暑すぎたり、寒すぎたり。降水量に悩まされる国や地域も増加するばかりで、いよいよ地球環境がおかしくなってきていることを実感する今日この頃です。
でも、滅入ったところで環境は良くなってはくれません。いつかの食糧難に備えて、今年はポタジェで綺麗かつたくさん育てる実験をしています。
バックアップはあったほうが安心です!と見切り発車人間のわたしが言ってもあまり説得力がないでしょうか?(笑)
なにはともあれ、百聞は一見にしかず。1度育ててみると大体の勝手がわかるので、とりあえず手当たり次第育ててみることに。スペースを見つけては「まだいける!」と種を蒔いたところ、かなりギューギューになりました。
競るように育っているみなさん。同じ科の植物を植えると、土の栄養バランスが崩れたり害虫に狙われやすくなるので混ぜて植えます。
要はコンパニオンプランティングですが、教科書通りではないお得意の我流です(でました。笑)
枝豆勢はあるとき、葉のトップをごっそり何者か(たぶんアナグマ…)に食べられてしましました。「そんなに美味しい?」と葉をちょっとちぎって食べてみると、なるほど、枝豆の味がする!!
半分ほど残った葉っぱで光合成をして、なんとか順調に育っています。ちょっとたくまし過ぎる気もしますが応援しましょう(笑)
さてさて。名前からはきっと可愛らしく育つと予想していたトマティーヨ。誘引が追いつかないまでに巨大化しました。名前なんかで判断してはいけませんね(笑)来年植える時の課題が見えました。
でも実は可愛いですよ。鬼灯(ほおずき)のように袋の中に実をつけるメキシコ料理によく使われる野菜です。
袋の中の実がそれなりに育ったたら1度目の収穫期。少し酸味のある青トマトのような味で、サルサソースの原料になります。
実際に作ってみたら飛び上がるほど美味しかった!!作り方も簡単です。辛味抜きした玉ねぎ・トマティーヨ・にんにく・塩・青唐辛子をフードプロセッサーにかければあっという間に出来上がります。
「1度目の収穫期」と書いたのは、2度目があるから。
袋が茶色くなる頃に熟す実は甘さがグンっと増して、お菓子作りに使えるようです。こちらはまだお目にかかったことがないので今から楽しみ!
花もすごく可愛くて、光で飛んでしまいましたが中央は綺麗な紫色です。はじめて見た時にはその姿に「…わあっ!」と独り言ならぬ独り感嘆詞が出るほどに感動しました。
そういえば夏野菜は黄色い花をつけるものが多いですが、これは受粉を手伝ってくれる虫を呼ぶためといわれています。たしかに、毎日蜂や蟻たちがやってきている!今更ですが植物って凄いです。
そんなトマティーヨの足元には辛旨なハラペーニョ。気づいていただけたでしょうか。サルサ繋がりです(笑)
ここは清涼地なので唐辛子系を種から育てるのは難しいのですが、最近は巷で苗を見かけないのでダメ元でトライしました。なんとか発芽してくれて嬉しい。
ピクルスにしても最高に美味しいハラペーニョ。貴重な実で何を仕込むか、しばらく悩むといたしましょう。
側ではバジルがわさわさと茂っています。
スウィートバジル・ブッシュバジル・ホーリーバジルと数種類育てていますが、今のところ一番元気なのはこちらのシナモンバジル。
どのハーブにもいえますが、摘芯すると分岐して嬉しい量を収穫させてくれます。シナモンバジルはスパイシーな香りなのでお肉との相性ばっちり。これで作るジェノベーゼは絶品です◎
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暑い時には太陽の似合う国のディッシュを食べたくなりますね。台風がやってきて少しは涼しくなりそうですが、今日はフォーでもいただきましょうか。みなさまも暑さに負けず、美味しい1日を♩