前々回より、2回にわたって

「魂」の観点を大切にしたコーチングをやろうと思った流れについて

書いてきました。

今回も同様のテーマで、特に過去の経験から繋がってきたと

感じることについて書いてみたいと思います。

 

 

○聴くことやコーチング・カウンセリングにまつわる経験看板持ち
まずは、そもそも、コーチングを学び、提供するに至る流れについてです。
振り返ってみれば、聴くことや心理学には昔から関心があり、

なぜか小中学生の時から興味を持って心理学関連や

話し方・聴き方についての本などを手にしていました。
いつしかそんなことは忘れ、大学では社会学を学びましたが

(近いと言えばかなり近いですね)、

社会調査に関する学びと卒論の執筆を通じ、

かなりの人数にインタビュー調査をした経験は、

今思うと意図せずして話を引き出す訓練をしていたのかもしれません。


身体感覚という点では、小中高での剣道の経験、

大学での合唱の経験が活きています。

目の前の相手との向き合い方、

人とハーモニーを奏でることを身体感覚で身につけさせてもらったように感じます。
その後、社会人となり、人事の仕事をする中で

聴く力を高めたいとふと思い立ち、コーチングに出会い、

キャリアコンサルティングも学ぶ中で、

昔からやってきた、学んでいたことが一気に繋がった感がありました。

 

 

○人と向き合う経験を通じてふたご座
そして、仕事を通じ、論理や言語を超えたものの大切さを

あらためて認識する中で、今のあり方、サービス展開に繋がっていきました。
基本的に人と向き合う仕事を企業のなかで経験してきました。

具体的には人事の仕事、また、経営コンサルタントの仕事です。


これらの仕事をして経験して気づいたのは、

論理の必要性と弱さ、感性の弱さと必要性です。

ビジネス場面では、背景を異とする人と話し合う際に、

「共通言語」として論理的に伝えることは最低限必要で、

はじめから感情に訴えることは必ずしも正攻法ではありません。

 

一方で、感性を置き去りにしてしまうと

結局は良いものができにくいだけでなく、

働くうえでのやりがいや楽しさを損なうことになりかねません。


人と人とが向き合う際に生じる難しさと面白さを

継続して学ばせていただいている中で、

感情や感性、直感や精神性は無視してはならないし、

むしろ本質に近いのはそちらなのではと感じています。

(一流と言われる経営者ほど神や宇宙の存在、

関連する概念を大切にしているように思います。)

 

 

○その他趣味の範囲など虹
なんとなく神社仏閣は好き。占いなども関心あり。

これは軽い趣味の範囲だと思っていました。


思えば、もともとは他に選択肢がなく

小学四年生から9年間続けた剣道では、必然的に場への感謝や礼節、

精神性を身につけることになりました。


一旦大学では社会学という、現実社会を客観的に捉える営みを学ぶ中で、

少し神などの抽象的な概念からは離れていたものの、

それでも人の思いや人と人が集まった社会の、

表面的なもの、数字だけでは表しきれない奥深さ、

人を超えたものに結果的に触れることになりました。


その後、霊性などの話にもご縁あって時々触れてはいたものの、

特にここ数年で人からの紹介や流れとしか言いようがないご縁から

量子力学、日本の神話、森羅万象の成り立ち、心の在り方、精神性などの

学びに繋がり、今に至ります。


最終的な極めつけは、トランスパーソナル心理学、

スピリチュアル・カウンセリングとの出会いです。

心理学のきちんとした基盤に成り立ちながらも、

一言で言えばまさしく、魂に焦点をあてたカウンセリングです。

ここにあったのか!という感覚で、今さらに知見を高めているところでもあります。

 

このように振り返ってみると、人のキャリア・ライフの支援、

コーチングに向かって来たこと、加えて、

魂・神性を大事にする流れにもあったことが明らかだなと感じます。


なお、神がかり的な体験も特にない中で、

盲信するのではなく「理」でも考えて、やはりこれか!となったので

納得感は強いです。

一旦は科学の側に移り、戻って来たことで、感覚と論理両面で考えても、

腑に落ちたことから、これだと思っています。

(今見えないものを、見えないと否定するとは

それこそ非科学的ではないか!とも。)

 

翻って、まさに、こうした使命なり目的のようなものを

感じていただくためのコーチングをたくさんの方に

提供していきたいと思っています!

