F1テクノロジーをそのまま継承した…HONDA ワンダーシビック Si DOHC 5MT
1984年にデビューした…ワンダーシビック Si。
確か…ウィリアムズホンダがF1で優勝した同じ年だったと記憶しています。
昭和60年型 ホンダ シビック 1 Si 3ドアハッチバック 5MT 純正フルノーマル 屋内保管車
ワンダーシビックとしてデビューして…このSiが登場するまで約1年。
暴れん坊のZCエンジンを搭載したことで、カムシャフトプーリーがボンネットに収まらず…
左側が盛り上がってしまったのも…Siの”証し”でしたね。
同時代には、86に搭載された4A-Gエンジンがありましたが、
ツインカムじゃなく…ダブルヘッドオーバーカム(DOHC)というエンジン用語にも拘った…ZC。
特に、F1と同じヘッドカバーやスイングアーム、PGM-F1など、
当時のF1技術をそのまま受け継いだ…ヤル気満々で弾けるエンジンは、尖ったホンダの真骨頂でした。
それにしても…このワンダーシビックのスタイリング。(今見ても斬新で印象的です。)
HONDA車として初めてカーオブザイヤーに輝いたばかりか、
乗用車としては初めてグッドデザイン賞にもなった…正に名作です。
室内を見渡しても…シンプルで機能的なデザインは…
否が応でも・・・・発売当時を知るオジサンのココロとカラダを躍らせてくれます。
赤い純正フロアマットも…ホンダの熱い息吹を感じさせますね。
もちろん、5速マニュアルシフト。(ホールディング性、操作性の良さにも感心させられます。)
アンダーバーの計器盤も当時のホンダらしいシンプルでスポーティな設計です。
軽さとポテンシャル。
HONDAが提唱した…ホットハッチのカタチと走りの原点がここにあります。
昭和60年10月初年度登録 走行距離 107362km 駆動方式 FF トランスミッション 5MT 車検 32.10/17
ボディカラー:ホワイト(NH82)
ワンダーシビック ZCエンジン 純正フルノーマル仕様 屋内保管車
純正OPフォグライト OPサンルーフ 純正フロアマット 純正クォーツ時計
パワーステアリング付純正ステアリング グレーツートン/スポーツファブリックシート
JVC製CDチューナー(KD-C505)
純正14AW MICHELIN 185/60R14 82H
新車時保証書 取扱説明書 ディーラー整備記録:15枚 タイミングベルト/ウォーターポンプ交換済
型式 E-AT
エンジン形式 ZC
最高出力 135ps/6500rpm
最大トルク 15.5kg・m/5000rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1590cc
車両重量 890kg
サスペンション形式(前)トーションバーススプリング/ストラット式(後)車軸゙式
スパッと切り落としたような…リアスタイル。
ブンブン回る…ZCエンジン。
小さなカラダにホンダイズムを感じさせてくれます。