大晦日の一戦についてです。
まさかメイウェザー側が試合を振った訳ではないので
天心陣営が何か大晦日に大きな事を仕掛けたい
そんな気持ちが強くなりすぎたマッチメイクだったのでしょう。
試合後明かされたファイトマネーは10億だとか。
まぁ、日本サイズで考えれば
「おぉ!」
って額でしょうが
引退したとは言え現役の時はウン百億を1試合で稼ぐ人ですからね。
メイウェザー選手からすればお遊びの小遣い稼ぎ程度のスタンスだったでしょう。
それはリングに上がってからも一目瞭然で
ついてるスポンサーが方や世界を代表する企業、
方や大きいか小さいか私は分かりませんが
日本の企業のロゴを寄せ集めたバナー。
ま、それで10億用意したのは凄いですが
その点でもやり合うクラスが全く違ったと思います。
それでもやろうとしたのは
日本が世界をナメてる、っと私は感じました。
試合開始前と直後のメイウェザー選手の行動、
あれは対戦相手を完全にナメた行為ですね。
ってか、試合とも思っていなかったのでしょう。
体も贅肉が目立ち(私が言える事ではないのですが)ました。
試合もはっきり言ってスパーリング。
その昔のトキオのテレビ番組、ガチンコファイトクラブの
生意気な生徒を特別講師の辰吉選手が「戯れた」、
あの場面を思い出しました。
ルールがどうだ、体重差がどうだ、
そんな事を後になって言う人もありますが
「それでも良い」
っと納得して契約したのは日本側。
それで試合にもならなかったのは当たり前で
仮に試合になると思っていたのであれば
それは世界をナメていた自分達に非があると私は思います。
試合はあっけなく終わり、
そこで手のひらを返すコメントをのべる
テレビに出ている人たち。
何と言うか、視聴者をナメてるんじゃないですかね。
って感じで、
多方向でのナメ合いが色々あった試合でした。
それは「勘違い」があったりひょっとすると
「思い違い」や「行き違い」もあったかもしれません。
なので上記の事やその他諸々
私的にはこれらの「ナメる」はエンターテイメントの一部であり
見方や意見も色々あるのでどうと言う事でもないです。
そんな中、
私的に絶対に許せない事が一つありました。
ナメ合いの中での別格のナメた行為。
それはメイウェザー(敬称省)入場の際、
日本の白いマスクをしていた事。
これは誰も取りあえげてないし(多分)
日本人は理解もしていない気がします。
なんなら
「日本の流行りとして。。。」
とか
「日本をリスペクトして。。。」
とか言ってる方もありますが
あれは海外で異文化や異人種をディスる際の
完全なる差別行為です。
ちなみに海外(アメリカ)ではマスクは
重大な感染症を保有している人がつけるもので
日本にきて、または海外でマスクをつけている
日本人をみて奇異に感じる人は多いです。
現に店のお客さん(非アジアン)から
「なぜ日本人はマスクをしてるの?」
っと聞かれる事はあります。
んで、外国人から見ると滑稽なそのいで立ちを
真似る事で馬鹿にしているわけです。
少なくとも私はそう思います。
海外在住歴の長い人で、差別を受けた経験があれば
「あっ!?」
っと思った人もいたかもしれませんし、
この説明で「そう言えば」と思った方もいるかもです。
グアム在住ではあんま気づかないかもですね。
グアムの人はそう言う差別をしない(気がする)ので。
その点はグアムの素晴らしいとこだと思います。
って事で、あのマスク。
あれはメイウェザーが
日本人全体を馬鹿にした差別行為です。
っと、私は断言し
一番取り上げられるべき「ナメ」だと思います。
真実は本人に聞かなければ分かりませんし
例えそれが真実でも
差別主義のレッテルはアメリカでは人として最低の烙印ですから
本人が認める事は決してないでしょう。
ただ言いたいのは、
日本で「真似」と言う行為は
相手に合わせ、和や協調を重んじる
普通の事であり好感が持てる行動かもしれませんが
海外で身体的特徴や風習・文化を「真似」る行為は
相手を馬鹿にして行う行為である事が多いです。
海外ではそういう単純で幼稚な差別行為をする
馬鹿がいる事を知っておきましょう。