程なく名古屋駅に到着。
と言っても名古屋はただの通過地点、
この日の目的地はその先です。
ただ、
宿のチェックインの時間に合わせた電車には
2時間ほどあったので名駅(メイエキ、名古屋駅のこと)で昼飯です。
何を喰うかは事前に悩んでいて結局名古屋名物のひつまぶしに。
店に直行して11時過ぎだというのにすでに外に3組ほど待ち。
名物だからとかでなくて、他のお店も結構混んでる感じでした。
名古屋の昼は早いのでしょうか。
さて店頭の掲示では20−30分待ちとのこと。
ちょっと他の用事もしたかったので
順番がきたら電話してもらっても良いか聞くも、
必ず一人は列に並んでおくようにとのこと。
じゃ、ってことで目の前にあるエビスビール専門店から
ビールを買ってきて飲もうとなったのですが
ビールは店舗内でしか提供しないとのこと。
目の前に並んでるだけなのに。
私の感覚が日本のそれに沿ってないってのはわかっていますが
それにしてもどうでも良いとこにこだわって
っていうか、マニュアルからは絶対に外れない接客が
今回の旅で何回か気になりました。
日本の良いところでもあるのでしょうが
同時に悪いところでもあると思います。
さて20分ほどで順番がきました。
飛行機の機内食に手をつけず、
なんなら前の晩飯も食べてなかったので腹ペコです。
ってことでとりあえず麦酒と日本酒、におつまみいくつか。
この鰻巻き、久々の「日本の味」で美味しかったです。
ほどなくしてメイン。↓
ひつまぶし、及びそれに似たものは何回か食べた記憶があります。
名古屋のそれはこれで3回目だと思います。
おのお店の鰻は結構強火で調理しているのでしょうか、
表面が油で揚げたようになっています。
よく言えば香ばしい、悪く言えばチョイパサついている、
って感じですが、これはこれでそういうスタイルだと思えば
美味いもんだなと感じます。
さてひつまぶしの食べ方は
先ずはそのまま、
次に薬味を乗っけて、
最後に出汁をかけて、
って感じで食べ進めるのは誰でもご存知でしょうが、
味が単調になりがちな鰻料理、
味を変えながら食べ進めさせる、
しかもお客側の好み、調整間違っても自己責任、
いろんなことが最後の食後感を必ず良いものしています。
今回改めて「良いシステムだよな」と思いました。
ちなみに私的には薬味を乗せるのが好みです。
しっかり堪能して、
お酒もチョイ入り、
良い感じで列車の時間が近づいてきました。
キオスクで列車内でのお酒とアテを購入。↓
名古屋コーチンの鶏ハム。
あ、爪はマニキュアではありません。
ハムの脂です。
山ちゃんの名につられて購入しましたが、↓
「しっとり」の文字を見落としていました。
濡れせんべいやおかきが嫌いな私、
湿気てるとしか思えないんですよね。
うまそうで思わず手にしたサンドイッチ。↓
断面は具沢山ですが、
中身はこんな。↓
日本を旅していてたまーにこういうのを目にします。
旅なので観光地を回っているってのもあるのでしょうが
「買ってくれたらこっちのもの」的な見た目だけ重視のやり方。
こういう商売はよくないと思います。
そんなことを思いながら目的地へ。
<続く>