティクル出力の使い方を覚えれば、色々な映像に応用して、水中での空気の泡の映像などが簡単に作れるようになります。

パーティクル出力に切り替える

まず、パーティクル出力させたいオブジェクトの設定ダイアログ右上にあるクルクル矢印ボタンをクリックして、表示される一覧の中の「パーティクル出力」をクリックしましょう。

パーティクル出力に切り替える
パーティクル出力に切り替える

そうすると、そのオブジェクトがパーティクル出力されるようになります。

星の図形がパーティクル出力された
星の図形がパーティクル出力された

パーティクル出力の設定

パーティクル出力には色々な設定項目がありますが、その中でも重要なのが「出力頻度」「出力方向」「拡散角度」です。

「出力頻度」は、オブジェクトの先頭から終わりまでの間に、いくつの粒子を出力するか設定するための項目です。

パーティクル出力の出力頻度を調節
パーティクル出力の「出力頻度」を調節した

「出力方向」は、どの方向へパーティクルを出力するかを設定するための項目です。

パーティクル出力の出力方向を調節
パーティクル出力の「出力方向」を調節した

「拡散角度」は、どれくらいの範囲にパーティクルが出力されるかの設定項目です。

パーティクル出力の拡散角度を調節
パーティクル出力の「拡散角度」を設定した

こんな感じで、AviUtlのパーティクル出力という描画方法では、図形や画像、動画の映像などを粒子状に出力させる事が出来ます。

AviUtlのシーンチェンジの種類でおすすめなのが、使い方も単純なのにユニークさがある「スライス」というシーンチェンジです。

シーンチェンジオブジェクトの種類を選択するプルダウンで「スライス」を選択すると、前の映像が分割されて、次の映像が表示されるといったシーンチェンジが行われるようになります。

AviUtlのシーンチェンジのスライス
「スライス」によるシーンチェンジ

スライスには、二種類の設定項目しかないので、使い方も簡単に覚えられると思います。

スライスの設定項目

シーンチェンジの「スライス」の設定項目は「分割数」という調節項目と「反転」というチェック項目しかありません。

「分割」の値を大きくすると、前の場面が分割される数が多くなります。

スライスの分割数を16に設定
「スライス」の「分割数」を設定

「反転」という項目にチェックを入れると、次の場面がスライスされた状態で現れてくるようになります。

スライスの反転にチェックを入れた
「スライス」の「分割数」を設定

こんな感じで、スライスはシーンチェンジの強い方として面白いですし、使い方もシンプルですので、場面転換する際に使ってみて下さい。

図形オブジェクトでは、プロジェクトの解像度に合わせて、メインウィンドウ画面の背景を作ったり、色々な図形の映像を作ったりする事が出来ます。

図形オブジェクトの使い方次第で、AviUtlで作る映像のクオリティーが高くも低くもなるので、図形オブジェクトの使い方をしっかりと覚えて、応用的な使い方が出来るようになりましょう。

図形オブジェクトで背景を作る

AviUtlのメインウィンドウ画面の背景は、初期状態だと真っ黒い背景になっています。

この背景は、アルファチャンネル付きの映像データとしてエンコードした際に、透明な背景として出力されます。

AviUtlのメインウィンドウ画面の背景
AviUtlのメインウィンドウ画面の背景

ただ、「H.264」のように、非可逆圧縮系のコーデックを使った場合、この背景は、そのまま黒い画面の状態で出力されることになります。

ですので、AviUtlで「H.264」を使ってMP4動画ファイルへ出力するのであれば、背景を図形オブジェクトを使って変更したりすると良いと思います。

図形オブジェクトの設定ダイアログ左下にあるプルダウンをクリックすると、図形の種類が選択できるので、その中の「背景」を選択しましょう。

図形の種類を選択
図形オブジェクトで背景を選択

そうすると、背景が図形オブジェクトで指定している色の背景になります。

図形の色を設定
図形オブジェクトで指定している色の背景になった

図形オブジェクトの設定ダイアログ左下の「色の設定」ボタンをクリックして、図形の色を変更すれば、その色の背景にすることが出来ます。

図形オブジェクトで長方形を作る

図形オブジェクトで選択できる図形の種類には以下のものがあります。

  • 背景
  • 四角形
  • 五角形
  • 六角形
  • 星型
  • (ファイルから選択)
図形の種類
図形オブジェクトで選択できる図形の種類

もし、長方形の映像が作りたい場合には、まず、図形の種類で「四角形」を選択して、設定ダイアログの調節項目にある「縦横比」の値をマイナスの値に変更しましょう。

図形オブジェクトで長方形を作った
図形オブジェクトの縦横比を調節

そうすると、縦横の比率が変化して、横細の長方形が作れます。

動画編集ソフトを使う理由の多くは、字幕やテロップなどを動画に入れたいという理由だと思います。

AviUtlで字幕やテロップを入れるには、テキストオブジェクトというオブジェクトを使います。

テキストオブジェクトの使い方は簡単で、表示させたい文字を入力したり、文字の並び(アライメント)などを設定したりするだけになります。

テキストオブジェクトの挿入

テキストオブジェクトを挿入するには、タイムライン上で右クリックして、メディアオブジェクトの追加の中にある「テキスト」をクリックします。

AviUtlのテキストオブジェクトの使い方
テキストオブジェクトを挿入

テキストオブジェクトは、初期状態だと何の文字の映像も表示されません。

ですので、次に、テキストオブジェクトで表示させたい文字の入力と、文字の縁取りなどの設定を行っていきます。

テキストオブジェクトの設定

テキストオブジェクトで表示させたい文字の入力は、テキストオブジェクトの設定ダイアログ下にある入力欄で行います。

また、テキストのフォントの種類は、設定ダイアログ左下のプルダウンで行います。

テキスト入力欄
文字の入力
フォントの種類を選択
フォントの変更

文字に縁取りを付けたい場合には、設定ダイアログ下のプルダウンで「縁取り」を選択しましょう。

AviUtlのテキストの使い方-縁取り設定
文字を縁取りにする

このように、テキストオブジェクトの使い方は簡単で、文字の大きさも「サイズ」という項目の値を大きくすればいいだけですので、テキストオブジェクトの使い方を覚えて、字幕やテロップを入れてみましょう。