ボルシチの具として知られるビート(別名ビーツ)が、今年からポタジェに仲間入りしています。
数ヶ月前に蒔いたビーツの種。発芽率100%には驚かされましたが、その後もすくすくと成長し、ついに収穫期を迎えました。さすがロシアで育っているだけあって、清涼なここ森際は栽培に適地なようです。
上の写真は春にアップしたものですが、こうしてみるとまだまだ苗が小さくって可愛い。雨続きで写真が撮れていませんが、今ではこの倍ほどの背丈があります。
試しに引っこ抜いてみると、小ぶりなもののちゃんとビーツ!紅色の根っこに青々とした葉っぱがよく映えて綺麗です。
ビーツといえばショ糖たっぷりの甘い根っこを食べるイメージですが、ベビーリーフとして馴染みのある葉っぱもすごく美味しいんですよ。
クセのないほうれん草のような味なので、サラダにしてもソテーにしても◎わたしはむしろ根っこより葉っぱの方が好きなくらいです。捨てようとしている方、早まらないで!(汗)
まずは、根っこ部分のディッシュ!
よく洗ったビーツを皮ごとスライスして、オリーブオイルを敷いたスキレットでこんがりと焼くだけです。仕上げに岩塩をまぶせば完成。
ビーツは「てんさい」のお仲間なので甘さがしっかりあります。なので、これ以上は糖分を加えることなく、シンプルに調理するのが個人的には美味しいと思います。
茎部分は筋を取れば、野菜スティックのように生でポリポリと食べられます。みずみずしくって、子供達の大好物!筋は上から下へ向けて引っ張ると気持ちよく取れて、プチプチのような爽快感があります(笑)
さて、今回はスティックになりきらなかった残りの茎をソテーにしてみました。サラダの美味しい季節なので、葉っぱはちぎってシーザーサラダドレッシングたっぷりで!
美味しすぎて、わたしはこれとワインがあればもう何も要らない。ビーツの収穫期間限定なら菜食主義者にだってなれそうです(笑)
そんなビーツは地域によっては年に二回、春蒔きと秋蒔きが可能です。春蒔きでも虫がつかなかったので本当に育てやすかった。
気が早いですが、今期分はすべてサラダとして頂いてしまって、秋冬に美味しそうな熱々のボルシチ用には秋蒔きをしようと思います。今からウキウキ!ビーツはプランターでも育てられるので、気になる方は是非育ててみてくださいね。
フロントガーデンは花盛り。
今年は梅雨が短いようですね。
ここから庭仕事が忙しくなりそうです。
それでは、みなさまも引き続き良い1日を!