”NSX”を日本一販売した男たち -72ページ目

130型クラウン2.0 ロイヤルサルーン スーパーチャージャー。…痺れました。

先だっての…日産プレジデントJs…。(素晴らしい個体でした。)

このところ…国内外のスポーツカーから離れて…特に国産セダンに傾向している自分に気が付いたところです。

30年程前には…シーマ現象といわれた…初期型シーマに乗っていたので、

傾向したというよりも…本来の志向に時間を掛けて戻ったのかもしれませんね。

 

昭和63年型 トヨタ クラウン 2.0 ロイヤルサルーン ツインカム24 スーパーチャージャー ワンオーナー

 

 

艶やかで上品なダークブルーメタリックボディ。

これがクラウンって誰かに話したくなる…エッジの効いた伝統のスタイリング。

心臓は…セリカXXやソアラに搭載された…

名機1G-GZE水冷直列6気筒DOHC24バルブ スーパーチャージャーエンジン。

 

         (パーペキです。…当時は完璧をこう例えました。)

 

実質走行距離…17289Km。純正フルノーマルのワンオーナー車。

見れば見るほど…薫り立つような素晴らしいコンディションに拍手したくなる心境になりました。

 

 

特に驚かされるのは…30年以上経っても残る新車の薫りと異次元の内装クオリティ。叫び

シートに擦れや摩耗が微塵も感じられないばかりか…

汚れるはずの純正マットでさえ、昨日納車されたような清潔感が漂っています。

私も結構クルマには細かいヒトですが、ここまでのコンディションを長年維持する自信はありません。

 

 

でもいるんです。確かに居るんです…広い世の中には。(尊敬に値する…オーナーさん達。)

メーカーさんは…こうした方々をちゃんと認知されているでしょうか…。

老婆心ながら…

バンバン乗り換えるユーザーももちろん大切なお客様ですが、

大好きな一台のクルマをずっと大切に乗り続けるオーナーの心意気にも応える体制も節に希望します。

 

 

本題から外れてスミマセン。

 

 

さて…改めて現車の話題に。

 

 

ご覧下さい。(綺麗を通り越した…美しいエンジンルーム。)

エンジンに付帯するトヨタロゴから英文字まで…文字掛け一つ、脱色一つありません。                        

諸先輩方の中には…新車購入時に整備士が持つパーツリスト機関図面も一緒に手に入れて、

愛車と付き合っていく愛好者や猛者がいたとも伝え聞いています。

正に…このオーナー。(そうした方々の一人です。)

その心意気。(若輩ながら…私が努めさせていただきます。)

 

 

昭和63年12月初年度登録車 走行距離 17289km 駆動方式 FR トランスミッション 4AT 車検 29.12

ボディカラー:ダークブルーメタリック(869)
ワンオーナー 純正フルノーマル 屋内保管禁煙車 AIS鑑定書

 

 

フロントフォグライト 純正専用ファブリックスパワーシート オートデュアルエアコン クルーズコントロール 純正マット
純正サイドバイザー 純正カセットチューナー/純正OPスーパーウーハー
専用エンブレム 純正14インチAW YOKOHAMA DNA ECOS ES300 195/70R14 91S
サイドインパクトバー スペアキー
新車時保証書 取扱説明書 定期点検記録簿:新車時~

 

 

型式 E-GS131
エンジン形式 1G-GZE
最高出力 170ps(125kw)/6000rpm
最大トルク 23.0kg・m(225.6N・m)/3600rpm
種類 水冷直列6気筒DOHC24バルブ スーパーチャージャー
過給機 スーパーチャージャー
総排気量 1988cc
燃料タンク容量 72リットル 使用燃料 無鉛プレミアムガソリン 車両重量 1580㎏
ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前)ダブルウィッシュボーン式コイルバネ(後) セミトレーリングアーム式コイルバネ
ブレーキ形式(前・後)ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ(前・後) 195/70R14 90S

 

 

スタイリング、内外装の素材感と作り込み。

日本の冠たる王道セダンの姿とカタチがここにあります。