ウォンカーウァイ監督、そしてあのノラ・ジョーンズが映画初主演ということで、
ビョークの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ばりの食いつきっぷりで観ました(笑)
ノラ・ジョーンズ演じる失恋した主人公は失恋をきっかけに通い始めたカフェのオーナーと仲良くなっていきます。
しかし失恋の痛手から立ち直れない彼女は突然カフェから姿を消します。
失恋の痛手を癒す旅ってよく聞くけど、失恋の痛みよりも自分を変えたい主人公の姿がクローズアップされていてなんとも前向きです。
ウォンカーウァイ作品はずっと観たくて初めて観たのですが、
きっと彼はかなりのロマンチストなんでしょうね。
ストーリーも色彩も音楽も、あったかい。
中国作品もこれから観てみたいと思いました。
ジュード・ロウ演じるカフェのオーナーの姿を見ていて、
待つのも悪くないのかもって思いました。
いつまた現れるかなんてわからなくても毎日ブルーベリーパイを焼いて待ってる。
そんな寛容な態度や相手を信じ続ける真摯な姿に、
大切なものを教えてもらった気がします。
【今日の嬉しかったこと】
実家に帰って祖母のおいしいご飯を食べたこと。
祖母の作る料理に似せようとしてもなかなかその味に近づけなくて苦戦している私。。。
改めてこれは長年の経験からできたものなんだなって思った。
今度帰る時には、色々教えてもらおうかな。




