やる気と正気に満ちた真夏のポタジェ。忙しいほどに目の保養と収穫をさせてくれるので、手の掛け甲斐があります。

 

 

 

 

こちらは温室と小さなビオトープのある左サイド。ジャングル化しています(笑)

 

 

 

 

このあたりで今一番存在感があるのはブロンズフェンネル。2m超えの3年株は安定の花付きで、毎日ハナアブたちをもてなしています。

 

シックな葉と落ち着いた黄色い花。スウィートフェンネルと比べると香りは若干劣りますが、鑑賞価値という点では上ではないかしら?

 

 

 

 

今年はこぼれ種から発芽したものをあちこちに植えました。フェンネルは移植が大嫌い。でも、双葉が出た頃であれば「よかろう」とお許しを下さいます。

 

フェンネルの利用といえば葉・種・根。要はぜんぶですね(笑)しかし、これは花より団子の我が家らしからぬ事態なのですが、実は勿体無くてまだ『根』は食べられずにいます。

 

グリルやスープ。美味しいだろうなあ。揺れています…

 

 

 

 

さて。カメラを引くと現れるのは群生するメドーセージ。花の少ないこの季節には貴重なクマバチたちの食事処です。

 

 

 

 

そんなクマバチたちが受粉を手伝ってくれたおかげで、近くにあるブラックベリーはたわわに実をつけました。

 

一度にではなく徐々に熟すので、毎日少しずつ食べさせてくれます。といっても、ボウルいっぱいのすごい量なんですけどね。

 

 

 

 

全体が黒く柔らかくなって、引っ張った時にポロっと外れるまで熟したものが食べごろです。

 

ブラックベリーは早まると口がすぼまるほどに酸っぱいので、「待て!(赤)」の印には忠実に従うのが吉です。完熟のものは凍らしてシャーベットに。少し未熟なものはジャムにすると最高です◎

 

ちなみにブラックベリーは前年伸ばしたシュートに実をつけるので、剪定いらずなのも魅力のひとつ。ただ、上と横にいこうとするので誘引は必要です。バラ科だけあってお花も可愛いので、パワゴラが立てられるお庭であれば是非おすすめしたいです!

 

 

 

 

なんだか長くなってしまいそうなので、需要があるかはわかりませんがポタジェのご案内はシリーズ化決定です(笑)耳タコかと思いますが、今日も暑いですね。外仕事はぼちぼち頑張りましょう。みなさまも熱中症にはお気をつけて良い1日をお過ごし下さい♩