4/5.前回は1回あたりの平均出玉とBBあたりの平均獲得出玉から以下の平均連チャン回数を計算した。
少なくともラオウは4.6回以上出玉あり大当たりを引かないとBB平均に届かない。
少なくともケンシロウは5.6回以上出玉あり大当たりを引かないとBB平均に届かない。
マシンのスペックからざっくりと平均連チャン回数を求め、上記と比較してみた。(②の時短回数は振り分け率が不明だったため、ラオウ、ケンシロウ共に中間の60回、80回を使用した。)
ラオウ | ケンシロウ | ||
通常確率 | 399.6 | 399.6 | |
確変継続率 | 80.0% | 82.0% | |
突確割合 | 15% | 10% | |
① | 実質確変継続率 | 76.5% | 80.0% |
② | (仮)平均時短回数 | 60 | 80 |
③ | 時短引戻し率 | 14.0% | 18.2% |
④ | 平均連荘率(突確含む) | 82.8% | 85.3% |
⑤ | 平均連荘率(突確除く) | 79.3% | 83.3% |
⑥ | 平均連荘数(突確含む) | 5.81 | 6.79 |
⑦ | 平均連荘数(突確除く) | 4.82 | 5.98 |
用語の説明、計算方法は長くなるので割愛(後で載せるかも)。ラオウは平均で4.82回、ケンシロウは5.98回継続する事になり、冒頭の4.6回、5.6回を超えているように見える。しかし最後の1回は突時となるため、最後の1回は「出玉あり大当たり」としてカウントできない。加えて時短引き戻し率も含んでいるので本来なら4.82回、5.98回のうち数%出玉なし大当たりを含むはずだが、誤差レベルであり、面倒なので今回は単純に⑦から1を引いたもので再計算する。
ラオウ | ケンシロウ | ||
⑧ | 実質連荘数(突時除く) | 3.82 | 4.98 |
BB平均獲得出玉 | 7,650 | 7,220 | |
1回あたりの平均出玉 | 2,002 | 1,451 |
出玉に関する考察② で1回あたりの平均出玉が以下の通りとなる事は説明したが、この数値を上回っている。
ラオウの1回あたり平均出玉 1,672以下
ケンシロウの1回あたり平均出玉 1,281以下
【結論】
BB平均獲得出玉と言われているラオウ7,650発、ケンシロウ7,220発は間違っている。
理由は解らないが、上記の⑦の数値がかなり近いことから、データを持ってる誰かが間違えて伝えてしまったのではないかと考えられる。(続く)