もうすぐくれくん不在で迎える、３度目の新年がやってくる
更新するネタも尽き、トルネード＆メキシコ事件簿と化してきたブログ
そして思い出の写真を飾りまくっているうちに、
「遺影の館」と化してきた我が家
いい加減こういうのにも区切りが必要だと思い立ち、
友人のアレンジメントレッスンを受けて「アート」でいってみること
くれくんと歩いた思い出の散歩道に咲く色々をドライフラワーにして
なんて簡単に考えていたが、思い立ったのが梅雨で花が全然ない
知り合いの畑にお邪魔して、なんとかきゅうりの花も手に入れて
友人のご近所さんに描いて貰った絵と共に、いざアレンジメント
ねぇくれくん
せっかくしみったれた生活から足洗おうと
手間隙掛けてお金も掛けて、慣れないことやってみたけど
完成した「アート」を見れば見るほど
予想外の背景＋ドライフラワーが更に遺影感を増して、本末転倒っ
やっぱり「写真」に勝てるものはないみたい
遺影感満載のアート、せっかくだから戌年一年はちゃんと飾るよ
結局どんな色々も、写真以上にはなれないんだね
なぜなら写真は色褪せないもの
目にする瞬間、こうしてあの日のくれくんに逢えるから
２本分のリードの重み、太陽で輝くツヤツヤの体に巻き巻きしっぽ
草を掻き分けて歩く音や、車に乗る前にタオルで足を拭く感触
この色褪せなさが、くれくんの不在をより強く思い知らせて
それと同じぐらい、私の心を満たしてくれる
だから数は減らすけど、やっぱりこれからも写真は飾っちゃうよ
くれくんの腎不全発症をきっかけにはじめたこのブログ、
闘病を綴った当時は正直心ここにあらずで
くれくんを見送って色々振り返りながら書いたことの方が
最終的に今日までの私の支えとなっていた
ブログをやっていなかったら、
きっと今以上にこうして振り返る場所がなかったはずだから
そういう意味では共に闘った日々も大切な宝物
でもやっぱり、
腎不全なんかじゃない健康なくれくんの
ただ当たり前の毎日をブログに綴ることが出来ていたら
今私はもっとこの「ブログ」をやって良かったと
心から思えていただろうな
その分、後から記憶を辿って
元気だった頃のくれくんの色々を綴ることが出来たから
ただ愛犬を病気で失った悲しいブログとして終わることなく
幸せだった記憶も形にできたような気がする
何より、クレオという私の世界一大切な相棒を
このブログを通して色んな人に知ってもらえて、
くれくんが生きた証を残すことが出来たから
もうこれ以上望むことはありません
今までもそう思ってきたけど、
いつか再会できるその時を信じて
くれくん不在のこれからも
くれくんに恥じることの無いように
私も精一杯生きていくのみ
それがくれくんと、最後にした約束だから
本日の記事を最後に、「巻き巻きしっぽ」ブログ 卒業します
これまで訪問頂いた皆様にも、心より感謝申し上げます
ありがとうございました
2017.12.31 Ayita