待ちに待った桃の季節がやってきました。甘くてみずみずしくて、大人も子供も大好きな果物のひとつですが、旬のものが出回る季節はとっても短いんですよね。
もっと長く楽しみたい!そんな時におすすめなのが保存の利く桃のコンポート作り。コンポートというと気取って聞こえますが、要は桃缶の桃です(笑)
風味はそのままに甘味と柔らかさだけが足される調理法なので、糖度がいまいちなものを掴んでしまった時にもすごく重宝します。もちろん、美味しい桃はより美味しくなりますよ♫
作り方も難しくありません。まずはアボカド方式で種をくり抜きます。縦にしっかりと包丁を入れてからねじるように桃をグリンと回してスプーンで種をはずします。尚、熟していないものは種とくっついているので、種をかち割るくらいの勢いで包丁を入れて下さい(笑)
あとは、水と砂糖を5:1の分量で大鍋に沸かして桃を茹でるだけです。お好みで白ワインを加えて、水分量は桃10個あたり2.5リットルほど。わたしは大きなフライパンで浅く広げる方法をとりました。
桃は切るとすぐに変色が始まってしまうので、一気にたくさんの桃を茹でる場合は塩水に浸けながら作業をすすめます。
砂糖水が沸騰したら桃を皮面を下に投入して、柔らかくなるまで中火で煮込みます。どのくらい火を入れるかは桃の熟し度と量にもよりますが、目安としてはそこそこ熟しているもの10個あたり5分〜10分ほどです。
それからレモン果汁を少々加えて桃をひっくり返します。思わず、お湯加減いかがですか〜?と声がけしたくなるようなビジュアル
このレモン果汁を加える工程で液がさっと綺麗な桃色に変化します。桃を皮ごと入れたのは液を桃色に染めるため。同じく数分間煮込んだら、このまま粗熱を取ります。
液が冷めたら皮をつるんと湯むきして・・・
液ごと瓶詰めすれば、甘くて舌触りの良い桃コンポートの出来上がり!
瓶は冷蔵保存で。賞味期限は1、2週間ですが美味しすぎてすぐに食べ切ってしまうのでおそらく心配ご無用です(笑)
キンキンに冷やして、摘みたてのブルーベリーやハーブと一緒にグラスに入れれば梅雨時の美味しいおめざに♫
レモンバームともよく合います。我が家の人気メニュー。
この桃のコンポート、冷凍可能なタッパーに同じく液ごと入れて冷凍しておけば、真夏には最高のシャーベッドになります。余った液も使い道たくさんなので、捨てずにボトルで保存◎アレンジしたものはまた後日にでも!
旬の美味しい桃を堪能しながら、梅雨明けを待ちましょう♫
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今日も図書館日和。
子供達は何を借りてくるかしら。
みなさまも良い週末を!