さて、今回は、高機能なゴルフ専用インナーウェア バランスウィングの着用インプレッションです。
ということで、、、、
最近は、昔と違っていろいろな、インナーウェアが出てきています。
その中で、今回は、ちょっとかわったゴルフ用のインナーウェアを着用してみました。
それは、バランスウィングです。
このインナーウェアの最大の特徴は、全体的に締め付けるのではなく、肩のちょっと下の前側が縮むような作りになっていることです。
それで、早速着て見ました。
通常のコンプレッションタイプのインナーウェアほど締め付けはありません。
着心地は、良いですね。生地がかなり薄いのですが、しっとりとした感じです。
真冬には寒いと思いますが、3シーズン使える感じです。
そして、特徴的な部分ですが、胸の前のテープ?(シリコンスクリーン)により、、両肩が前に出るような感じで少し背中が丸くなる感じになります。
背中を張って姿勢を良くしようとするとかなり抵抗があります。
今までに着た事があるコンプレッションタイプは、逆に背中が張ってきれいな姿勢になる感じの物でしたが、ちょっと背中が丸くなるように作られているのは、初めてで、”おっ” と思いました。
このような体勢になることにより、アドレスで違和感を感じる方もいると思いますが、僕には、逆にすんなり構えられて、アドレス時には、窮屈感はまったくありません。
4スタンス理論を知っている人なら、このバランスウィングは胸を張らないアドレスが合う、A1、B2タイプにもっとも適していると思います。B1タイプも、大丈夫だと思います。
逆に胸を張るほうが安定するA2タイプには、合わないかなと思います。
もし、これを着て、違和感があるアドレスになっているのであれば、それは、今までのアドレスが、胸を張り過ぎていたということになります。
それで、ボールを打ってみます。
特にこれを着ることにより、振りにくいということは、まったくありません。
というか、スムースにスイングはできますね。
このバランスウィングの構造上、バックスイングで両腕の三角形を崩すとちょっとテンションがかかる感じになるので、三角形を崩さずスイングしやすいというメリットは、ありますね。
僕は、これを着たから、距離が伸びたとか、スイングがよくなったということはありませんでしたが、4スタンス理論のタイプ別で、合う人には非常にいい練習用のウェアになると思います。
このバランスウィングのwebページを見ていると、特許があり、着てスイングすると、スコアがよくなるというデータもあるらしいです。
そういう意味で言えば、このバランスウィングは、着て練習すると、正しいアドレスになりやすく、腕の三角形が崩れるバックスイングをすると窮屈になり、スイングの悪い部分も身体に教えてくれる練習ウェアという感じですね。
では、このようなインナーウェアは、競技で着れるか?という疑問がある人もいると思います。
とくにJGAに問い合わせたとかではなく、私見になりますが、これは、マウスピースと同じ扱いかなという感じです。
以前、マウスピースを競技中に使って失格になったという事例がプロトーナメントでありました。
その理由は、マウスピースを使ったら距離が伸びたと、記者に話したからです。
ご存知のとおり、ゴルフ競技では、このようなサポートをするものは、競技での使用は認められていません。
しかし、、、マウスピースを使うことで、距離が伸びたり、正確になったりするわけではなく、歯のサポートのためというのであれば、使用に問題はありません。
サポーターも同じ扱いですね。
肘やひざ、手首に使われるサポーターですが、これによって、動きが制限され、ボールが飛ぶとか、曲がらなくなったみたいなことがあれば、たとえ、サポーターでも競技失格になります。あくまでも、身体を保護する目的だけであれば、OKというわけです。
だから、このウェアで言うと、これを使って距離が伸びたとか、正確になったという人は、競技で着れば、失格の可能性があります。
一方、これを着たからと言って、特になにも影響の無い人には、問題にならないというものかなと思います。
とはいえ、練習用ウェアとしての可能性も感じますね。
昔、漫画で、巨人の星という漫画があり、(知っている人は少ないかな?) それの中で、トレーニング用でばねを使った身体に装着する器具(大リーグボール養成ギブス)がありましたが、こんなかんじで、装着するだけで正しいスイングになるのが、究極の練習器具だと思っていましたが、バランスウィングのようなインナーウェアも、その、第一歩からも知れませんね。
もちろん、このウェアだけですべて、OKになるわけではありませんが、いずれ、そのような時代が来るかもしれません。
ということで、、、詳しい情報は、こちらからどうぞ!!!