さて、今回は、クラブ本数を少なくすると、スコアは良くなるのかのお話です。
ということで、、、
先日、ホームコースで、同伴した方のクラブセッティングがユニークだったので、その時のお話をしたいと思います。
それは、プライベートラウンドではなく、ホームコースでのシングルハンディだけのスクラッチ競技です。
予選で、24名通過、決勝も合わせて、2日間 36ホールでのスクラッチ競技となります。
優勝すると優勝カップはもちろんのこと、クラブハウス内にも名前が残る競技です。
まあ、月例よりも権威がある大会になります。
さて、その同伴した方のセッティングですが、下記の7本です。
1:DW
2:UT20度
3:4I
4:6I
5:8I
6:PW
7:パター
ちなみに、もともとは、フルセットで持っていて、ラウンド前に車のトランクにこれ以外のクラブを入れてきたとのことでした。
HDCP5の実力なので、もちろん、初心者ではありません。
それで、、、その理由を聞いたところ、仲間内のラウンドで、そのラウンドルールで、そのホールは、クラブ1本しか使えないホールなどがあり、結構楽しかったというのと、本数が少なくてもスコアが変わらないと気づいたそうです。
試しにいろいろ抜いてラウンドしてみたら、そのほうがテンポ良くラウンドもできて、スコアも大きく崩れることも無くよかったというので、競技も抜いてみたとのことでした。
そのゴルフを見ていると、まず、本数が少ないので、クラブ選択が早いですね。迷うことがありません。たとえば、7番か、8番かどちらで打つかみたいなことがないです。
そして、基本的に距離ぴったりが残るよりも調整する距離が残るので、大き目の番手でコントロールショットがほとんどになります。
見ていると、そのため、きれいにラインが出ています。方向が狂わない感じですね。
それと、、バンカーは徹底して避けています。
ホームコースは、花道が基本的にあるホールがほとんどなので、あえて、バンカー越えを狙う必要がありません。
バンカーを避ける理由は、ウェッジを入れてないからですね。
これも面白い考え方なのですが、
ウェッジを入れるとバンカーに入ってもしょうがないと考えるようになりますが、ウェッジを入れないことによって、とにかくバンカーを避けるという徹底したコースマネージメントになります。
つまり、、ピンを狙うよりも、バンカーを避けるほうが優先順位が高くなるということです。
アプローチもPWになるので、基本的に低いピッチエンドランになり、そればかり使うので、グリーンにキャリーしなくても距離感が合うようになってきます。
もちろん、競技志向の人は、番手をあえて抜くなんてありえないと考える方がほとんどだと思いますし、プロで番手を抜いている人はいないと考えると思います。
しかし、、プロは、番手を少なくしても、それなりに、コースに対応することができます。
実際に僕も、マーク金井さんが主催するMMTという9ホールのL競技に何回も出させていただいてますが、短いコースの主催ですが、プロは4本、アマは7本の本数制限があります。
そして、プロと一緒のラウンドですが、プロは、パターを除く3本でとにかく距離をコントロールしながらスコアを作っています。
まあ、僕が、、同伴した彼も、予選でトップグループにいて、優勝争いになっていますので、本数を減らすことでの効果が出ていると思います。
このような番手本数を抜くことによって、本来のゴルフの楽しみみたいなのが思い出される気がします。
つまり、ゴルフは、ホールまでの打数を競う競技ですが、いろんな球筋をコントロールしながら、ラウンドすることで、ゲームをコントロールするという楽しみがありますね。
みなさんも一度、プライベートラウンドで、本数を減らしてラウンドすると、新たな課題や発見を見つけることができるかも知れませんよ。
お勧めです。
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