今回は大学入試情報説明会パート⑨です。
前回パート⑧で、併願私大の対策をおろそかにしてはいけない理由3つを最後にお話ししました。
「科目試験の難易度」、「選択科目の違い」、「私大入試の難化」
この3つです。
今回はこの3つについて少し掘り下げてみていきましょう。
①科目試験の難易度
「二次試験対策してるし私大の一般試験も同じ科目だし大丈夫」と考えている人はいませんか。
もしくは単純に「私大だから簡単」とか考えている人はいませんか?
その考えが危険なことを示すデータがあります。
同志社大の理系学部は偏差値帯が大阪大の理系学部と同じくらいになる
。
実はこの2つの大学、個別(二次)試験だけで比較すると、同じくらいの難易度(偏差値)なんです。
(特に同志社大の生命医科学科は国公立大医学部のすべり止めとしても選ばれる難関です。)
科目準備の大変さを含めた総合的な受験難易度で考えれば確かに大阪大の方が上です。
大阪大の場合、センター試験に国語、社会があることに加えて理科が2科目必要ですから、試験科目が英数理(理科は1科目)3科目の同志社大と単純に比較することはできません。
ただ注意が必要なのは、その3科目に限定してみると難易度が似ている
、という点なのです。
3科目勝負となると、同志社大の難易度は大阪大並みです。
軽く考えてはいけないのが分かりますね。
例として理系学部のお話をしましたが、文系学部についても同じことが言えます。
総合的な難しさは国公立大のほうが上です(同偏差値帯なら)が、いざ本番の試験となると難易度は同じだ
、ということに注意が必要なのです。
②選択科目の違い(特に文系学部)
もう一つ気を付けるべきポイントは、「選択科目の違い」という点です。
具体的にお話ししましょう。
受験生の中には、「私大も数学受験で行こう
」と考えの人がいると思います。
実はその考え、ちょっと危険です。
私大一般入試の文系数学は大問が3つです。
もし大問を1問まるまる落としたりすると即不合格となります
(合格ラインである70%が確保できなくなります)。
さらに関学大の学部個別日程では、「国語」プラス「社会or数学」の2科目を同じ時間に実施する形式をとっています
(試験時間は合計120分)。
つまり120分で国語と数学を両方こなさないといけなくなるのです
。
国語に時間をかけすぎると数学は致命的に難しくなります
(数学は社会とちがって解答を導くのに時間がかかります)。
「国公立を受験するから私大も数学で大丈夫
」は、よほど数学に自信がなければ間違いです。
しっかり私立対策として社会を勉強しておく必要がありますね。
文系学部のお話ばかりでしたが、理系学部でも「理系は科目同じだし
」との油断は禁物
です。
私大を専願する受験生は、各大学の出題傾向をしっかり研究して本番に臨みます。
特に偏差値の高い私大を併願するなら、なおさら専願受験生は強敵です。
「3教科に絞ってそればかり勉強してきた受験生との勝負
」ということを考えると、私大対策はおろそかにできないはずです。
③私大入試の難化
これもかなり大きなポイントです。
定員厳格化による私大入試の難化については前にお話ししました。
各私大が合格者数を絞ってきている中、私大専願の受験生は必死
です(特に文系)。
①、②のお話と相まって、併願受験組は厳しい戦いを強いられます。
狭き門をくぐろうと必死に各私大の入試問題を研究してきた専願受験生
VS
センター試験対策をしながら、二次試験対策をしながらの併願受験生
こんな構図になっているのです。
厳しい戦いになるのは目に見えていると思いませんか
実際、神戸大などでは併願した同志社大、関学大の合格率が50%以下になる学部もあります
。
安易な私大併願の考えは危険なのがわかりますね。
④結論
私大対策は超重要
(浪人を考えていない人は特に
)
併願受験する大学そのものもよく吟味しましょう
今回は以上です。
次回のこのシリーズは私大一般入試についてお話します。
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