音の変化、いろいろ | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

気温の大きな変化、それに大雨による被害の情報も。
昨日、我が家では早朝の瞬間的な突風で、なすびと
ミニトマトが大きく傾いた。
なすびは家の中に取り入れて、支柱を増やして立て直
したけれども、小さな蕾が落ちかかっていた。


音に巡る想い


一日中雨だった昨日、午後はCDを聴いて過ごした。
3月末にアンプ間のケーブルを換えて以来、音の変化
をいろいろ楽しんできたが、その感じ方はディスクによ
って様々で、ひどく感動的なもの、さほどでもないもの、
そして久しくあるいは殆ど聴いていなかったディスでは
音の違いなんて・・・・。


昨日聴いたのではないが、最も感動的だったのは
ミャスコフスキーのチェロ協奏曲だった。オーケストラ
が複雑で、各音が艶やかで潤いがある。これは主に
管楽器で、一方弦楽器では擦る感じとざわめき感が
あったりする。
まあともかく共鳴音、残響とかも含めて、ふわーっと
拡がってさーっと消える、とでも言うのか、そんな感じ
までもが美しいんだな~。


これほどではなかったが、昨日聴いた中ではブルッフ
のヴァイオリン協奏曲第2番が良かった。
あまり聴いていないから詳しくは分からないのだが、
上記の感じが新鮮だった。その上、パールマンの音が
とても美しく思った。


これよりも更に聴いていなかったウォルトンのヴィオラ
協奏曲ですら、やはりオケの複雑さの点で、記憶にな
い音が聞こえていたのは確か。
逆にヴィオラ(ケネディ)の音がやや小さく感じられたのは、
概して協奏曲で独奏音がそうなのだ。 複雑に聞こえるオ
ケの音の影響なのだろう。


期待したほど変化の感じられなかったのはエルガーの
ヴァイオリン協奏曲。 チョン・キョンファの音に鋭さを
欠いたのは上の例と同じ。

CDを買った時以来殆ど聴いていなかったであろう例と

しては、バッハのピアノ協奏曲集から、第2,4,5.7
番をグルダのピアノで聴いた。
音の変化としては、記憶の点からよく分からなかったも
のの、音の大きさと強さ、その迫力は凄かった。

音の変化に驚く感動とは別の意味で、最も強烈な感動
を覚えたものであった。