 

 

前回、「魂」の観点を大切にしたコーチングをやろうと思った流れについて、

コーチングの実践における気づきという背景から書きました。

 

 

もう一つの理由というか、これもあとから思い出したことなのですが、

昔からなぜか大事にしていること、しっくりくることがあり、

それらも強く関係していると感じるため、まとめてみたいと思います。メモ

 

 

「中庸」ヒヨコ
昔、座右の銘を訊かれて出て来た言葉です。
 

同様に、仕事で大事にしていることは?と訊かれると

バランス感覚、と答えています。
 

子供の頃から、すごくこれが好き!というものがあまり多くなく、

広く色々なものに理解がある人でありたいとも思っており、

好きな食べ物はあえていうならお米。
 

もともと、「あなたって〇〇な人だよね」のように

ラベリングされることに違和感がちょっとあり、

人に対しても決めつけないようにしているつもりで生きてきました。
 

コーチングやカウンセリングをする場面では、

ニュートラルさを評価いただくこともありつつ、

だからある意味すごい熱量や強い意見はないという面もあります。


 

「清濁あわせ呑む」トロピカルカクテル
昔、上司に言われて、そうそう、大事なことってそれだよね!

と非常にしっくりきた言葉です。
 

人事という人にかかわる仕事をしていると、

本当に色々な事に遭遇します。

(例は割愛しますが人事の皆さんなら

色々思いつくエピソードがあるのではないでしょうか。)
 

ルール上は明らかにNGということももちろんあり、

それはそれで毅然と対応はするわけですが、

よくよく見ていくと多くの場合

白黒つけようがないことの方が多いのも事実です。

 

人間性や”本質”を大事にしながら、

変に良い悪いで瞬間的に判断しすぎない、

起こったことは起こったこととして、

まずはまるっと受け止めることが大事なのだと

仕事を通じて学んできました。

 


大きな流れ意味で捉える、面白くポジティブに変換していく晴れ

自分自身の身にもいろいろなモヤモヤや

辛いことが起きたりします。

 

ただ、何かがあった時に、

何であれ意味があるので狼狽すぎず、

「これは何の学びか?」「先々何の役に立つか?活かせるか?」

と考えることが、いつからか染み付いています。

 

(一方でそれによって気持ちに蓋をしていた部分もあり、

ここ最近はその蓋や思いを溶かすことにも注力しています。)


 

 

・・・

これらは言い換えると、祈りの態度だと思っています。

偏らず真ん中に心を置いて、静かに相手の幸せを信じる姿勢。

 

このような姿勢をコーチングの中に明確に取り入れてみたい!

ということも背景として大きいです。

 

 

 

私が「魂」の観点も大切にしたコーチングをやろうと思った流れについて書いていきます。

なお、衝撃の事件も宇宙人との遭遇も出てこないので

期待せずに読んでいただけると幸いです。宇宙人くん

 

普通に、大きな不自由なく暮らさせていただき、

時々嫌だなーということやモヤモヤで落ち込みつつも、それもよくある範囲。

普通のコーチが、日常の中での気づきから、

「これだな!」というところに辿り着いたという、そんなお話です。

 

 

長くなるので3回に分けて書いてみたいと思います。

 

 

①コーチングをする中での気づき電球
 

コーチングにせよ、仕事でのメンバー育成にせよ、子育てにせよ、

手段や理論はあくまでそれでしかなく、

どうやっても上手くいくときはいくし、いかないときはいかない

ということを時々感じていました。
 

ある意味で、コーチングの技法に磨きをかけても、

そこには限界があるなと感じたのです。

 

同時にただ穏やかに聴いていくだけで

全てが解決されることも感じましたし、

こちらは本当に何もしていないつもりでもクライアントさんから

「おかげでこんな良いことがありました」と

報告いただくこともありました。

「現次元」のコーチング、

すなわち論理と感情にフォーカスして「言葉と頭」でかかわっていくことは、

もちろん十分に有効なのですが、

 

