上記の記事では「良い事ばかりでは無いぞ！」と言う事をお伝えしましたが、何だかんだ言ってその方に似てると言われたのは、これまで似てると言われた日本人の中で一番光栄な例だったかなと思ってます。

最近になって、長年の努力が実ったか、ずっと一番似てると言われたかった人にも似てると言われる様になったのでそれも更新されたのかも知れませんが。

しかしそれらの意見も超越する位、容姿を取り扱う上でこれ以上ない賛辞として頂いた事があるのが

「顔が和製ベッカム」です。

10年以上前の夏の日、

この日です。

カットモデルでお世話になった押上の美容師の方に言って頂きました。

「和製ベッカムって感じの顔してますね！」と。

実際、フリーキックが得意な右利きのサッカー選手や右サイドが主戦場のサイドハーフの選手らが「和製ベッカム」との異名を取っておりましたが、顔が和製ベッカム。

ベッカム選手と言えば、プレイヤーとしてはプレイスキックやクロスの精度が世界のサッカー史上の中でも最高級と言われていますが、多くの日本人(特にサッカーに明るくない)にとってこの選手を語る上で最もピックアップされる部分がそのルックスだったのではないでしょうか？

2002年のW杯で来日した際も、その容姿がピックアップされ、普段サッカーに然したる関心の無いニワカ層を席巻してたのも全然記憶に新しいです。

私は自身の性格上、そんな現象を冷めた目で見ていましたが、自分の容姿がベッカムに例えられたとあっては話は別です。

前述した様に、顔を取り扱う上でこれ以上の賛辞は無いと言えるレベルです。こんな有難い話は無い。

その美容師の方にとって、私はお客さんでも無いカットモデル(言わば練習台)なのに、随分と気の利いた事を言って下さったものです。

(色んな人が居るってのが世の常ですが、カットモデルの募集をしている見習いの美容師の面々は特にコミュ力に差がありましたね。)

その方はコミュ力抜群の方でした。

当時の私からしたら羨ましいと思える位。

その方がmixiのプロフィールにミスチルが好きと書いていたのを私が拾って、

「僕は『花言葉』が好きです。」

と、マニアックな非シングル曲をぶっこんだら、「知ってますよー」と言った感じで気持ちの良いやり取りが出来た事も印象に残っています。

今はどうしているのか分かりませんが、何処かでハサミと話術を武器にバリバリ活躍しているのではないでしょうか。

しかし舞い上がってはいられません。

和製ベッカムとは言っても所詮は和製。しがない日本人です。

本家英製ベッカムとはどれだけの差があるのか？超えられない壁なのか？そこが焦点になって来ます。

そりゃ清田英晴の「英晴」は「えいせい」って読むけどさ・・・

例え超えられない壁でもそれこそベッカムのFKの様に、巧く壁を巻いてゴールに向かって行く鋭利さを持って行きたいですね。

舞い上がらず、鋭く曲がって標的に突き刺さる。

本家ベッカムのプレーが教えてくれている様に。

多岐に渡るベッカムのヘアスタイルの中でも、自分は若手時代の長めのスタイルが好きです。

髪質違うんで自分じゃ再現難しいですが。

☆本日の一曲☆

愛内里菜/Run up

えいせいさん