【ナラティヴ・アプローチ】
皆さま、こんにちは。
クリエイティヴ ブリッジ ナースの高橋清子です。
先日、ナラティヴ・アプローチの研修に参加し、素晴らしい体験をしてきました。
ナラティヴとは、簡単に言うと、その人がその人の経験について語ることです。
単に一人で語るのではなく、聞き手がいて語り手がいるスタイルでの対話形式です。
対話形式なら普段からしていますよ、とおっしゃるかもしれませんが、普段しているのは、一般的な会話の範疇での対話がほとんどです。
ナラティヴ・アプローチでは、語り手と聞き手の対話形式において、聞き手は語られた内容の批判や批評をせず、純粋な好奇心をもって語られたことについてもっと深く知りたいという欲求を表す姿勢で、語り手の経験世界に身を置きながら対話のプロセスを促進し、語り手と聞き手の空間を広げていくことです。
聞き手として、語り手の知覚された経験の、さらにその奥にある世界観や価値観、信念が共有され、語り手と聞き手の空間が広がる体験をしました。
まだまだ、ナラティヴ・アプローチの序の口の段階です。
これから、もっと深く学び、実践で活用でき、応用できるレベルに高めていきたいと思います。
学習Ⅱのレベルまで行くぞ!
(ベイトソンの学習理論)
- 協働するナラティヴ──グーリシャンとアンダーソンによる論文「言語システムとしてのヒューマンシステム」/遠見書房

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