もしかしてより大切な本質は、

最もしっくりくる言葉で表現するならば”祈り”

ではないかと感じはじめたのです。

 

”祈り”の定義は難しいところではありますが、

概ね次のようなあり方をイメージしています。

 

愛を持って、ただニュートラルに話を聴き続ける、

相手のことを思う、そうした場を楽しむ。

力ではなく心を込める。

自分を信じ、相手を信じる。

出来事を大きな流れの中にあるものとして、

良し悪しで判断せず、その事象や気持ちに、ただ一緒に向き合う。

そして時に神や宇宙といった超抽象的な視点から考えてみる。

感情、感性、体感を通じ、表面的なやりたいことではなく

「魂レベルでどうしたいのか」を聴き取る、一緒に意味を創る・・・


コーチングはスキルではなく在り方である、とか、

自分で内省する際には上記のような捉え方が大事だと知ってはいながら、

対人場面、コーチングにおいては意識的には実践していなかったのですが、

この度、「やっぱりここだ!」と思いはじめたため、

ふんだんにコーチングの中に取り入れてみることにしたのです。

注:これらは、特定の宗教観に根ざした話ではなく、森羅万象、あらゆる多様な命を大事にするあり方です。

 

 

(文字通りマイペースで書いているのでだいぶ間が空いてしまいましたが笑)前回、傾聴の段階について書いてみました。

 

今回はその中でも「語られたことをきちんと聴く」「語られていないことを聴きとる」ことについて、どのようにすればより良く聴くことができるようになるのか、について書いてみたいと思います。注:経験も踏まえた私の独自の解釈です!お願い

 

1.知識

まずは当たり前すぎて?案外傾聴の本などに書かれていないことですが、最低限の話として、語彙力やクライアントの仕事・業界等に関する(最低限の)情報などの「知識」が必要です。

 

非言語情報も含めて聴き取る・読み取るうえでは心理学に関する知識もあると良いかと思います。

 

なぜかセッション・対話がうまく進展しない・・・という場合には、そもそも知識として足りない点がないか、見直してみると良いかもしれません。メガネ

 

2.態度

そのうえ、どのような態度(スタンス)を持って聴いていくと良いのかというと、相手が同じ世界に生きていない(同じように世界やその事象を見ていない・視点や前提が異なる)可能性を踏まえて聴くことです。にっこり


言い換えると、知っている、予想できる話であっても「知らない前提」で丁寧に聴くことが重要です。具体的な方法としては、話の流れを邪魔しない程度に都度、確認することです。

 

(一言一言に対して「〜〜ってどういうことですか?」と言われると相手はイラップンプンとしてしまうかもしれませんが、経験豊富なコーチなどは「普通の話・単語」に対してあえて「それって〇〇さんにとってはどういう意味?」にっこりなんて確認をしたりします。)

 

 

3.「同じ画を見る」

以上を踏まえ、「同じ映像を見る」、一緒にクライアントの方が感じていることや経験したことをキャンバスに描いていくように聴いていきます。カメラ

鏡として映し出すとも言えるかと思います。

 

あくまでこれは例えですので、より具体的に言うならばできる限り相手の目線・見えている世界をリアルに想像する、と言うことです。雲

 

つまり、大切になってくるのは想像力というわけですが、それってどうやって鍛えるの?というと、これは1つには経験、すなわち、セッションの場数と、日常生活の中で地道にやっていくしかないという側面があります。
 

一方で、疑似経験・体験も有効です。本やドラマに没入する、あるいは、登場人物のカウンセリングをするように読む・見るという方法でも結構鍛えられると思います。

 

 

4.さらに大事なこと…

さらに。想像力を超えて大事になってくるのは、直感力/直観力です。電球

 

コーチングセッションでも、仕事など日常生活における対話でも、限られた時間の中でより深く聴いていくことを意図するならば、「あれ?おや?ここは大事な感じがする」とか「きっとこうなのでは・・・」という感覚をもとに本質に迫っていくことが必要になってきます。

(注:決めつけ、当てずっぽうではありません。)
 

この力もセッションの場と日常で磨いていくことが中心となりますが、その精度を高めるには、非常に単純で、(余分な考え・雑念的なものを取り去って)今ここ・相手に集中して聴く・見るということに尽きるのではないかと思います。上差し

 

その意味で、セッション前に瞑想などを行うのも良いかもしれません。

 

深い話になりそうなので、一旦このへんで!

