今日は義姉の結婚式でした。

 

と言ってもカトリックの教会で挙げる厳かな式ではなく、市役所で手続きを済ませるだけのシンプルなスタイル。

 

上の写真が婚姻手続きを行った部屋です。(ちなみに、私達のパートナービザの手続きもこれにそっくりな部屋で行いました。ちょっと懐かしい気持ちにニヤリ

 

日本じゃ考えられないですが、ミニスカにハイヒール、キラキラのアクセサリーをつけたポニーテールのお姉ちゃんが入って来て、と思ったらその人が婚姻手続きの担当者で、「あなたは本当に〇〇と結婚する意思がありますか」などと書面に書かれている項目を超カジュアルな調子で棒読みしていました。

 

私のパートナーが証人だったのですが、担当者とジョークを飛ばしあって大笑いしてるし。

 

確かに、毎日これが仕事だったら笑いも必要だよね、と変な同情心が湧いてしまった私。

 

本来なら結婚する二人と証人だけで済ませるのでしょうが、私を含む義姉の家族(兄弟姉妹、親が全員集合)および相手家族(同じく全員)、さらに二人の間に生まれた赤ちゃんもいたので、部屋の中はぎゅうぎゅう笑い泣き ほぼ半数が立ち見状態でした。笑

 

時々ぐずる赤ちゃんの声をBGMに、終始和やかな調子で手続き完了。

 

その後、私達家族は二人が出てくるよりも先に建物の外に出て、新郎新婦に投げるためのお米と花びらを持って道で待機。

 

結婚式でのフラワーシャワーのようなものです。スペインではお米と花びらが一般的。

 

二人が出てくるのをじりじりと待ち伏せして…

 

出てきた瞬間に「おめでとう!」と叫びながらお米(ほぼこっちがメイン笑)とお花を勢いよく投げます。

 

その結果、道がこんなことに。

 

 

一粒のお米には7人の神様が宿る、と教わって育った私はお米を投げることにまだ抵抗がありますが、スペインで手軽に手にはいるお米はたいていマズイので、耐えられました。

 

その後はグラシア地区にあるカジュアルな地中海レストランへ。

 

 

 

初対面の人と(特にスペイン語で真顔)話すのはいつまで経っても苦手ですが、ビールの力を借りて楽しく過ごすことが出来ました。

 

Estel de Gracia(カタロニア語で、「グラシアの星」の意味)というレストランバーです。

 

雰囲気もサービスも良かったので、いつかランチに来ようかなと思いました。

 

ところでスペイン語、移住から2年半経っても全然上達しない…ハートブレイク