”NSX”を日本一販売した男たち -9ページ目

秋本番の爽やかな風が吹き抜ける池袋…時代の寵児たるレジェンドが集まりました。

11月3日(土曜日)。午後1時10分。(久しぶりの晴天に恵まれた…池袋ショールームです。)

 

 

花壇の花々は、度重なる風雨にも耐えて秋風に揺れています。

 

 

さて、今回ご紹介する…時代の寵児たち。

最初は、ホンダ NSX 150型 3.0 type‐T Fマチック 純正フルノーマル

上品で艶やかなホッケンハイムグリーンパールボディに、

タンレザーインテリアという…唯一無二の美しさを持つ御仁です。

(それもそのはず。)

2000年に販売された…タイプT3.0は、僅か3台。

それも、リトラ最終のFマチックという…目に触れる機会のない個体だからです。

ご覧になった方々は、余りの美しさに一瞬で魅せられることでしょう。

 

 

その横に鎮座するのは、アキュラNSX 3。0 タイプT 左H 5MT ベルリナブラック

王道のオートクチュールエアロで身を固めたアキュラ タイプTは、

研ぎ澄まされた刃物のようなアンタッチャブルさが漲る…逸材です。

特に、92Rエンジンを載せ替えた心臓と

DCエキマニとKSPマフラーが放つサウンドとポテンシャルは、まさに想像を超えるもの。

(決して目が合ったらいけない方々と遭遇してしまった心境です。)

 

 

その後方で…2台のNSX後方に佇んでいるのは、

平成元年型 日産 スカイライン GT-R ガングレーメタリック

選手権でNSXに勝利するために制作された…日本を代表する猛者は、

30年間、今なお、牙を研いでNSXを見据えているように見えます。

92Rエンジンを搭載したアキュラNSXと、

初期型32GT-R。(今走らせてみれば、どちらに軍配が上がるのでしょうか・・・・。)

 

 

最後にご紹介する個体は、

クラウン史上最速と称された…170系 クラウン アスリート 2.5VX シルバーメタリック

ヤマハ発動機がトヨタ車を初めて専用チューニングしたコンプリートモデルです。

FRP製エアロ、専用ショックアブソーバシステム等を組み込んだ300台限定車は、

専用のターボチャージャーを装着したパワーは、300ps。

穏やかな表情からは想像できない…銀狼と呼ぶに相応しい…いでたちです。

 

 

何故か少し息切れをしながら…ブログを書いているオジサン。

余りに濃い面々のオーラに…何か、何処かが故障してしまったのかもしれません…。

 

T師匠談。