 

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傾聴には段階があると言われます。
 

 

よくある区分としては、

「聞いていない状態」赤ちゃんぴえん〜「言葉の背景や思いも含めて聴きとる」にっこり

までの段階を指しますが、

ここでは『何を聴くのか』という観点で少し整理してみたいと思います。
 

 

注:経験も踏まえた私の独自の解釈です!左差し

 

 

 

1.語られたことをきちんと聴く

話の流れと語られたことを理解しているということです。

まずは、相手が話している事実を理解していること。

さらには、相手の発した言葉の意味を「正しく」理解するということです。

 

 

同じ言葉、同じような出来事でも

人によってイメージするもの、指すもの、意味するところが違うため、

言葉にされたことを、相手にとって「正しく」聴き届けること

傾聴の第一段階と言えます。グッ

 

 

2.語られていないことを聴きとる

言葉にされていないものも含めて、

感情や思いを理解(認識の共有と言う方が近いかもしれません)できている

という段階です。

言葉そのものだけでなく、言葉の使い方、表情や声の調子、雰囲気など

目の前の相手全体から、感じていること、思っていること、願いなどを聴きとることです。

 


これは「1.語られたことをきちんと聴く」の段階にも含まれますが、

言い換えると「共観」できている、

同じ絵を相手の視点や世界観から観ているという状態です。目

 

 

3.相手の「人そのもの」を聴きとる

性格や特徴を感じとること、また、相手の価値観を知る、理解する

ということです。

考え方やものの見方(の特徴、傾向)を把握することも含まれます。

 


どんな人なのかということや、

その人が大事にしていること、あるいはとらわれていること。

思考パターンなども理解していくことで、

支援者としてのかかわり方も変わってきます。電球

 

 

4.相手との関係性を聴きとる

話をしてくれている人と自分との間に

どのような関係性が築かれているのかに注意を払うということです。

場の空気感を読み取ることとも言えます。

 

 

普段は信頼関係ができている間柄でも、

話題やお互いのかかわり方によってその場の状態、関係性は変化していきます

その感じを都度都度受け取りながら、

かかわり方を変えていくことが必要です。てんびん座

 

 

5.聴き手である自分の声を聴く

聴き手である自分の中に生じた思いや感情、言いたいことを、

ある種、客観的に把握して、適切に取り扱っていくことです。

 

 

基本的には聴き手として余分な発言をしないことが大事ですが、

生じた気持ちや考えを強く押し込めて、追いやってしまうことで

きちんと話が聴けなくなることもあります。

 

 

「あー、こんな気持ちが出てきたなー」と

頭の片隅で眺めておくくらいが丁度良いかもしれません。

 

 

一方で、自分が感じたことを伝えること(=フィードバック)が

話し手にとって意味あるかかわりになることもありますので、

その点でも自分の中に生じた声を聴きとっていくことが必要です。風船

 

 

簡単なまとめ

一口に聴くと言っても、

語られたこと、直接は語られていないこと、

話している人そのもの、関係性、聴き手である自分の声、

というふうに聴く対象は様々あります。

 

 

同時に全てを聴きとるというのは難しいこともあるので

(実際には聴き手の脳内ではできているのだとは思いますが、

意識的に全てをはっきり認識しなごらというのは結構大変なので)、

その時、そのクライアント、テーマにとって

必要な部分に集中して聴いていけるのが、

良いコーチ、カウンセラーと言えるではないか

と思います。

 

 

それぞれの『聴く対象』について、どうやって聴くのか?

どうやって聴けるようになるのかは

また次回以降、考えていきたいと思います。

 

 

 

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