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「グアムの(赤)ワインは不味い!」
そう感じられた人もいるかもしれません。
飲み方によってワインの味は大きく変わります。
いろいろな要素はありますが
今回はグアムでのその最大の要因であるかもしれない
温度
について蘊蓄たれてみようかと思います。
よく知られた言葉に
「赤ワインは常温(室温)で。」
なんて言われていますね。
んで質問です。
「常温。。。って何処の?」
この言葉、
フランスあたりから来た言葉ですかね。
ま、場所によるんですが
基本的に気温は低い地域。
んで、
ワインなんかを貯蔵しておくセラーなんかは
基本的に地下。
で、
これまた寒い場所。
なのでイメージ的に
ワインセラーから持って来た「冷たい」ワインを
室温で「温める」って意味になります。
*季節によって変わる!なんて言葉が聞こえてきそうですがs
話しがながくなるのでそこらへんは端折ります。
ってことでグアム。
いやぁ、暑い。年中クソ暑い。
ちょっと気温をググってみましたが
年中25度から30度って感じですね。
ま、
ワインをサーブするレストランや室内だと
クーラー効いてますが
つっても効いてるところで23度とかだと思います。
グアムの施設って大抵空調悪いので
たいがい25度強くらい、って感じかと。
で、
25度の常温って赤ワインに適しているかどうか。
答えは「否」と言い切ってよいでしょう。
ちなみにワインの味である
甘みと酸味ですが
温度が高くなるとより感じられるのですが
甘みは甘ったるくなって、
酸味はピリッと刺激感がでてきます。
んで、
この二つが合わさると
ワインの味わいのバランスが崩れます。
んで、
「なんだこりゃ。不味い。」
っとなります。
さて、
適した温度はワインの種類によって異なるのですが
ザクッといって(取り敢えず赤)
非常に軽い赤(例えばボジョレー/ガメイとか)だと12~14℃、
軽い赤(例えばブルゴーニュ/ピノ・ノワールとか)だと14~16℃、
重めの赤(例えばボルドー/カベルネとか)だと16~18℃、
とかの温度帯になります。
体感温度的には
例えば重めの赤の温度の18℃だとしても
触ると軽く冷やっとしてる感じです。
ちなみにグラスに注ぐと
最初の一杯の場合は注いだ時点で
1~2℃温度があがります。
2杯目からはグラスがワインの温度まで馴染むので
その限りではありません。
ちなみに、
温度をどうやって計るかですが、
温度計突っ込む場合(人)もいるようですが
やはり手に持った感触で計りたいですね。
そこらへんを感じて、
また考えてサービスするとプロかも。
現在の私?
グアムにきてかな~りなまっちゃってますからねぇ。
やっぱ一日十本とか抜いてた頃のようには
いかないでしょう。
そんなことはともかく実践編として、
レストランとかで赤ワインを開けるとき。
しっかり温度管理されていれば別ですが
どうやら室温で保管されてそうだ、
っとおもった時は
「氷水のバケツはありますか?」
と聞いてみましょう。
ちなみに英語だと
Ice bucket、Wine cooler、Wine chiller、
とかと呼びます。
ちなみにちなみに、
「氷水」ってのがポイントです。
グアムでは良くみかけますが
氷だけをバケツにいれてこられる場合。
一般のイメージだと氷をカチ盛かもですが
先ず、これだとボトルがささりません。
んで、冷えません。
水をはって氷がジャラジャラ言いながら
うごめく程度。
これにできればクビの部分まで浸けておきます。
なにも氷点下まで冷やそうってわけでもないので
塩を入れる必要もありません。
んで、
元の状況にもよりますが
15~20分程度でそれなりの温度になります。
取り敢えず一杯飲んで様子をみてみましょう。
加えて、
グアムで結構みられるのですが
「赤ワインを冷やすなんて、素人かよ」
的な、日本でも20年前にあったかもしれない
対応をされる場合もありますが
きにしないでおきましょう。
「ってか、そんな待てねぇし。」
いやぁ、ごもっとも。
ってことで方法は二つ。
先ずはサッパリとした前菜に
白ワインを合わせます。
その時に赤ワインを注文して冷やしておいてもらいましょう。
大抵のレストランでは
前菜の提供時間は5~10分を目処にしています。
んで、
グアムのレストランの場合、
大抵白ワインは冷蔵庫でキリッと冷やされています。
焦らずゆっくり前菜と良く冷えた白ワインを堪能しならが
グアムのビーチのキレイさを思い出していれば
20分なんてあっと言う間です。
その頃には赤ワインも良い感じに冷えて
主菜と共に美味しく楽しめるでしょう。
そうそう、
オーダ—の時に
「スローイーターだから主菜はゆっくり持ってきてね」
なんて伝えておくと
テーブルの上がバフェ状態にはなりません。
あとこの話し、
赤ワインはボトルでオーダーすること前提です。
んであともう一つの方法。
ビールで通す。
(赤ワインを飲まない)
ま、グアムだしね。
さておまけとして白ワインの温度。
軽めのシャンパンやスパークリングワインでは4~6℃、
コクがある系(プレステージとか)ので6~8℃。
ほんのり甘い白や軽い白で5~8℃、
極甘(ソーテルヌとか)は5℃、
酸味がある白で5~10℃、
コクのある白で8~12℃、
とかですかね。
ま、面倒なので
冷蔵庫で冷やされたものを
必要があれば常温で徐々に温度をあげていく、
そんな感じがよいかと。
っと、長い蘊蓄でしたが
なんだかんだでグアムでは
そんなに拘ると面倒なだけかもしれません。
ま、これらは日本でも、家庭でも使える知恵なので
脳の片隅にでも刻んでおいていただけると
長文書いた甲斐があります。
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