摂食障害を経験して③

そんな学校でのちょっとしたストレスに加え、家庭でのストレスもありました。

兄の反抗期が来た時です。

真面目な母は兄と真正面からぶつかり、父との喧嘩も絶えませんでした。

母は仕事の事、家庭の事、更年期等様々なストレスを抱えており、子供ながら

「私だけは味方でいなきゃ。いい子でいなきゃ」と強く思ったんですね。

いつの間にか弱音を吐くことができなくなっていました。

学校でも、家庭でも居場所がないと思ってしまいました。

 

前の記事で話したように、過食嘔吐のきっかけはちょっとした体系のコンプレックスからでしたが、

いつの間にか不安を埋めるため、ストレスを発散するための唯一の方法となっていました。

当然、忙しいなかにも毎日三食ご飯を作ってくれる母に言えるはずもなく、気づいたら五年経っていました。

 

身も心もボロボロでした。

最初はトイレが居場所だったはずなのに、次第に母への罪悪感、食べたことへの罪悪感で頭がいっぱいになって、

自分を責める毎日。トイレに籠る自分がとても嫌いになりました。

歯は胃酸で溶け始め、眠れないし、一日中続く倦怠感で何をするにも無気力になりました。

この世から居なくなりたいと思うようになり、高校2年生の時、トイレに駆け込む私の

異変に気付きそこで初めて母に打ち明けることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

摂食障害を経験して②

私が摂食障害を発症したのは、思春期に入る小学校6年生の終わり頃の事でした。

 

思春期になると、男女で別れ、仲の良い集団でグループを形成するようになります。

勿論、恋愛感情も抱くようになるので早い子は付き合い始めたりで、私は周りについて行けなくて一気に孤独感を感じました。

だから、唯一「かっこいい自分」でいることが心の支えだったんですね。

 

私は5年生の終わりから生理が始まったのですが、6年生になるに連れて太っている訳ではありませんが

女性ホルモンの働きで、徐々に体が丸みを帯びてきました。

今までのかっこいい自分からどんどん遠ざかっているようで、次第に凄くコンプレックスを抱くようになりました。

そのショックと月経の影響、不眠もあったので自律神経の乱れから今度は暴飲暴食が始まりました。

小学生で何も知識がないので、最初は軽い気持ちで「食べたら吐けば太らんやん。」

と牛乳を大量に飲んでトイレに嘔吐したんですね。

そしたら、なんかすっきりして、心に溜まった孤独や不安も全部なくなったような気がしました。

 

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摂食障害を経験して①

この記事は決して同情を求めているわけではないので、皆さんご理解下さい。

そして今現在同じような経験をしている方、「自分だけじゃないから我慢しなきゃ」と思うのは絶対にやめて下さいね悲しい

摂食障害とゆう病気は、当事者にしかわからない苦しみがあり長年苦しみ続けている方も沢山いらっしゃると思います。

この記事を読んで、例え僅かでも今苦しんでいる方の心に良い変化があれば幸いです。

 

私は幼いころから兄について回り比較的活発に育ちました。

遊ぶより運動することに興味があり、小学校を卒業するまではスポーツクラブに多数所属していました。

そのため骨太で長身、引き締まった体は自慢でもありコンプレックスでもありました。

あだ名は兄貴と呼ばれたほど見た目は男の子で女子トイレに入ろうとすると注意されることもありました泣き笑い

兄貴なんて呼ばれると、なんかものすごく強くなったような気がして嬉しい反面、強くいなきゃ!

みたいなプレッシャーもありました。

同時に女子らしい華奢な体に憧れもありました。

丁度その頃、私の中で「運動ができて、体が引き締まっていること=強くてかっこいい=皆が褒めてくれる」みたいな変な方程式が出来てしまって、過度に体を鍛え始めたんですね。

小学生5年生の時でした。


メンタルヘルスについて投稿した記事👇👇👇

 

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皆さん初めまして。

田舎の方で作業療法士の仕事の傍ら、休みの日を利用して整体やアロマトリートメントを行っております飛び出すハート

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次回は私の思いを綴っていこうと思ます。